2010年08月20日
いやいやいやお盆が過ぎたというのに、この異常なまでの暑さは何なんでしょうか?
熱射病で東京では100名以上の方が亡くなられておられるそうですが、結構日頃から体を鍛えているはずの私でさえ、このアスファルトジャングルを歩いていると吐きそうになりますね。
今や日本は完全に亜熱帯地域と化しました。大体、埼玉でバナナが生るってんですから。で、ハワイなどと違い湿気が多いでしょう、これじゃ体が参ってしまいますね。
先日の17日(火)、2時間ほど花屋のオッチャンと歓談しましたが、お互いに河口湖カントリーに入会したのは大、大、大正解だったなーをしみじみ語り合いましたが、毎年毎年この暑さが襲って来るなら、週末のゴルフは都心から近い河口湖で!もナイス選択と云えるのではないでしょうか?
ということで、昨日も河口湖へ行った私ですが、明日からの土日は今度は家族を同伴し、再度湿気の少ない富士山麓、河口湖へと参ります。
しかし、円高の影響が大きいのでしょうが、株価は冴えませんね〜。このまま経済が体たらくのままでは、多くの方々が、戦国時代で云う討ち死に状態になるのではないでしょうか?
そんな中、会員権市場に目を向けると、名変料を値下げした秦野や稲取は買いたし、買いたしの大人気。やはり、会員権の需要はそれなりにあるんだと再認識しました。
なぜなら、練習場には人が流れているように、最近ゴルフに興味を示す方は増えているんですから。昨日ゴルフをご一緒した20歳台の女性の会社では、遼ちゃん効果もあってか、同年代の方々全員がゴルフをなさっておられるそうです。しかも、聞くにその回数が多いのであります。
よって、この様なゴルフ大好きになられている方々に、会員権は経済的に云っても断然お得よ!と思ってもらえるような存在に会員権がならないと(色んな意味で)いけません。そうでないと、その会員権を扱う我々も淘汰されてしまいます。
今の社会、変なもの、不必要なものは誰も買いません。だから、ゴルファーにとって会員権が変なもの、不必要なものなら、我々の業はなくなって当然です。ですが、会員権って変なものなんでしょうか?
ゴルフが大好きな人間にとって、自分の好きな時にゴルフが出来る環境、つまりはそういうゴルフライフを得られる会員権は貴重な存在なのではないのでしょうか?そうです、本当は会員権ってゴルフ好きには堪えられない代物の筈なんです。
だけど、なぜか会員権の価格は下がるばかり、間違いなく会員権は良い代物の筈なのに下がり続ける。どうしてなんでしょう?もしかして、会員権って悪物?
いいや、そうではないでしょう、決して会員権は悪い代物ではない筈です。じゃなぜ?
それは、今の会員権は本当の会員権ではないからです。
政権交代しても経済環境は一向に改善されない中、会員権を取り巻く環境が是正されない状態が続けば間違いなく会員制クラブは淘汰される、と思った私は、今年前半、何週かに渡り、この独りごとでその事を発信して来ました。更には、連載を頼まれたゴルフ雑誌ALBAの初回号にもこの事を書きました。
株価は上がらず、給与水準も改善されない世の中にあって、インターネットを使えば誰でもが予約を取れる会員制クラブの会員権を、プレー代金もメンバーとビジターとでそう対して違わない会員制クラブの会員権を、そのクラブが付けられている相場価値よりはるかに高い入会諸費用を取られる会員制クラブの会員権を、そして、維持費がとっても高い会員制クラブの会員権を、誰が買うんですか?
ゴルファーなら誰だって会員権は欲しいですし、メンバーになりたいと願っています。しかし、会員権が今のままだとしたら、なかなか旺盛な購買意欲は湧いてこないでしょう。
ですが、メンバーにならないとプレーは出来ない、メンバーとビジターの費用が断然違う、当該コースに入会する場合の入会諸費用はリーズナブル、入会後の維持費は決して高くはないとしたら、会員権、買う気になりませんか?
だって、本当の会員権って言うのは素晴らしいものだからです!
現在の会員権の流通を見ていて私が思うことは、上記のバランスが悪すぎるから会員権を購入して会員制倶楽部に入会しようとは思わないのでは?ということです。
今年初め、この事をこのコーナーで発信し、それから半年後、私は再度発信します。
これから生き延びるメンバーシップ倶楽部は、会員制本来のメンバーでないと予約が出来ない倶楽部。または、メンバー以外からでも予約は受け付けるが、その代わり、メンバーになろうとする人の負担を軽くし、メンバーの負担をも軽くする倶楽部であります。或いは、その倶楽部のメンバーになりたいとゴルファーから嘱望される倶楽部でありましょう。
弊社も自社が淘汰されない様、本当にその方に合っていると信じる会員権だけをユーザーの皆様にご提供して参る所存です。
以上、今週の独りごとでした。