独りごと

レクサス選手権初日観戦記

2009年11月06日


 11月5日(木)大利根カントリークラブさんからのご厚意で、レクサス選手権への来賓としての招待状を頂きましたので、初日に行って来ました。昨年もこのご厚意を頂戴しておりましたが、骨折の為、出向くこと叶わずでしたから、出かける前からワクワク感一杯であります。


 今年も数回ここ大利根にはやって来ておりますが、進入道路からの雰囲気が全く異なります。流石に今日の大利根からはトーナメント会場としての威厳と華やかさを感じた次第でした。
 いつもの駐車場スペースは、トーナメント用の車で一杯になっており停められませんで、下の駐車場に停めましたが、私などコース内の駐車場に停められるだけで幸せであります。

 ハウスに入るや田熊常務の出迎えを受けて、芳名帳にサインを致し、会員課の山形さんと挨拶を交わします。
 兎に角、ハウス内では、これからスタートする選手たちの顔を間近で見ることができます。そして、選手に最も近づくことが出来るのはトイレかもしれません。



 一番最初は、今トーナメントでは使用しない西コースのグリーン周りに設営されているアプローチ練習場に行き、プロのアプローチの技がどんなものなのかを見に行きましたが、私の勉強不足から知らないプロばかりだったこともあり、そしてあまり参考にならなそうだったので早々に引き上げる。そして、隣の打球場(ここも使わない西コースを打球場に変えてある)へも行きましたが、この時刻では誰も球を打っていませんでした。

 受付で頂いたドロー表をもとに、どの選手に付こうか考えましたが、まずは、18番のギャラリースタンドに陣取り、数組のパーティを眺めておりました。18番グリーン上での皆さんのプレーを見ながら、「あれ、このホール、9番じゃないの?このホールって確かロングで私が大好きな9番のロングホールだったはず、、、、で、18番は確かミドルだったはずだが、、、」どうやら、通常のアウトとインを今トーナメントは逆にしているようである。で、頂いたドロー表の裏のコース図面をじっくりと眺めていると、いつもはロングロールである4番(今トーナメントでは13番)がミドルになっていることに気が付いた。つまり、今トーナメントはいつもの7,024yパー72から13y短くなったパー71で行われている事に私はようやく気が付いた。


 で、どうせなら今日調子の良いリーダーズボードの上位者のプレーを見に行こうとなった時、ワイフがこの人の名前面白い!とすし石垣の名前を指した。で、その組(伊沢利光プロと宮瀬博文)が丁度9番(いつもは18番のミドル)を上がって来ていたので、ハンチング姿のすし石垣の組を見ようとなった。
 ところが、インターバル休憩が入るよう(ハーフターンがすぐに出来ないよう)だったことから、私たちも丁度お腹もい空いてきたので、2階レストランで食事をすることにした。
 時間が早いこともあり、比較的レストランも空いていた。食事中も観戦しやすいようにの配慮からであろうが、いつもの座席の配置とは異なっていて、窓にくっついた席が数席用意されていました。
 スタッフの方はいつもの面々の方でありますが、何故かいつもよりにこやかな接客に感じました。初めて来場したワイフは、流石は大利根!感じが良いわねと呟いたのですが、確かに私もナイス接客と感じ入った次第でした。


 食事を終えて、コース内に戻った時、すでにすし石垣の組は11番(いつもは2番)のグリーン上でした。その後、12番(いつもは3番)のショートを見て、前のパーティ、宮里優作プロらの組13番ミドル(いつもは4番ロング)のティーショットを見ていましたが、483yのティーショットをコーナー目掛けて3人が3人とも3wで打っていました。
 ここで、セカンドを左ラフから打たれた五十嵐雄二プロのターフ跡を見ましたが、結構ラフは深い状態でした。ここで、ラフ&ファーストカット、フェアウェイ、練習グリーンの写真を撮りました。


 
 丁度そのまま付いてこうとしたとき、丸ちゃんを見たいとワイフが云うので、ドロー表で探すと、隣の2番(いつもは11番)に現れそうだったので、ティーグランドを目指そうとしたその時、丸ちゃんらしきスイングの人が私の得意な竜巻球を打つではありませんか、バキバキという音と伴に、左林入口に黄色いボールは飛んできました。そうです、やはり紛れもなく丸山プロのボールでした。ちょっと苛立ちを隠せない丸山プロでしたが、残りグリーンエッジまで247yとキャディが云っていた場所から低い球で林の空間を打ち抜いて、グリーン手前のバンカーに運びました(残念ながらボギーだったが)。
 ワイフは「やはり丸ちゃんはオーラがあるね」と云っておりましたが、くしくも同じ事をワイフは尾崎将司プロからも感じると云っておりました。ジャンボ尾崎プロからは、とにかく私は近付きがたい雰囲気を感じた次第でした。

 

 ギャラリーテントも拝見してみようとやって来ましたが、いつもはアプ練習場及び打球場のスペースにギャラリーテントが設営されておりました。
 
 13時半になると、打球場に初日の18ホールのラウンドを終了した選手たちがやって来ます。まずは、以前石川の星と謳われた川岸良兼プロの練習風景を見て、それからはB・ジョーブ選手のフェードボールを、そして、その後はずっと同じクラブ(多分3w)ばかりで練習を続ける井戸木鴻樹プロの軽いフェードボールを30分程見ていました。いやー、この打球場はイイですよ、プロが放つ球を見るのは勿論ですが、プロ同士の実際の会話、結構、面白かったです。
 しかし、流石に陽が当たらなくなった場所でずっと座り続けていると、ものすごく体が冷えてきましたので、14時半、打球場を後にし、ハウス内に戻ってきました。
 そして暫く経った後、山形さんにご挨拶を申し上げ、会社へと車を走らせました。

 36ホールあるコースというのはこういう時、物凄い力を発揮しますね。選手たちに提供する打球場及びアプ練習場の見事さは云うに及ばず、また、ゆったりしたギャラリーテントの確保にも充分の広さとなります。
 もし、観戦に来られるのでしたらとにかく誰もいない西コースをブラブラ歩いてみてください。右も左も立派な松林だけの散歩道、散策するだけで素晴らしい佇まいであると感じます。
 また、ハウスを出た後の砂利道、これがまたたまらない風情を醸し出します。
 そして写真にも撮りましたが、このコースの芝、2年前とは雲泥の差がありますね。ものすごく粘り気が出て来て、芝付きが素晴らしいものに変わっています。
 また、林の中の芝も生き生きした芝となっており、日頃のメンテナンスに力を入れている様が感じ取れます。
 大利根は男子プロトーナメント会場であるという誇りからなのか、レストランスタッフの方々の接客が格段に良くなりました。言葉は悪いですが、大利根からはどことなく田舎のコースという印象がぬぐえないなぁと思っておりましたが、今日はそのような印象を一切感じることはありませんでした。

 今回、プレーせずに大利根を廻ってみて、大利根恐るべし!と感じてしまいました。実は、3日後の月曜日、最終日のピン位置の大利根を実際に廻るんですが、どう感じる事が出来るか実に楽しみです。

 尚、土日の大利根プレー観戦者の皆様、くれぐれも暖かい格好で行かれて下さいね。プレーしないゴルフ場は結構冷えますよ!また、開催コースの東コースだけではなく、是非、西コースも散策してみてください。実に風情があってイイですよ!


 以上、今週の独りごとでした。