独りごと

上総モナークカントリークラブ

2010年09月24日

 9月も終わりになり、ようやく秋めいてきましたね。昨日の祝日はゴルフに行かず、車にも乗らず、家族でゴロゴロしていましたが、気候のおかげで、兎に角よく眠れました。
 いよいよシーズン到来です。

 さて、今週は、この時期の“独りごと”の定番メニューです。タイトルは「選んで正解!と貴方が1年後に思えるゴルフ場、総額100万円以内」であります。そして、今年は現在、このタイトルに最も相応しいコースが募集を開始しますので、ここにご紹介させて頂きます。
 そのゴルフ場名は上総モナークカントリークラブであります。

 今の世の中、前もってメンバーを集めて常にゴルフに行くのであれば、会員権は必要ありません。会員権を必要とするのは“あっゴルフがしたい!と思った時、すんなり出来るフィールドが必要だと思うから”であり、そう思った方々が実際に会員権を購入されておられる筈です。

 ちなみに、その時のプレースタイル(独り予約時)は、キャディ付を希望される方が多いようです。この理由は、何度かこのコーナーで書いていますように、どうしても同じメンバーであっても初めてプレーする者同士という組み合わせが多くなる訳ですから、お世話役のキャディがいてくれる方が安心ですし、更には進行等もよりスムースになるからです。
 しかしながら、これまでもこのコーナーでご紹介して来ました通り、残念ながら総額100万円以内のコースで、キャディ付のみのコースはそう多くは存在していません。関東では、伊勢原、上総モナーク、霞南の3コースだけです。
 上記の3コースは、キャディ付プレーという意味において大変希少価値のあるゴルフ場であり、常日頃から私が推奨する、『そんじょそこらにない特色があるコースの会員権』に該当します。
 このうち、伊勢原や霞南は独り予約やフリーでの来場が多いゴルフ場でもあり、組み合わせに苦労せずとも、プレーは可能でした。
 ところが、上総モナークはメンバー数が600名いないため、独り予約をしたいメンバーからの要望にお答えしようと独り予約枠をせっかく数組持っていても、それらが埋まることがそう多くはこれまではありませんでした。が、これからメンバー数が増え他のコース並みのメンバー数になれば、今まで以上に独りで来られるメンバーさんが増えますので、従来のメンバーさんにとっても新規で入会される方々にとっても、間違いなく今まで以上にプレーしやすい環境になるのではないでしょうか。
 オールキャディ付っていうのは、確かにプレー料金はセルフ時より高くなりますが、プレー時間を含め、様々な点でメンバーには好都合な点が多いものです。大体、ゴルフ場にとって、オールキャディ付に出来るキャディ数を確保すること自体がハードワークであるのです。

 また、カジュアル路線を走るゴルフ場が増えてきている中、上総モナークはプレー時のみならず、来場退場時の服装規定(上着着用&オーバーシャツ厳禁)を厳しくしているコースですので、逆に、きっちりしているゴルフ場だからこそ安心し入会出来たという声を入会された方々から伺っています。
 

 ジャック・ニクラウス設計としては国内初として、当時から話題を集めたゴルフ場でしたが、同時にグリーンの転がりの良さを売りにしているゴルフ場でした。
 私がここで一番最初にプレーしたのは、まだ時代は昭和の頃でしたが、兎に角、誠に美しいゴルフ場でありまして当時の名称“ジャックニクラウスゴルフ場”という名前は私の脳裏に深く刻まれたゴルフ場でした。が、このコースは入会に関して規定が厳しく当時においては、35歳以下はメンバーにもなれず、当時20歳代だった私にはとても縁遠いゴルフ場でもありました。
 更には、京葉道路が浜野までしか伸びていなく、幹線道路整備も遅れがちだった千葉県のゴルフ場の一つだったジャックニクラウスゴルフ場は、プレーヤーにとって、とってもとっても遠いゴルフ場でもあった訳です。
 ところが、ところが、現在は千葉県の道路事情が格段に良くなり、しかも高速道路木更津東インターの開通でインターから25分程度となり、アクアラインを利用する東京都大田区や品川区、中央区にお住まいの皆様や川崎、横浜に在住の方々からは大変便利なゴルフ場の一つになりました。
 確かに昨年来、アクアラインが以前のような魔法の道路ではなくなりはしましたが、それでも平日は今でもガラガラですし、走行距離が短く済む便利な道路であることには変わりはありません。

 このゴルフ場を廻られた方からの感想として、メンテナンスの良さを挙げる方が多いですが、日頃からより多くのゴルフ場を廻っている方々や、日頃から比較的高級なコースをお廻り頂いている方々からの評価が特に高いのが特色です。一度廻られれば、グリーンの転がりの滑らかさやそのスピードに驚くばかりではなく、フェアウェイの刈り高の短さにもきっと驚かれるはずです。
 私がプレー中、モナークのグリーンは時として東京倶楽部(どこまでもスピードが落ちずスーッと滑らかに転がる)を彷彿させ、モナークのフェアウェイは時としてあの廣野(刈り高が短くタワシの上を歩いている感触)を彷彿させたことがあります。つまりは、総額100万円ほどのコースとしては、信じられないコースメンテナンス力を持っているコースなのであります。
 
 モナークの敷地に入って、ハウス到着までグルグルと山の頂上を目指して5分ほど走りますが、この敷地全て(100%)が自社地というのも安心感を覚えますし、貸借対照表をHP上に公表している点も評価できます。そして、この山はモナークにしか通じていない山であり、サルやトンビがしょっちゅうコース内に現れる自然の宝庫的なコースでもあります。

 また、ハウス内にはホテルも併設されており、現時点においてはメンバーは無料で宿泊が出来るようになっています。
 ちょいと如何かな?と私が思う箇所は、車以外での来場者には便が良くない点と打球場が狭い(55yほどしかない)点、そしてお風呂場がチープな点でしょうか?ね。
 そして、私は食事代が高いコースだなと半年前くらいまでずっと思っていましたが、朝食はリーズナブル料金のメニューが増えましたし、ランチでも1000円未満のものが登場するなど、かなり良心的な設定になりました。

 また、このコースは前記した通り、当時から入会は厳しいコースでありました。その後入会規定は、年齢に関しましては緩和されましたが、ご存知の方もおられますでしょうが、今でもメンバー保証人を立て、その方と面接同伴プレーが実施されている倶楽部であり、他の同等相場の倶楽部に比べかなり大変な倶楽部でした。
 が、今回の募集にのみ関しましては、メンバーの面接同伴プレーは免除され、ご本人様の面接のみで入会が可能となっていますので、これまでの方々よりかなり緩和されており、入りやすい設定であります。

 もし貴方が、100万円の予算で、自分の好きな時に、とっても良く整備されたゴルフ場で、プレー時間もそれなりの時間でプレーをしたい、という観点でゴルフ会員権を選ぶなら、貴方にとって上総モナークは最高作品となりましょう!と申し上げます。

 来週の10月1日からこの募集が正式に開始されますが、ご関心をお持ちになられました貴方、ぜひともご用命は、自身がこのコースを気に入り、なんと今年11回(明日の加賀屋縁の懇親会イン上総モナークで12回目)プレーしている男が率いる加賀屋ゴルフへお願い申し上げる次第であります。
 そして、この素晴らしいフィールドで、思う存分、同じメンバーとして私と一緒に楽しみませんか。

 以上、今週の独りごとでした。