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今週を振り返って感じたこと 独りごと

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2012年02月17日

 先日の物価上昇率1パーセント目標の日銀白川総裁の発表が好感されてからは日経平均が大きく上昇し、今週の終値は9380円でした。なんにせよ、株価は下がるより上がるほうが万民のためであり、私は大歓迎であります。

 今週始め、ゴルフ会員権業界にも朗報がもたらされ、日高カントリーより名変預託金の減額のニュースが飛び込んできました。
 埼玉県では、昨年発表された同じ株主会員制倶楽部の東松山に続いての入会者への朗報です。
 弊社では偶然、直近に2本の日高の成約がありましたが、その方々に早速ご連絡したところ、承認後に納付する310万円の用意をしていたが、それが100万円ダウンの210万円で済むと知るや、両社の担当者の方々、満面の笑顔でございました。

GC成田ハイツリー|雪景色  また、今日は雪でクローズとなってしまったGC成田ハイツリーですが、本日、9月までは名変料10万円は変更せずを伺いました。また、それ以降当面も継続をお願いしたいという我々の要請にも、約束は出来ないが前向きに検討しようという現理事長からの発言もございました。

 これらの動きは間違いなく会員制倶楽部への入会を検討するゴルファーに朗報なのであります。そして、そのことが会員制倶楽部に人が集まる源になるはずです。



 さて、1月は埼玉の東松山と茨城ゴルフが関東の相場を引っ張ってくれていましたが、続くのが総武となりそうです。昨年後半、年会費倍額の発表から大きく値を下げましたが、ようやく物故者の方々からの売りが一巡し、落ち着いてきた感じです。
 弊社においての成約価格も11月には170万円台での約定だったものが、12月には180万円台となり、1月には200、210万円と推移し、2月16日には220万円台で約定しています。
 新しいクラブハウスの評判が徐々に高まり、駐車場がナイスでハウスのほど近くに多く駐車出来るのも高感度のようです。
 以前に比べ、メンテナンスは超抜群に良くなっていますし、中18番と西9番の排水が良くなったら、完璧の状態で云う事なしになると私には思われます。
 レストランスタッフなど社員教育の底上げが見られますし、更には、ランチ等レストランメニューまた茶店の値段もリーズナブルであり、会員が支払う一日の総プレー料金も他に比べて安価である事も受けている要因と判断します。
 これらのことから、当面は、ジリッジリッと買い方が増えるのではないかと私は見ています。

 しかしながら、その反面、いかに優良と思われるゴルフ場であっても、会員権相場がジリジリ下がり続け、その相場が名変料等の金額より明らかに低額と思われるコースには買いの手は入らないのではないか?とも判断します。
 その一番の反対の例が東松山です。あれだけ優良なゴルフ場であっても、結局ジリジリ下げていく相場(10万円でもなかなか買い手が付かなかった)では誰も買う気が起きないし、冷静になって名変料等の金額と相場を比較した時、その入会希望者の購入熱も冷めてしまっていたでありましょう。
 東松山は致命的と思われた相場から反騰しましたが、この芸当は相当の力を持った倶楽部ではないと成し得ないものと思っています。ですから、東松山さんに続いて当倶楽部もとお考えの倶楽部あらば、相場が致命的になる前に手を打てば宜しいがな〜と思っています。
 
 どうやら、今年はこれまで以上に会員権相場と名変件数の優勝劣敗が益々はっきりする1年になりそうです。
 そんな中で、弊社を含む我々会員権業者は、ゴルフ場さんと会員制倶楽部への入会希望者(ユーザー)の方々の双方がウインウインの関係を築けるような提言をし続けてことが大事なのではないかと感じている次第です。

 以上、今週の独りごとでした。