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講演“親が子供に教えること”・・・石川勝美より 独りごと

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2011年1月14日

 先週は仕事始めでもあり、会員権市況は今週からが動き出しましたが、比較的堅調に買い注文が入り始めています。
 ウサギ年、このままピョンピョン会員権市況が跳ねてくれると嬉しいと思っています。

招待状

 さて、今日は恒例のゴルフ16団体2011年ゴルフ新年会に参加してきました。
 今年の講師は石川遼プロの父、石川勝美さん。タイトルは「親が子供に教えるべきこと」でした。
 父勝美氏は、最初、高校生の石川遼選手がプロ転向する事に反対したそうです。当然ながら、高校生でもあり、ゴルフは上手くとも世の中の動き(例えば為替や株価の動き)が全く分らない人間がプロ転向したのではプロゴルフ界の評判も落ちると思ったからだそうです。すると、暫くして石川遼選手はお父さんの勝美氏に株価や為替をはじめ、経済の事もある程度自分は勉強したから何でも質問して!と迫ったそうです。
 また、なんでも、石川家は家族のお互いがよく相談をする家柄のようです。おじいさんと勝美さん、勝美さんと遼選手、遼選手とおじいさんなど、相談をし合える家族、言うならば、風通しの良い家族、また、コミュニケーションが充分取れた家族と云えるでしょう。
 思ったことは、ウチの会社もこういう会社を目指す目指すと云いながら実は出来ていない、要はそれを実行できるかどうかである。そして、実行できるかは日々日頃の教育と訓練に掛っている、でした。
 
 私が当時石川遼選手で最も驚いたのは、高校1年生がプロの試合で勝ったということよりも、その時のインタビュー時におけるあの受け答えのセンスの高さだったのですが、それはこのような日ごろの家族とのコミュニケーションがあっての賜物だったんだを再確認した次第です。
 今回の話で特に滑稽だったのは、遼選手は小学生時代、お父さんの車でのゴルフ場への移動の際「お父さん、いつ着くの?あとどれ位?」と尋ねたそうです。いみじくも、この会話は我が家での車移動の際の子供が毎度毎度私に聞く言葉です。勝美氏はこの時、ナビの残り何キロと今の車のスピードから遼選手にあとどのくらいで到着するかを尋ねたそうです。笑いがこみ上げてきました。なぜなら、これとおなじような親子の会話が私の車でもいつもなされているからでした。
 そして、更に共通しているのはその答えがキチンとなされるまで、しつこいまでにその問題が車内で繰り返される事でした。
 そして共通していたのは「パパ、もういいいよ、その話は!」となる件でした。

 またご両親は幼少の頃の遼選手に盛んに童話を読んで聞かせたそうです。そして、父親の勝美さんは遼選手に「とにかく本を読め!」と進言してきたそうです。

 父勝美さんはそれはもうスパルタで遼選手と向き合ってきたそうです。しかし、厳しく接しながらも同時に笑いも絶やさずを大事に実践してきたそうです。
 また、言葉での遊びを家族で重点的に取り入れてきたそうです。例えば、現在大ブレイクの“整いました〜、○○と掛けて△△と解きます、その心は、、、”を小さい時からやっていたそうです。
 例えば、富士山近くに行った折には、富士山と掛けてタイガーウッズと解きます、その心はどちらも雲の上にあります!と綺麗なものもジュニア時代に遼選手は作ったそうでした。

 今日の講演から私が学んだ事は、子供の教育において大事な事は、子供の時から自分の言いたい事を自分の言葉で相手に上手に伝える訓練をさせておくことである、であった。
 また、家族であろうと会社であろうと、良い家族や会社になるためには何事もキチンと連絡・相談が出来なければならないでありました。

 以上、今週の独りごとでした。