独りごと

倒産と破綻、そして、会員制クラブと会員制ゴルフ倶楽部

2010年01月22日

 1月22日(金)、南総・ニュー南総が民事再生法を申請し、同日保全命令を受けました。
 平成19年10月3日に成田ゴルフ倶楽部が民事再生法を申請した時、おや、これは南総ももうすぐかな?との疑念を抱き、償還時期を迎える昨年の平成20年春以降からは、何時だろう何時だろうとビクビクした日々を私は暫く過ごしました。が、それから更なる1年が経過した平成21年春頃からは、問題なしなのか?との思いに変わり、そのビクビク感は私の中から消えつつありました。
 が、成田ゴルフ倶楽部が破綻した2年と3ヵ月半後、とうとう南総・ニュー南総カントリークラブが民事再生法の申請を行いました。
 破綻というと、私が入っていた赤坂のクラブ・シティクラブオブ東京も年始早々に破綻しました。なんと1月5日で店自体も閉鎖されてしまい、今は電話しても虚しくテープ音声が聞こえるだけです。
 悪い話というのは常に、このように突然襲って来るわけですが、この話を同じクラブのメンバーさんから聞き受けた時、私があまりに冷静に「残念ですねー」とか「しょうがないですねー」とまるで第三者のように電話で話したものですから、同じクラブのメンバーの電話の向こうの相手の方は「あれ、前田さん、全然動じないんですね、あっわかった、前田さんはこれまでも何回かゴルフ場の破綻に遭遇しているから、これらの類の話が来ても、そうは驚かないんだな」と仰られたのには笑ってしまいました。
 この事実は、間違いなく私にとって大変な痛手に違いありませんが、今更どうあがいたってしょうがないのもこれまた事実です。どの道、シティクラブに私が払ったお金は全く戻って来ないでしょうからね。
 
 しかし、このシティクラブの倒産で感じたのは、会員制クラブの破綻というのはいわゆる完全な倒産になるという事。しかし、会員制ゴルフ倶楽部の破綻の場合は再生型破綻が圧倒的に多いので、倒産という言葉よりやはり破綻という言葉のほうが適しているなと云う事です。
 だから、破綻後もゴルフ場だとプレーしたり、食事したりと利用することは出来ますが、会員制クラブの場合(今回で云うシティクラブオブ東京)は閉鎖されてしまっていて、利用することすら出来なくなります。
 それにしても、スタッフの方々は一体どうなっちゃったんでしょうね。素晴らしい接客をして下さった素晴らしい方々ばかりでしたが、、、、。
 幾度となくお客様との会合に使いましたが、実に品があって良い雰囲気のクラブですね!とお客様方からもなかなか好評だったんですが、、、。
 とっても、とっても残念でなりません!

 今週は本当は先週の続きを書こうと思ったんですが、先週の話はまた来週にでも書くことにしましょうね。

 さて、いよいよ明日は、加賀屋ゴルフ縁の方々の懇親会イン鶴舞編の日であります。ご参加頂いた方々の嬉しそうなお顔を想像しながら、張り切って参りたいと思いますので、参加の皆様、宜しくお願い致します、で、皆様9時集合ですよー! 

 以上、今週の独りごとでした。