ゴルフ会員権 ゴルフライフ

　太平洋が破綻したことで、以前からのゴルフ場経営大手会社で法的整理をしていないのは、西武と東急、東武の電鉄系のみとなったことになろうか。
　さて、今回の太平洋の破綻はアコーディアをスポンサーとしたプレパッケージ型の申請であるが、果たしてすんなりと決まるであろうか？
　思い起こせば、２００７年４月、総武都市開発が同じくＰＧＭをスポンサーとしたプレパッケージ型で民事再生法の申請をし、結局はそのままで認可決定となりましたが、あの時の票はギリギリでありました。
　私は今回の太平洋のプレパッケージ型の再生計画、すんなり認可とはいかないように思います。

　昨年の総成といい、今回の太平洋といい、これまでにおいては預託金をキチンと返していたコースです。つまりは、大変会員にとっては両コースは安全でかつ喜ばしいコースだったわけです。
　が、遂に優良と思われていたコースでさえも破綻するというのですから、発行証券の額面金額が現在の会員権相場より安いコース以外はそういう可能性を残していることになります。

　となれば、安全と言えるのは、上記問題をクリアしている預託金制倶楽部を狙うか預託金償還問題がない株主会員制倶楽部を選ぶということになる。
　そこで、今週は、株主会員制倶楽部のコースとは？を皆様に改めてここ独りごとに記します。ちなみに、預託もあるがそれが少数としたコースは下記に含みますが、逆に、株もあるがそれが少数としたコースは含めていません。