ゴルフ会員権 ゴルフライフ

ゴルフ場ってそれぞれが全然違ってるんです 独りごと

ゴルフライフ>独りごと>ゴルフ場ってそれぞれが全然違ってるんです

2011年03月04日

 会う人会う人に、今年のゴルフの回数はこれまでよりずっと減りますからとお話してきましたが、どうしてどうして、今年の63日中ゴルフに26回行っているのですから、今のところでは、減っているとは到底云えない状況です。
 特に、2月20日以降のこの2週間では、10回と極端に多くなっています。場所も埼玉は鳩山、武蔵、飯能の3コース、神奈川は相模、湯河原の2コース、千葉では麻倉、中山、きみさらず、上総モナークの4コース、で、茨城ではザ・インペリアルの1コースと満遍なく、各地区でゴルフをしています。
 同じ時期にゴルフをしていると、そのコースの違いが手に取るように判ります。コースレイアウトは勿論の事、水はけの具合、芝付の具合、グリーンのスピードとそのメンテナンス、松の木など樹木の手入れ具合、この時期のお客様の入り具合、各々の支配人の動き、スタッフが何処を見て動いているか、メンバーさんの年齢層はどうなのか、また、ゲストの方々の年齢層はどうなのかなど、結構詳しくその違いが自分のブレインに入ってきます。

 ゴルフ場はサービス業の最たる業の一つですが、やはり各スタッフが連携して、そのメンバーさん及びそのゲストの方々が満足されるサービスを提供してこそ、一流のゴルフ場と言えるでしょう。
 今回の10コースでは、一番私はナイスサービスと感じたのは、きみさらずです。支配人、フロント、マスター室、レストランスタッフ、キャディさんと全てが同じベクトルに向かって進んでいると感じるサービスです。
 また、残念ながら、この中にはあれまーというコースも見受けられました。各々がお客様にサービスをという気持ちはあるのでしょうが、全スタッフできっちりした一つの大きなサービスを成し遂げようという意思が伝わってこないのです。ですから、バラバラのサービスになり、その確固たる思いがメンバーやそのゲストにイマイチ伝わらないので、コースとしての評価が低くなるのです。
 基本的には人間は嫌われるのを嫌がる動物ですから、進んで悪い話をあまりしたがりません。ですが、もし、その話を人がした場合、そのクレームを大事に受け止め、その人の言葉を素直に聞ける会社でなければ、いくら日頃から、素晴らしい理念を掲げていても、全く意味のないものになります。

 私が最近ゴルフ場の評価をする時、何を観てゴルフ場のメンバーの質を推察しているかと申しますと、お風呂場の洗面器と椅子の置き方がどうなっているかなどをチェックしています。
 まず、名門コースでは、自分が使った後、洗面器にお湯が残ったまま放置されているのを見かけることがありません。それより、使った後は各人が、椅子の上に洗面器をキチンと置いて、その場を立ち去っています。
 つまりは、当たり前ながら、次に使う方が気持ち良く使える状態にして立ち去るのが礼儀と無言に表しているのであります。このような点が、ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われている所以でもあります。
 ちなみに、今回の10のコースで一番これらがキチンとされていたのは、相模であり、二番目は武蔵でした。
 ゴルフ場の伝統というのは、そこでプレーする方々の質から確立されるものであり、それらが受け継がれて行くものです。

 皆さんも、入会するゴルフ場を選定する際、上記をチェックされてみては如何でしょうか?

 以上、今週の独りごとでした。