2009年03月06日

1000万円以上の相場コースは関東で12コースのみ


 2月は暖かかったが、2月後半からはお日様が顔を見せぬ日々が続き、3月に入るや否や、雪までが降ってしまい、クローズとなったゴルフ場もありました。
 ちなみに今日も冷たい雨が降り続き、一日お日様は顔を見せずでした。

 ゴルフ場の来場者は減っていないものの、今週はまたまた世界株安に振れたせいもあり、会員権市況の閑古鳥は鳴いたままです。
 現在、1000万円の相場以上を付けているコースは、東京都の小金井・よみうり・東京よみうりの3コース、神奈川県では戸塚・相模原・レイクウッド・本厚木・磯子の5コース、千葉県では鷹之台・カメリアヒルズ・我孫子の3コース、そして茨城県の大利根の12コースだけとなりました。ちなみに、2003年7月11日号でも12コースになったと書きました。
 日本全国でも見ても、1000万円の相場を付けているのは上記の他には愛知県の相場1600万円の名古屋(和合)しかありません。

 ちなみに各地区でのプライスリーダーをお知らせすると、北海道は札幌ゴルフ倶楽部(輪厚)、東北地方では秋田県は秋田ゴルフか岩手県は安比高原となろうか、北陸では富山県は呉羽、中部では前出の名古屋(和合)、関西では現時点では奈良県の奈良国際となろうか、中国地方では広島県の広島カンツリー西条・八本松、四国では香川県の鮎滝となるのかな?そして、九州では福岡県の古賀となります。

 こうしてみますと、やはり会員権は関東が高いですね。会員権は需給バランスそのものという事がよーく分ります。

 さて、以前からこのコーナーで何度も書いていますが、私は松の木が大好きであります。だから、松の木が多く存在するゴルフ場に行くとなぜか心がウキウキしてきます。
 私は一度も行ったことすらありませんが、昨年の10月、日本女子オープンの会場となった新潟県は紫雲ゴルフ倶楽部、テレビのみからでさえ、あの赤松の素晴しさが手に取るように覗えました。本当、テレビ画面を通じて私が久し振りに感動したコースでした。
 基本的に松林のコースはグレードが高いと言われていますが、松喰い虫による松枯れ現象の為、毎年毎年かなりのゴルフ場の松の木が減少しています。
 この松の木の防除や伐採にはかなりの大きな費用が掛かってしまい、その為、松林が豊富なコースでは毎年この費用捻出が深刻な悩みとなっています。仮に、もし、新しい立派な松を植樹するとなると、それこそ目の玉が飛び出る金額が掛かるそうです。

 今、ある程度以上のコースには売り手さんが大変少のうございます。その為、弊社の顧客の方にもご迷惑をお掛けしているのが現状であります。
 松の木が豊富な林間コースは、現在売り手さんが乏しい最たるコースであります。何かのご縁で、そういうコースに入会が出来そうなのであれば、私は先週同様、積極的に動いて良い場面であると考えています。

 以上、今週の独りごとでした。