2009年06月26日
先週のアクアライン・アンケートにお答え頂きました234名の皆様、ご協力誠に有難うございました。
コツコツ日誌でも触れましたが、結果は、イエス126票に対しましてノー108票という結果となりました。割合で表示しますと、53.8%の方が新価格に賛成され、46.2%の方が旧価格に賛成されました。
私は実は、逆の結果を予想していましたが、やはり世間は“安いが宜しい!”ということのようでした。
今回のアンケートに関して、弊社顧客のS.Tさんからお便りが来ていたので、ここにご紹介します。
ご無沙汰しております。加賀屋ゴルフのアクアラインのアンケートお答えしました。確かに1000円になって以来、○△◇○△・○△の両コースに行く度に失敗した!!と思うくらい大変になりました。朝も時間が読めません。以前は45分くらいで帰れたのが、最悪な時は、2時間半くらいかかかった時があります。ということでここのところすっかりご無沙汰してしまいました。夏は海水浴でさらに状況が悪化しそうです。
1.今はもの珍しさで混んでいるだけ、すぐに覚めて、前のようになる。
2.なにもアクアラインだけが渋滞しているわけじゃない、関東の高速はみな混んでいるんだからしょうがないと思い始めるはず
でありました。
さて、先週、会員権は上昇しているが、全てが上昇しているわけでないと私は書きました。
今や情報伝達が早く、どのジャンルにおいても企業の優勝劣敗がより進んでいます。ゴルフ場や会員権も当然例外ではありませんから、年々益々優勝劣敗が鮮明になり二極化が進んでいます。
先ほども書きましたが、これだけ情報化時代になると、宜しくないウワサはあっという間に広がります。逆に、良いウワサもあっという間に広がります。
ゴルファーがプレーしたいと思うコースには予約が一杯になり、入会したいと思うコースの会員権には買い人気が出て参ります。が、予約が一杯のゴルフ場と会員権価格が一致するわけではありません。
バブル崩壊後、徐々に徐々に都心付近にあるゴルフ場とそうでないゴルフ場の会員権価格の差が顕著となり始め、最近では2003年以降の上げ相場でも、栃木県や群馬県、並びに茨城県の県北エリアのコースはどんなにコースそのものの評価が高くても相場は上がらなく(メンバーでないと予約が出来ず、プレー代金もそれ相当の格式の高いコースは別)なりました。
そして、今年からは都心に近いコースであっても、コースそのものの評価やメンテナンスが劣るコースやなにかしらネックがあるコースには買いが入らなくなりました。
ちなみに、今人気のあるのは、まず都心から近く、地の利が良いコースの会員権であり、電車でも行けるコースの会員権です。更に、コースレイアウトやメンテナンスに定評のあるゴルフ場の会員権。また、歴史が古く、競技開催数の多い倶楽部の会員権、そして、練習環境を含め、クラブライフを十分味わえそうな倶楽部の会員権、そして、プレー代金がそれなりしているコースの会員権であります。
なんだかんだ言いながら色んな観点を総合し、皆さん、自分が買えそうなコースの中から宜しそうなコースを見つけ出してくるのですが、現実問題、どうしてもそれらのコースがそう多くはないので偏ってしまう事から、それらの価格帯の中の決まったコースだけに買いが入ってしまうのであります。
私が今注目しているコースは、東京都では高額コースの桜ヶ丘、神奈川県ではアクアライン混雑の影響がどうなの?鎌倉・葉山国際、埼玉県では実力抜群の東松山と嵐山、千葉県ではトランスファー制度改訂となり入会しやすくなったであろうアコーディアの習志野と現時点で一番渋滞の少ない東関道エリアのゴルフ場、茨城県では大利根、筑波、龍ヶ崎の名門林間コース、栃木県では小山、日光の両雄です。
その中でも、私は千葉県の習志野の価格に一番注目しています。習志野は今では残念ながら大衆コースの相場価格となっていますが、私に言わせれば習志野の現在の相場は不当評価そのものであります。
場所(電車の方にも至便)や素材が抜群で、特に、コースレイアウトなどは超一級品のコースです。メンテナンスも上々でプレー価格もそれ相当である習志野が、今回改訂されたトランスファー制度により、アコーディア本来の良さを理解しているゴルファーに評価を受け、習志野本来の評価を取り戻してくれる事を願っています。
以上、今週の独りごとでした。