独りごと

正会員と平日会員に不思議な現象あり

2010年05月14日

 いよいよゴルフには最高のシーズンになって参りましたね。
 5月に入り、私は4回ほどゴルフに行ってますが、とっても爽やかでした。この陽気だと、誰もが毎日でもゴルフに行きたくなりますよね!

 さて、ゴルフ会員権には皆さんもご存知のように正会員と平日会員とがあります。
 ちなみに先月は、弊社中嶋が、資格変更(例えば平日から正会員になる)した時名変料が安くなるコースをこの独りごとで発表しましたね。
 今週も種別についてを取り上げますが、今週は正会員と平日会員とで価格が著しく変わる(40%未満)コース、また、そう大きく価格が変わらない(正会員の75%以上)コース、或いは逆に価格が高くなるコースを調べてみましょう。
 えっ、平日のほうが価格が逆に高くなる!?何それ!?って思われた方がきっといらっしゃったことでしょう。

 ゴルフにとらわれず、いかなる会員制倶楽部においても、正会員というものは平日(土可)しか利用できない会員より利用範囲は増えるので、誰しもが正会員のほうが良いと思いますよね。
 例えば霞ヶ関のように、メンバーになるにはまず平日会員になって、それから1年経過後に正会員になる倶楽部もあるくらいです。
 また、正会員ならどんな競技にも出られますが、平日会員はすべての競技には出られません、むしろ、出られる競技の方が少ないと云えるでしょう。
 だから、同じゴルフ場の証券(正会員と平日会員)がそのテーブルにあった時、誰もが正会員に価値を付ける、つまりは高額になるはずなのですが、不思議とそうでないコース(ケース)があります。
 
 では、早速、正会員と平日(土付)とで会員権価格が著しく違う、あるいはほとんど同じコースを調べてみましょう。ちなみに、大概の土付の平日会員のコースは、正会員の半額から6割の価格で推移しているケースが多いのですが、今週は、その領域から大きく飛んでしまっているコースをご紹介します。

 ではまず、“正会員と平日とで著しく価格が違うコース(40%未満)”から参ります。


府中11%
八王子38%
狭山21%
武蔵37%
袖ヶ浦35%
筑波38%
小山18%
レイグランド25%

 上記のコースにほぼ共通(袖ヶ浦・レイグランドを除く)しているのは、正会員は株主会員である点、そして平日会員は預託金会員であることが挙げられます。株主となり、自分自身も経営に参加している意義を持つのとそうでないのとでは、名門コースではかなりの違いがあるのかもしれませんね。また、これはあくまで私の想像に過ぎませんが、それらのコースにおいては、正会員と平日会員とでは、言葉には表せない何かの違いがあるのかもしれません。

 では、次に“今度はそう大幅に変わらないコース(75%以上)”に行ってみましょう。


立川国際86%
武蔵野77%
津久井湖81%
川越76%
高坂90%
京葉100%
総武80%
船橋90%
常陽75%
フレンドシップ80%

 上記は、昔から正会員と平日会員との金額の差がみられなかったコース群です。アクセスが良く、平日のビジター料金もそこそこしているのが特色です。だから、日祝にはプレーしないし、また競技には興味はないが、平日にプレーをして楽しみたい方に受け入れられるコースと云えるでしょう。

 では、最後に“平日会員の方が正会員より価格が高いコース”を発表します。


長竹105%
鎌ヶ谷104%
習志野110%

 この上記3コースとも、バブル崩壊後においては正、平の価格がよーく逆転するコースです。アクセスが良く、平日においても、お天気の良い日にはお近くにお住まいの多くのメンバーさんがフラッとくるコースでもあります。また、例え、平日の会員権相場が正会員より高くなろうとも、名変預託金等を考えた時、入会総費用が全然安いというのも特色です。

 ゴルフは平日、好きな時にドシドシ、で、競技には興味なし、但しコースは近いところに限る、という方々には、今回取り上げた上記の3項目の平日コースは、いずれもナイスコースと云える気がします。

 今回の独りごとにおいて、上記の3項目コースに対する私独自のコメントを出しましたが、皆様もどうしてこういう結果になっているのだろうか?を貴方自身でぜひ考えて見て下さい。そして、ナイス推察が思いつきましたら、どうか、弊社にご投稿下さいませ。お待ち申し上げております。

 5月29日(土)加賀屋懇親会イン中山のドロー表は発送済みなので、参加者の皆様の元へは今日明日には到着のはずです。もし、明日以降で到着しない場合は、ご連絡下さいませ。
 また、6月3日(木)加賀屋300万ラウンド記念加賀屋杯のドロー表は5月21日に作成し、皆様の元へご郵送の予定となっております。
 この事、重ねて宜しくお願い申し上げ、今週の独りごとと致します。