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直近1年間にプレーしたゴルフ場の一言特集(後編) 独りごと

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2010年12月10日

 いよいよあと20日余りで今年も終わりになりますが、皆様、如何お過ごしですか?
 今年は、2月からゴルフ雑誌ALBAの1項を受け持つなど、これまで以上に書き物をして過ごす時間が多くなり、更には昨年を越える現場廻りもあったりして、直接の仕事には貢献していないものの、多くの時間をパソコンに向かいながら書き物に追われていました。
 が、いつかこの体験が生かされる時があると信じ、邁進していきたいと思います。

 では、先週の続きと参りましょうか。

スパ&ゴルフリゾート・・コースはそれなりだが、コテージ&お風呂の温泉などは最高。ファミリーや法人接待用として考えるなら抜群

フレンドシップ・・・・・最近全組にカートが導入された林間コース。フェアウェイの水はけの良さに思わずビックリしたコース。レイアウトは万人受けするコース。

カレドニアン・・・・・・レイアウトの妙とバンカーの白砂とフェアウェイの緑とのコントラストの鮮やかさは素晴らしい。また、メンテナンスの良さは抜群。富里同様、競技が多く開催されるコースで、マッチプレーの回数も多い。

四街道・・・・・・・・・東関道・四街道から程近いアクセス抜群のコース。グリーンは高麗の1グリーン。決してメンテナンスが素晴らしいとは言えない大変庶民的なコースだが、実に味わい深いコースでもある。

山田・・・・・・・・・・このコースも今年から全組カート導入。レイアウトが面白いコースで、特に6番ショートコースは圧巻な造り。現在は、6コースの共通会員制倶楽部です。

湘南シーサイド・・・・・海に近いシーサイドコースで同時に平で廻りやすい。アクセスも抜群。レイアウト的には同じような箇所をグルグル廻るような造りになっているコースだが、水はけが良く、また、芝の状態は素晴らしい。

桂・・・・・・・・・・・北海道のPGMコースの一つ。P−CAPを利用してプレー。レイアウトからハウスから全てがお洒落という形容がピッタリのコース。そして、お風呂がとってもゴージャス!私、大いに気に入りました。

小樽・・・・・・・・・・北海道で最も歴史があるコースでジャパンオープンも開催。電動ではない手押し式のカート使用。グリーンの整備が抜群の距離があってフラットなリンクスコースです。

札幌・輪厚・・・・・・・ご存知全日空オープンの毎度会場。ドッグレッグが多く頭を使うコースで、随所に井上誠一らしさが顔をのぞかせる。コース内にある全てが上質を感じさせるコースであります。

武蔵・豊岡・・・・・・・圏央道・入間からとても近く至便な場所に位置している、2009年の日本オープン会場。ハウスが新しくなったが、このレストランからのビューが素晴らしい!メンテナンスには元々定評があったが、コース木々の剪定により、更に明るくモダンなコースになったと実感。

軽井沢G・・・・・・・・入会が一番難しい!?と言われている白洲次郎さん縁のコース。ポスピタリティーは日本一と感じるコースで、メンテナンスも超一流。特に、ラフの均一さには驚くばかりだが、オール野芝で実に粘っこい。

富士CC・・・・・・・・御殿場インターから誠に近い至便な場所にある、赤星四郎設計の手造りコース。ハウス内に写真(絵)のように映る富士山は絶景!歴史と伝統を感じさせるコースだが、最近の相場低迷は実に残念!

新沼津・・・・・・・・・初めて伺ったコース。沼津インターから近く、ハウスは立派であるが、接客姿勢にはイマイチ感を覚える。今年廻ったコースの中ではうーんだったかな。

岡部チサン・岡部・・・・赤松の美里コースが有名だが、岡部も短いが楽しめる設計。食事は美味しく、倶楽部の雰囲気は活気があるように映る。新しく誕生したカナディアンバスもナイスでした。

飯能グリーン・・・・・・総合評価の高いオールキャディ付のゴルフ場。キャディ(キャス)が若いのが特徴。距離もあり、メンテナンスも○で、真心も十分感じられるコースです。電車での便もよく、ご機嫌なコースに映りました。

内原・・・・・・・・・・完全歩きの林間コース。友部のスマートインターから近く至便。10番へ向かう道中が長いのが玉に瑕だが、総合ポイントは高い。食事が美味しいのも特徴。

成田G(2回)・・・・・コースレイアウトもさることながら、一番の売りは芝の上から打てる練習場の充実振り(無料)とハウスの豪華さと接客姿勢は抜群。コースまでのアプローチ道路も最高!

鳴沢・・・・・・・・・・この辺り(河口湖周辺)で一番新しいクラブだが、コースの雄大さと美しさではナンバーワン。サンシャイン抜群のハウスも素晴らしい。

成田ハイツリー・・・・・紅葉と言えば誰しもが秋を想像する。が、ここの紅葉は春と秋の2回あるのが特徴。ここほど植栽が見事なコースは見たことがない。また、メンテナンスが抜群でもあり、プライベートコースという形容がピッタリ。

レイクウッド・・・・・・接待用コースの代表格。コースの廻りやすさと戦略性の高さの両方を兼ね備えたコース。ハウス及びレストランの豪華さは見事。当然接客姿勢も一流と思いきや、??なのは不思議。

高麗川・・・・・・・・・グリーンの整備の良さは折り紙つきだったが、なぜか今年は猛暑のせい?なのか良いものではなかった。が、キャディを含めた接客は素晴らしく、お風呂や食事も最高。まったりした休日をゴルフ場でという方に最高でしょう。

箱根・・・・・・・・・・森と水のゴルフ場という形容がピッタリの最高級リゾートコース。また、練習環境も素晴らしい。ですが、夏の時期のプレー代はギョッでありますが、それなりの対価は十二分に味わえます。

大利根・・・・・・・・・2010年の日本女子オープンの会場コース。1,2回の来場回数ではこのコースの良さを理解するのは難しく感じます。まさに噛めば噛むほど味わい深さを感じるコースです。特に11月のプレーにおいては、今年のベストコースはここ!を感じました。

東千葉・・・・・・・・・東金インターから4キロと至便な36ホールのチャンピオンコース。現在はオリックスの経営となり、12月より名変も再開。メンバーのプレー代金がちょいと高めかな!?

千葉夷隅・・・・・・・・接客姿勢とメンテナンスの良さには定評があったが、経営が変わった今も尚、その姿勢に変化はありませんでした。このクラスでファーストカットがあるのは夷隅とモナークくらいか!?

花生・・・・・・・・・・若干遠いイメージはあるものの、平成に入って出来たハウスは大変立派でコースレイアウトも面白いアコーディアのコース。ちょっと手入れがどうかな?という箇所もあったが、総じて悪くはないコース。

長南・・・・・・・・・・小湊鉄道が母体の堅実経営会社。ゆえに、償還も全てきっちり。オーソドックスなコースで決して手入れも良いとは言えないコースだが、経営会社で選ぶ方なら○。

鳴尾・・・・・・・・・・2010年日本シニアオープンの会場。日本で3番目に古いパー70のゴルフ場。小さめの高麗の1グリーンはなかなかグリーンオンしない。また、ポスピタリティが高いコースで、また同時に名門を翳さない雰囲気はとっても気持ちが良い。

廣野・・・・・・・・・・各組にメンバーが入らないと絶対廻れない、日本で最も排他的なゴルフ場。ミュージアムであるとか、また、芝から打つ練習場を含め、その廣野の全てが異次元と思えるゴルフ場。なかなかプレーする機会がないと思われるが、一度は行ってみて欲しいゴルフ場です。

神戸倶楽部・・・・・・・キャディがバッグを担いでプレーする。皆さんご存知のブルーム氏設計による六甲山頂にある日本最古のゴルフ場。ちなみにパーは61。カラーボール使用した場合、カラスがボールを咥えていく事が度々あるので、ここでは白い球使用が良いでしょう。

白鳳・・・・・・・・・・ドッグレッグが多く頭を使う成田地区のゴルフ場で、現在はユニマットグループとなっています。大変オーソドックスなコース。

程ヶ谷・・・・・・・・・関東七倶楽部の一つ。都心に近く、手入れが抜群のコース。特にグリーンの滑らかさは関東屈指。開場は大正11年だが、現在の地に開場したのは昭和42年であります。ジャケット着用でランチを食すスタイル(夏のみ最近除外された)は今尚健在。

鹿島の杜・・・・・・・・日本で一番コースレートが高いコース。常に改造を念頭に置き、メンテナンスにも力を注ぐ。故に、メモラビリティーが高いコース。また、グリーンの速さは秀逸。

鹿野山・・・・・・・・・決して距離の長いコースではないが、戦略的なコース。この房総地区では一番歴史があるが、いち早くハウスを建て直したり、1グリーンに改造するなど、先見性がある経営戦略を行う。君津SAスマートインターが出来たことで非常に便利になった。

麻生・・・・・・・・・・プレースタイルを(セルフやキャディ付、歩きやカート使用など)自由に選べるので重宝。オーソドックスな造りながら、アクセントが効いている。今年からアプ練習場が出来るなどの練習環境も良くなった。元々のマネージメントがしっかりしているコース。

取手国際・・・・・・・・大変ワイドな36ホールの林間コース。朝の挨拶の素晴らしさは関東一。とにかく、コースの幅、レストランの大きさ、お風呂の脱衣場、サウナの大きさ等すべてがワイド。

茨城・・・・・・・・・・東西共にトーナメントコースとして何年も使用されてきた風格あるコースであり、関東では数少ない上田治氏の設計コース。間もなく東コースを1グリーンに改造して、2013年の日本オープン開催コース。

 以上、37コースのコメントでした。
 計75コースのコメントを2週に渡って書きましたが、単調な作業が続くものですから、作成に当たり、睡魔がちょくちょく襲って来たりして大変でした。
 が、そんな時には、以下のような過分な力強い御便りを励みに、更にはきっと自分の書くコメントは読者の方々にも評価され役に立っていると信じて頑張ってみました。

 ということで、先日、弊社顧客のT.Tさんより頂いたメールをここにご紹介します。

先日の麻生、お疲れ様でした。
ゴルフ日記を拝見し、あらためて前田さんの記憶力や文章力には敬服しております。
一度プレーしただけで、ここまで麻生の特徴を掴み、読者に伝えることのできる能力はさすがです。これにより「他のゴルフ場の評価も間違いなく的確である」ことは明白です。
また、いつの間にこれだけの写真を撮っていたのか、と感服です。

麻生は、メンバーとして特別誇れることもありませんが、不満もありません。
敢えて言えば、不満の無いことが最大の特徴かもしれません。
メンバー料金も安く、バースデー優待で同伴ゲストの割引など、単に一般非会員を安くプレーさせるのでなくメンバー重視の姿勢も好感が持てます。
雑誌やネットで一般予約広告し非会員を大量にプレーさせるゴルフ場(しかも安い)は、どんなにコースが良くてもハウスが立派でも、会員にはなりたくないと思ってしまいます。
そういう意味では、麻生はメンバーも穏やかな方が多く、居心地はすこぶる良い!と断言できます。
近くに日帰り天然温泉の麻生温泉「白帆の湯」もあり、プレー後の別の楽しみでよく利用します。


 T.Tさん、どうも有難うございました。
 以上、今週の独りごとでした。