独りごと

私の理想とするゴルファー像

2010年06月18日

 先週のこのコーナーで、今回のワールドカップは、日本代表が弱いから、盛り上がりを見せていませんと書きましたが、ごめんなさい、どうしてどうして、素晴らしい盛り上がりになって来ました。
 やはり、勝負事は強くなくてはいけませんね。強いことで、勝つことで、一段と盛り上がって行くことが実証された感じです。
 なにしろ、家の息子なども、日本代表のユニフォームを着て学校に行って大ハシャギしているくらいですから。
 もし、もし、明日、オランダに引き分けるようであれば、ワールドカップは更に盛り上がりそうです。 

 そして、今日の早朝から生中継されている全米オープン、まだ初日を終えただけですが、石川遼選手が大躍進してくれています。今日は、自身のゴルフのため、6番目のホール(インからだから15番)までしか応援できませんでしたが、明日からは、バンバン応援したいと思っています。

 さて、私の最近のゴルフでの口癖は、「私はツキのみで戦っている男です!」であります。
 きっと、私と廻られた方々は、私が時々口にするこのフレーズを聞いたことがある方はきっと多いのでは?と思います。
 今日も、私は四街道でゴルフでしたが、今日のキャディさん、私の事を『ツキを呼ぶ男』と言い、『ツキも実力』と評しておられました。

 今日の12番ホールで私は竜巻球を放ったのですが、このキャディさん、「大丈夫!前田さんのボールは出てくるから!」って仰られ、林に行った私のボールは本当に左ラフに出てきて、私は見事にパーオンをしたのであります。
 更に、このキャディさん、17番ホールでは「聞くと今日でゴルフ連続3日目だそうですが、前田さんには疲れが全く見えなく、見てて、ホントに楽しそ〜にゴルフをしてますよね、ゴルフの上手い人では珍しいタイプです」そして、「ライの悪いところからミスしても、しゃーあんめーって次、次ってしてますよねー、また、きっと、いつもの転がりと違い打っても届かないウチのグリーンにも、不満めいた事、全く言いませんよね」そして「そういう人にはツキが来るんですよ!」という言葉を発せられました。
 このフレーズで気持ちよくなった私は、上がり2ホールを連続バーディですから、私は、乗せられると木に登るようです(笑)。

 私は常々思っていることは“まずは物事、すべて感謝から入ろう”であります。
 世の中、大体が上手くいかないものであります。当然、プロではない我々のゴルフでも自分の思うボールが番度打てるはずないのであります。
 上手く行かないのがゴルフ、それが当たり前と受け止める。で、時々まっすぐの会心の球が出たら、それを素直に喜び、今のは良かったよーって自分を褒めてあげる。
 ドライバーショットはその辺に行けば良い、アイアンショットはグリーンに乗ればそれでよい、しかし、ピンが近づいてきたときは、絶対にあそこに打つっていう強い信念を持ってアプローチを打つべし。そして、その後のパットは絶対にあそこを通してやるという睨みつけるくらいの眼力でボールをヒットすべし。
 それでもし、それだけ一所懸命にやっても結果が上手く行かなかったら、その時は『そう、それがゴルフ!』とその上手く行かなかった事実だけを、ただ受け止める。
 そして、今日一日、ゴルフというゲームを楽しめたことに感謝すべし。

 私は「前田さん、今日のゴルフ実に楽しかった、またご一緒してください!」って言われるゴルファーになりたいと思っています。そして、そういうゴルファーが私の理想のゴルファー像であります。

 今週はちょいといつもと違う独りごとになってしまいました。