2009年06月05日

値を戻したコース群


 早いもので6月入りしました。
 今週の初めには、大方の方が予想されたでありましょうGMの破綻が現実となり、いよいよ昨年のリーマンショックから引き起こった波の谷間もなんとか越えたように私自身は感じています。
 このまま一気に景気が上向くとは考えられませんが、会員権でも、株同様に優良銘柄においては安定期に入ったと予想されます。

 今週は、ただ黙々と、先日作った練習場のコーナーの充実度を高める為の、ゴルフ場取材を電話にて続けておりました。多くのゴルフ場さんへの聞き取り取材は久し振りでありましたが、いつもながら今回も感じたことは、各ゴルフ場によって応対が全然違うという事であります。
 やはりプレーするとしても、また入会を考えるなら尚更らですが、気持ちの良い応対をなさって下さるゴルフコースがイイですよね。

 さて、今週は、直近1年間の安値から3割以上値を戻したコース1都4県を列記したいと思います。
 まずは東京からです。

【東京都】
青梅→40% それ以外はなしだが、小金井・桜ヶ丘・多摩・東京国際・府中は2割強値を戻している。

【神奈川県】
大厚木→3倍 大相模→2倍 長竹→60% 津久井湖・中津川→50% 相模原・チェックメイト→40% 清川・平塚富士見→30% それ以外では厚木国際・磯子・横浜が25%のアップ。

【埼玉県】
東松山→70% 越生・高坂・日本CC→50% 入間・高麗川・埼玉G・富貴→30% その他では武蔵・日高の25%

【千葉県】
オークヒルズ→60% 鶴舞→50% 総武・グレンオークス→40% 上総モナーク・鎌ケ谷・千葉カン・藤ヶ谷・平川→30% 

【茨城県】
霞台・宍戸ヒルズ・セゴビア→2倍 阿見→50% 金乃台・美浦→40% 利根パーク→30%

 となります。
 1000万円以上の高額コースで、大きく値を戻しているのは相模原だけであり、その他は中堅以上の優良銘柄に人気が集まっています。

 今年のここまでの相場展開は、2005年(平成17年)の時の会員権相場の動きと似ております。この時最初に噴いたのは200万円前後のコースからでありました。そして半年くらいの遅れの後、1000万円以上の高額コースに勢いが波及し、本格的な上昇を見せました。一体今回も同じ展開を見せるのでしょうか?
 6月の声を聞くや、流石に上記動きを見せた人気会員権の動きにも一服感が出てきました。恐らく上記のある程度値を戻したコースは、しばらくは安定した数値で価格が推移するものと思われます。が、未だ、他の同等コースに比べ、何故か上昇していないコースには、まだ買いの手が引き続き集まるものと予想されます。
 このように値を戻したコースはこれからこの価格での安定を見せると思われますが、個人的には1000万円から2000万円の超高額コースは、現在の価格より1割から2割の上値を追うと予想しますので、ナイス場面と思われます。
 上記のコースにおいても、残念ながら最近の最下点価格での買い物は出来なかったように感じますが、逆に、安心して会員権を物色できる時期であると思っております。

 ゴルフ競技真っ盛り、各種ボード競技での皆様のご活躍をお祈り申し上げ、今週の独りごとと致します。