2009年04月17日

低額コースに再発見あり!


 マスターズも終わり、いよいよ今週からは国内男子トーナメントも始まりました。
 関東の各ゴルフ場に咲いていた桜も散り、今度は新緑が眩しいくらいの季節となりました。
 そして、4月に入ってから陽気も暖かくなり、半袖でのプレーが当り前になった途端、下がりに下がっていた各ゴルフ場の会員権相場の戻り足も俊足・韋駄天君となってしまいました。
 こうなると、残念ながら、完全に売り物がなくなり、我々の商売がしづらくなって来ます。
 相模原や鷹之台など高額会員権は勿論の事、ゴルフ場としてキッチリ機能している中堅どころの総武や鶴舞、高麗川やレインボーもわずか2週間弱で2割ほど既に上昇しています。
 私の予想では、しっかり機能している上記の中堅どころの相場は、恐らくもう一段高があろうと予想します。

 さて、今年に入って3ヶ月半が経過し、私は44回で26のゴルフ場に行っております。26のゴルフ場の中には、日本で世界100選に入っている希少コースの東京倶楽部や、日本一会員権が高いコースの小金井もその中には入っていますが、逆に会員権価格が10万円未満のコースのあさひヶ丘もありますし、現在30万円未満の京カンや50万円程の上総モナークもそのプレーした26のコースに入っています。
 で、確かに、相場が安いコースと高いコースでは雰囲気、木々の見事さ、メンテナンス、来場者の層など違いが顕著と思われる点もあります。
 が、そんな中、ドレスコード遵守に特に厳しい上総モナークは、上記の4項目のうち、木々の見事さにおいては、名門コースには遠く及びませんが、上記それ以外の項目では私は決して劣っているとは思っていません。
 とは云え、名門コースでは当り前の競技会開催数の多さでは遠く及ばず、また、年月が経つことで滲み出てくる味わい深さこそ上総モナークにはありませんが、これまで劣っていた土日祝日のメンバーお一人様での予約の不具合さが向上した点やその他ホスピタリティーの向上などを加味した時、間違いなく上総モナークは推薦できるコースになったと思っています。
 きっとご存知だった方もおられますでしょうが、ここ2年弱、私は遭えて、弊社推薦コースから自身も入会している上総モナークを外していましたが、現在の各ゴルフ場との相場比較や以前より増した現在の上総モナークのクラブ熟成度を考慮した時、加賀屋ゴルフ推薦コース再登場に値すると思い直しました。

 はっきり云って、安い会員権価格のコースの場合、充分クラブライフを満喫できるコースは当然のことながら決して多くはありません。が、少ないながらも、モナークのようなコースも現存しています。
 モナークの特色は、グリーンの仕上がりが名門コース張りな点と必ずキャディ付で廻るのでプレー時間が読みやすい点ですが、もう一つ、モナークは600名弱しか会員がおりませんので、売り物が出難いコースという特徴も持っています。

 今週は、安い会員権(50万円ほど)ではありますが決して負けてはおらず、今の価格なら間違いなく皆さんにお奨め出来ると私が感じた上総モナークを取り上げてみました。
 以上、今週の独りごとでした。