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2011年03月25日

 現在の日本は、どことなく北朝鮮の如しです。日本からの野菜や日本近海で取れた魚の輸入は認めないなど世界の各国からは、当然のこととは申せ、芳しくない扱いを受けています。
 尚、昨日伺った話によれば、外国のテレビ報道は、今尚津波の映像を繰り返しているそうで、日本は東北地方のみならず、全国が東北地方になっているように報道されているそうです。
 そこに放射能汚染がされているという報道がなされれば、世界中からそれ相応の目で見られるのも致し方ないのかもしれません。

 2年ほど前のハイチ地震での津波の犠牲者に比べれば少ないとはいえ、これだけの先進国でこれだけの被害を受けた国はそうはなかったのではないでしょうか?
 益々便利な世の中になっていますが、人と人との交わりはどんどん希薄になり、困った時はお互い様の気持ちも持てなくなりつつあった今日において、人や物に感謝の念を持って生きる事の大切さを、そして、普通に生きることができる幸せを我々は震災後改めて思い知りました。
 大勢の尊い人命が失われ、大事な家が流されるなど失ったものはあまりにも大きすぎますが、助け合って生きていくのが我々日本民族、との考え方がこの震災により浸透するならば、この日本は震災の復興はおろか、これより先、日本はまだまだ伸びるよ!を実感させるものであります。

 日本の復興の足かせとなるのは、なんといっても福島第一原発問題でしょうが、確かにこの問題が終結するまでには相当の日数が掛るでしょうけど、この問題を含め全ての震災を乗り越えて、日本はこれを契機に大幅な内需拡大を見せて欲しいものと期待しています。
 
 さて、この震災後、私が目標としている事は、私自身が3月10日以前の生活に近づくことであります。
 はっきりいって、この日本、いかに普通の生活に戻れる人が多くなれるかで復興のスピードは変わってくるのではないでしょうか。
 我々東京近郊の人間が目下困っているのは、この電力不足と放射能問題であります。先週までは、これにガソリン不足が加わっていましたが、、、、。

 そんな折、昨日は麻生にゴルフに行ってきましたが、昨日感じた事は、ゴルフ場は被災して困っている方々に十分役立ててもらえる場所なんだを再認識しました。
 
 今日も同業他社さんから「前田さん、麻生の震災状況はそんなに酷くないんですねー」という言葉を貰いましたが、近隣のコース(ダイヤグリーンやセントラル)状況を伝えるゴルフ雑誌を見る限りは、皆さん悲惨と思ってしまってるのでしょうね。
 大体がそれらのコースも、手前どもが直接ヒアリングし調べた上においては、写真を見て思うほどの惨劇状況ではない、ということでした。
 
 その反面、福島県のゴルフ場は、震災の被害というよりも原発問題で、ほとんど震災の影響を受けなかったほんの一部のゴルフ場を除いて営業の目処が立っていない状況のようです。
 また、茨城県は県北のコースが震災による影響大の模様であり、更には、県北地区は福島原発の心理的影響が出て、来場者数に影響が出ている模様です。

 しかしながら、ゴルフ場の場合は、水道関係においても井戸水を引いていたり、電力関係においても自家発電の設備を持っているコースも多いので、計画停電もなんとか凌げるというコースも多いはずです。
 ぜひとも、ガソリン不足も解消された今、また、今のような時にこそ、メンバーさんが大挙して当該ゴルフ場に来場され、暗い気持ちになりがちなのをゴルフで吹き飛ばし、ゴルフ場を賑やかにしてもらいたいと願っています。

 以上、今週の独りごとでした。