ゴルフ会員権 ゴルフライフ

2011は名変件数の優勝劣敗がはっきりした年でした 独りごと

ゴルフライフ>独りごと>2011は名変件数の優勝劣敗がはっきりした年でした

2011年12月16日

 2011年も残すところ15日となりました。
 体調不良で今日16日のゴルフを欠席し、昨日15日の京カン運営推進委員会も途中で退席しました。そして、先ほど11時過ぎに出社したところ、弊社顧客のS.Tさんから「社長、熱下がったの?じゃ、鳥鍋でも食いに行こう!」とのお電話を頂戴し、美味しい鳥鍋をご馳走して頂きました。S.Tさん、お陰で元気が出てきたようです。ありがとうございます!

 日曜日のディズニーランドで、朝の7時過ぎから22時まで、根性入れて奮闘していたからか、一気に体がガタガタになったのが原因かも。このくらいでガタが来るなんて、私の体もまだまだです。

 さて、依然株価は低迷しておりますものの、ゴルフ会員権に関しては、秋口の全く買いがなし状態からは確実に脱皮している感がございます。
 今日も某所で某ゴルフ場の方と懇談しましたが、「名変件数が11月以降着実に増えてきました!」と仰っておられました。

 ゴルフ会員権を買おうとしている最近のゴルファーは、そこで味わえるクラブライフとその当該クラブの会員権価格とそれに掛る名変料一式費用を天秤にかけ、それに見合う会員権を上手に探し出している気がします。
 今年ほど会員権市場において勝ち組と負け組とがはっきり分かれた年度はなかったでしょう。

 今年10周年記念としてPGMが行った名変料充当システム、これは大ヒットでしたね。一昨年、秦野の名変料を525,000から105,000円に下げて、名変件数が爆発的に伸び、名変料収入さえもがプラスに転じたことを活かして実施されたものでしたが、会員権は欲しいのだがその為の費用が高過ぎと二の足を踏んでいたユーザーの心を捉えたものだったと思います。
 欧州の不安定要因からか、秋口以降、大幅に会員権が下がった時も、PGM銘柄は安定した値動きを終始見せていました。
 先の発表によると、2012年、PGMは更に前出の名変料充当システムを制度化するとし、更なるユーザーの獲得を目指すようです。

 また、11月に発表された東松山の名変料及び入会預託金半額もユーザーの心を捉えました。
 発表前に10万円もしていなかった会員権価格は、今や、60万円でも成約が難しい相場展開となっています。
 コースに伺ったところ、これまでにない名変件数の増大でてんやわんやですと嬉しい悲鳴を上げておられました。が、間違いなく、これで倶楽部は活性化するはずです。

 会員制倶楽部とは、そこに入りたい方が多くいるからこそ発展するのであって、退会者続出で、入会者が少ない倶楽部は廃れるのが必至です。
 会員権相場が上がっているクラブとは、退会者より入会者が勢いありのクラブで、相場が下がってるクラブはその逆であります。

 これから数年、30歳から50歳くらいの、そして良質の会員を獲得出来たコースが会員制倶楽部として発展していくでしょう。それが出来ないところは、会員制倶楽部として残れないのではないでしょうか?
 これまでは倶楽部の都合だけで名変料や名変預託金を決めてきましたが、これからは会員になろうとする方々の意向も考えて名変料等を決める必要もあるのではないでしょうか。
 良質の入会者がどうしたら倶楽部に集まるか?すなわち、会員になろうとする方々が入りたいと思う環境作りをした倶楽部が勝ち残る気がします。

 以上、今週の独りごとでした。