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メンバーのプレー料金 独りごと

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2011年05月20日

 ここへ来て、売り物が減ってきたと申しますか売り物が全くなくなったコースが数コース出てきました。山田21や京カンといったコースが今のそれにあたります。
 山田はなんといっても、4月から新メンバーさんも遂に競技に出られるようになったのが大きいと思います。もっとも、もっと前からなされていれば相場も50万円以下には下がることはなかったはずですが・・・。
 京カンの場合は、PGMが今年から採用している名変料充当のニュースが浸透したことと、現在のコース整備の良さが認められているのではないかと思われます。

 さて、今週はメンバーのプレー料金(利用税含)について触れてみたいと思います。
 皆さんもご存知の通り、ビジターのプレー代金には各ゴルフ場ごとにかなりの差があります。また、平日と土日祝日においてもプレー代金には差がございます。ちなみに関東で一番高いプレーフィのコースは太平洋の御殿場コースで、土曜日のビジタープレーフィは41,000円です。
 このように、ビジターのプレー代には各ゴルフ場で違いは見られます。が、メンバーのプレー代金にも各ゴルフ場ごとに実は大きな違いが出ているのです。
 そして、メンバーのプレー料金の差はこれまでもこのコーナーで取り上げました(2006年11月17日号〜12月8日号)が、今週は5年半後のこれを再度調べてみたのですが、その結果を皆様にお知らせします。

 バブル以前、各倶楽部においては、ほとんどのコースにおけるメンバーのプレー料金に差はありませんでした。が、バブル以降、セルフプレーが増えて以降は、各倶楽部においてのメンバープレー料金に徐々にではありますが、差がみられるようになりました。
 また、以前はメンバーであるなら平日であろうと土日祝日であろうとメンバーのプレー料金は一律だったのですが、最近は会員料金においても、平日料金と土日祝日料金とでは結構違いが見られるコースが増えています。

 当然のことながら、セルフプレーの方がプレー代金は安く、キャディ付のプレー代金の方が高くなります。また、カートを使用するコースのほうが歩きでプレーするコースよりカートフィが掛かる分、高くなります。
 では、早速、メンバーのプレー料金関東1都8県を一気に箇条書きにして皆様にお知らせしましょう。

 まずは東京都ですが、セルフでは5,370円から8,000円まで。キャディ付では8,600円から12,015円までとなっています。セルフ5,000円台は赤羽だけで、8,000円台のキャディ付コースは赤羽、小金井の2コースです。

 続いて神奈川県ですが、セルフでは4,265円から9,200円まで。キャディ付では7,415円から12,350円までとなっています。セルフでは東京カントリーが4,265円と安く5,000円台はチェックメイト、小田原湯本、長竹です。キャディ付ではチェックメイト、東京カントリー、長竹、本厚木が7,000円台であり、8,000円台は磯子、小田原湯本、相模湖、湘南シーサイド、大相模、中津川、平塚富士見の7コースです。

 続いて埼玉県ですが、セルフでは3,500円から8,400円まで。キャディ付では6,900円から11,000円までとなっています。セルフでは3,500円の越谷が最も安く、4,000円台が大宮C、大宮国際、美里、5,000円台が北武蔵、廣済堂埼玉、玉川、秩父国際、東都秩父、富貴です。キャディ付では6,900円の美里が断然安く、続いて7,000円台の富貴、8,000円台は大宮C、大宮国際、大宮G、小川、北武蔵、熊谷、児玉、飯能グリーン、飯能パーク、武蔵の杜の11コース。

 続いて千葉県ですが、セルフでは2,200円から8,295円まで。キャディ付では7,840円から11,000円までとなっています。セルフでは9ホールと特殊ながら、総武・北コースの2,200円廻り放題は特別安く、4,000円台は四街道、5,000円台は一の宮・西、大多喜城、亀山湖、ゴールド木更津、総武・印旛、アルカディア、習志野・空港、富士OGM市原、八幡、米原、真名・ゲーリーとなります。キャディ付では、7,000円台が四街道。そして、8,000円台が我孫子、大多喜城、大多喜、上総富士、亀山湖、カメリアヒルズ、鷹之台、成田ハイツリー、館山、平川、万木城、南茂原、山田、米原の14コースです。

 続いて茨城県ですが、こちらは平日と土日祝日とではメンバー料金にも1,000円から1,500円の差を設けているコースが多いのが特色です。料金的にはセルフ3,365円から8,400円までキャディ付は6,850円から10,140円までとなっています。セルフでは3,000円台と安い阿見、美浦、アザレアが大変リーズナブル。4,000円代のコースはニッソーカントリー。5,000円台になるとその数は多くなり約半数に上ります。キャディ付では、唯一の6,000円台が東筑波で、7,000円台が阿見、金乃台、潮来、茨城、大洗、霞南、白帆、日立、マナ、美浦の10コースで、8,000円台が取手国際、江戸崎、かさまフォレスト、金砂郷、スパ&リゾート久慈、グランドスラム、ザ・ロイヤルオーシャン、サニーフィールド、常総、ダイヤグリーン、筑波、つくばね、ニッソー、マナの14コースとなっています。

 続いて栃木県ですが、こちらも平日と土日祝日とではメンバー料金にも差を設けているコースが半数以上に上ります。料金的には3,000円から7,530円まで。キャディ付は7,650円から10,680万円です。3,000円の星の郷ゴルフが最も安く、他の3000円台は日光霧降。4,000円台は大田原、東雲、サンヒルズ、東那須、ピートダイ、パインズ日光の6コース。そして栃木県も多くのゴルフ場が5,000円台で会員料金を設定しています。が、キャディ付はそう安いコースはなく、7,650円の東雲が最も安く、その他7,000円台は都賀と西那須野、ホウライの3コースです。8,000円台はあさひヶ丘、足利城、ゴールデンレイクス、城山、日光、那須国際、東宇都宮、ピートダイの8コースとなります。
 
 続いて群馬県ですが、セルフでは4,800円から9,200円まで。キャディ付は7,400円から11,500円まで。セルフでは4,800円の初穂が安く、霞山も4,000円台です。5,000円台は太田双葉、ヴィレッジ東軽、関越中山、上毛森林、月夜野の5コースです。キャディ付では、初穂と赤城ゴルフが7,000円台で、8,000円台は赤城国際、伊香保、太田双葉、甘楽、関越中山、月夜野の6コースとなります。

 続いて山梨県ですが、セルフでは、4,500円から8,700円。キャディ付では、7,650円から10,650円まで。セルフでは4,500円の富士川を筆頭に甲斐駒が4,000円台。5,000円台は甲斐ヒルズ、ヴィンテージ、境川、レイク明野の4コース。キャディ付では、7,000円台が富士川、甲斐駒。8,000円台は秋山、上野原、ヴィンテージ、河口湖、甲府国際、甲斐ヒルズ、春日井、都留、都の9コースとなります。

 続いて静岡県ですが、セルフでは、4,800円から8,980円。キャディ付では7,640円から12,025円まで。セルフでは稲取の4,800円が安く、5,000円台は朝霧ジャンボ、伊豆国際、掛川グリーン、下田、新天城、日本平、浜名湖の7コースです。キャディ付では日本平の7,640円が安く、8,000円台は朝霧ジャンボ、伊豆下田、稲取、菊川、裾野、静岡よみうり、豊岡国際、新天城、浜名湖、浜松、富士カン、富士見ヶ丘の12コースとなります。

 コース数が多く、ビジター料金も安い傾向にある栃木県や茨城県はメンバープレー料金も安く設定されており、また、他のエリアにはそう見られない平日と土日祝日とのプレー料金に差をつけているコースが多く見られるのが特徴です。

 関東1都8県では、セルフでは千葉の総武・北コースが2,200円廻り放題と最もリーズナブルで、キャディ付では埼玉の美里、茨城は東筑波の両コースが6,000円台と一番安いコースでした。

 市川造園グループは、メンバーのプレー料金が安いのが特色です。が、これはメンバーには大変ありがたいことです。
 さて、皆様のホームコースは一体どれくらいのプレー料金ですか?

 今日のところは間に合いませんでしたが、次回あたりには今回調べた1都8県のデータを表にして、皆様方にぜひともお知らせ致したく存じます。

 以上、今週の独りごとでした。