独りごと

ゴルフをしていると

2010年02月26日

 今週の木曜日の25日、第2第4木曜日が発売日の某ゴルフ雑誌において“ゴルフ場選び”という新連載がスタートした。その筆者は、どうやら会員権事情に明るいようなのだが、自身ゴルフが大好きのようで、ここ10年で1350回ゴルフに行っているらしい。昨年などは自己最多となる164回ゴルフに行ったそうな。その上、会員権に詳しいだけでなく、筆者自身が会員権コレクターだそうな(笑)。
 ゴルフに行きながらそのゴルフ場の感想等を一日たりとも欠かさず9年間ほど書き込み続け、また、毎週末には、ゴルフやゴルフ会員権に纏わるコラムを発信し続けてきたからこそ、このようなありがたい連載のお話も頂戴したのであろうと思われます。
 この連載が何時まで続くかは分りませんが、会員権を考えたいユーザーの為、また、会員権業界発展の為にも、私は自身楽しみながら書いてみたいと思っています。
 もし、お読みになられました人がおられましたら、ご感想などをお聞かせ頂けると嬉しいです。
 
 さて、世界のトヨタでさえ大変厳しい状態の中、会員権は動きを見せ始めました。但し、全ての会員権という訳ではなく、似非ゴルフ場ではなく、クラブライフがちゃんとしているゴルフ場の会員権が動き出しています。
 その証拠に、弊社の約定の銘柄を見てみますと、会員からの連絡ではないと予約が取れない、それなりのコースの成約が実に多くなっています。
 情報化社会の中、ユーザーの皆様の目が間違いなく肥えて来ております。そのため、少しでも、これはダメかな?というコースには買いが入りません。。

 さて、ゴルフ場には色んなゴルファーが集まってきます。組単位の友人同士でしかゴルフに行かない人たちは、さまざまなゴルファーとの出会いはまずないでしょう。
 ですが、ゴルフ会員権を購入し、一人でゴルフ場に行くようになると、同じ趣味を持つさまざまなゴルファーと出会います。
 兎に角、この出会いが素晴らしい!
 昨日まで全然知らない者同士が出会い、そこから友情を深めていくという話は弊社“生声”や”入会して1年後”などに出ています。なんてったって、これがゴルフ会員権を買うことの一番の醍醐味でもあります。

 ですが、出会うゴルファー皆が自分にとって良いゴルファーであるとは限りません。今日一日のゴルフ、あんまり楽しくなかったというご経験は皆さんにはありませんか?
 普通の方より多くゴルフに行っている私ですが、実は、私はこのような経験はあまりありません。しかし、当然ながら、皆無ではありません。
 私が覚えている限り、同伴競技者に対し、どうしようもない怒りを覚えたのは2度だけです。
 1度目は、ある年のパブリック選手権での一コマでした。ある学生ゴルファーが、18番目の最終ホールのグリーン周りで、自身あまりにも不甲斐ないアプローチをした為、チクショーと自身のクラブを芝に叩きつけた時です。スタート直後からもその傾向は見え隠れしておりましたが、私は「親にゴルフ代を出して貰っておいて、自分のミスを芝に八つ当たりする態度は何なんだ!」と一喝しました。
 その学生さんはプレー後私に「すみませんでした」の言葉を発せられました。(^O^)
 2度目は某ゴルフ場での競技時、あまりに絡んでくるゴルファーに私自身が憤りを感じ、「人のラインを何度も踏むような方がマナー云々を言うべきではない!」と言ったことから非常に雰囲気が悪くなりました。ま、この時の私は、間違いなく私のゴルフ人生で最大の苛立ちの中でゴルフをしていましたね。
 ハーフ終了後、私はふと反省し、その方に「失礼な言い方をしてすみませんでした」の言葉を申し上げました。

 面白かったのは、二日後、この2度目の話を顧客の方にした時で、その方は、「あー、そうでしたかー、でも、前田さんは結構ゴルフに行っている割に、あまりゴルフでいやーな思いをした事がないんだね」と仰ったのです。その方は私に、嫌な気になったゴルフが少ないという意味の言葉を発せられましたが、中には逆に、私の2回は多いよなーとお思いの方もおられるでしょう。
 多いか少ないかは皆さんのそれぞれの基準で各々違いますから、ここで論じ合いませんが、そういう思いをする事は大なり小なりあり、それは、誰にでも起こり得るということを知っていて欲しいのです。
 何が正しくて何が間違っているのかは皆さんそれぞれの基準によって違います。プレーが早い人や遅い人(雑な人・慎重な人)、それぞれプレースタイルも各人によっては、取り方も様々です。
 ですから、皆さんに感じて頂きたいことは、所詮、人間という動物は十人十色様々です、だから、お互いがお互いを気遣い、プレーをしていったならば、結構それらは防げるんじゃないかなーということです。
 知らない人とゴルフ場でお会いしたのも一期一会で、実に素晴らしい事であります。
 であるなら、どうか皆さん、なるべくその方の良いところを見るようにしてプレーしてみてください。きっと、諸々の苛立ちが少なくなり、プレー内容も良くなると思われます。
 せっかくのゴルフ、その楽しい筈のゴルフをつまらないゴルフにするかは貴方次第と云えるのではないでしょうか?

 以上、今週の独りごとでした。