2008年12月12日

市況に変化が見え始めた気が

 とにかく毎日、毎日の報道が暗い、暗い。
 最近のテレビのニュースを見ていると、まるで来年は多くの人が職に溢れてしまい、食をも取れなくなるだろうと洗脳しているように感じてしまうのは私だけだろうか?
 流石にダメだ、ダメだ、ダメだとこれだけ言われると、健康な人でも病気になりそうである。
 せめて一つくらいのメディアでは、この景気の悪さとはもう少しでオサラバですとやってくれないだろうか。そうすれば、色んな物に購買意欲が湧いてくるのだが。
 ま、しかし、世の中が総弱気になった時が、相場物の大底だというからねー。もしかしたら、今が・・・という考えもあり、前田家としては高速に乗れないドライバーの為に自宅から高速に乗らずに行ける近さで、平日でも楽に組み合わせしてくれるコースを考え中、考え中。

 経済界がリーマンショックを引きずり、暗中模索の中、ゴルフ界はホットな話題で湧いている。そう、言わずもがな、新星石川遼選手のお陰である。また、女子プロ界においても若手の実力派プロが台頭して来ており、大変な盛り上がりである。
 そのお陰か、ゴルフ場にはジュニアゴルファーの姿が以前よりずっと目立ち始めている。まさに、ゴルフ界にとっては、遼選手サマサマである。
 また、ここ数年でゴルフ場の平日の入場者数が伸びていると思われるが、この要因は、60歳以上の元気なシルバー層がゴルフ場に来ているからであろう。とりあえず、お元気なこの方々は退職金を貰い、この不況とはいえ年金は入るしで、時々のゴルフくらいは充分に楽しめるからだと思われますが、特に平日には大勢のシルバー層の方がゴルフ場に押し寄せておられます。
 不況不況と言われながら、また、12月の金曜日でありながら、今日のゴルフ場(上総モナーク)にも大勢の方が御来場されておられました。
 ゴルフ業界に身を置く者として、いつまでもお元気に、そして元気であり続けるが為にゴルフを続けて頂きたいと願っています。

 元気にといえば、骨折中だった私も今日、右肩上腕骨剥離骨折後39日目にしてゴルフを再開致しました。 一昨年の右足首剥離骨折の時は、34日目にゴルフを再開出来たので、今回は5日遅れての再開で、スコア的にも同じくらいからの再デビューとなりましたが、今回もまずまず順調だったと思います。むしろ、武豊騎手同様、驚異的回復だったと云えるかも知れません。
 ただ、動かし方によっては痛みはまだあり、当然ですが元に戻ったわけではありません。また、リハビリも続けて行かなければなりませんが、とりあえず、ゴルフが出来たことでひとまずこのコーナーをご覧の皆様方には完治の報告を本日させて頂きます。
 でも、ゴルフってやっぱり面白いですね!30年ほど吸い続けたタバコは止めたけど、20年以上やっているゴルフは止められないな。

 さて、会員権ですが、今月に入って10月11月とは明らかに違う会員権市況を展開し始めています。
 この動きを私なりに分析してみますと、“より都心に近い、コースそのものの質が優、プレーに費やす時間(2時間から2時間15分)や食事の為の待ち時間(40分ほど)が適正であるコース”には買いが入りだしています。関東にゴルフ場は数多くあれど、これらの条件を満たすコースはというとほんの一握りの数しかありません。
 そして、その一握りのコースには買いが入りだしておりますが、売り物が少ないので成約せずの状況が出始めています。先々週も書きましたが、ここ暫くで弊社においてもナイスと思われる買い物が数件あった訳ですが、今のところはナイスバーディの目が出ており、すでに5〜10%ほどその方々の買い値から上昇しております。
 が、それ以外には今の所、買いの手が続かない情勢にあります。やはり、景気の動向でしょう、何でもかんでも値ごろ感から人気が出るわけではないようです。
 ですので、関東には多くのゴルフコースが存在し、多くのコースで名義書換がなされているというのに、現在の気配値を見ていますと一握りのコースだけに売買気配が集中していますので、関東にはゴルフコースの数が少ないような錯覚を私自身覚えてしまいそうになります。

 今週のノーベル賞授賞式の日本語による各受賞者の紹介、実に嬉しかったですね〜。今週のノーベル賞授賞式を見ても分るように、日本には優秀な人材は豊富だと思われます。また、勤勉さでは決して諸外国には負けないでしょう。ゲーム機にしても日本ではクイズ的なものが流行るなど、学習意欲も高い民族だと思います。
 でも今の日本、残念ながら政治の世界には人材が乏しい感が否めませんね〜。やはり、今の政治のしくみだと、強いリーダーシップを持った議員さんが生まれ難いのでしょうね。いけない、脱線してしまった。

 以上、今週の独りごとでした。