2008年11月28日

会員権の口数は相当数減ってるんですがね

 骨折を期に、3週間前に相談コーナー復活と狼煙を上げたまでは良かったが、なんといい加減にも、舌の根が乾かぬうちにそれを今週取り止めてしまった。
 相談コーナー開催期間中は、相談人の方が来る来ないに関わらず、一応、会社で待機していなければならない。外での営業活動が出来ない間はそれも全く問題ないのであるが、活動家たるもの、三角巾が取れると活動を開始したくなる。
 しかしながら、前記のように開催中の間はどうしても会社にいなければならならいという制限が入るので、辛いものがあるのであります。
 ま、大体がそう人気がなかったこともあり、取り止めましても体勢に影響はないでありましょう。
 今後は、これまで同様、ご指名を頂ければご相談に応じさせて頂きますので、お気軽に何なりとお申し付け下さいませ。

 今日は11月の最終営業日でございますが、株式市況も以前より落ち着きが出てきたこともあるのでしょうか、会員権市況の動きにも変化が見え始めました。
 いよいよ、狙っている方々にとっては、出動時期に来たのかも知れませんね。

 しかし、バブル崩壊後、11月12月に見られた会員権業者の猫の手を借りたくなるような忙しさは、ここ1,2年で全く姿を消しました。ここ1,2年、これまで恒例行事だった節税の売買依頼は、ほとんどなくなっています。
 このバブル崩壊後の15年で一体、日本のゴルフ会員権の口数が(ユーザーが持っているゴルフ会員権の総口数)どの位減ったでしょうか!きっと、物凄い数になっていると思いますよ。
 バブル期、18ホールのゴルフ場で7千人を越えるメンバー数がいたコースは関東の各県にいくつかはあったものです。が、きっと今ではそんなコースは、今や1コースもないのではないでしょうか。
 えっ、じゃ、それらの会員権は一体何処へ消えたの!ですか?
 まず、今日のゴルフ場の多くが破綻の憂き目に合っていますが、そのゴルフ場が破綻した時に、どうせ無価値に近いのだからと色々な手続きを面倒くさがったメンバーさんが多くおられ、届け出をされなかった方が多数おられましたが、残念ながらそれら届け出のなかった会員権は失効となってしまいました。
 また、メンバーが損を出す為放出した会員権価値の低い会員権の多くは、一旦会員権業者を経由し、残念にも新たな入会希望者の名乗りが出なかったため、結局は現所持人からゴルフ場へ権利放棄されています。
 このように、相当数の会員権がこの世の中から消えているわけです。

 あらかた会員権の損金処理が終わったと思った私は、これだけ会員権の数そのものが減ったんだし、これからは益々損金処理の売りの件数が少なくなるのだから、これからの都市部の会員権は上昇しかないと思っていました。現実、2005年以降の会員権は上昇を見せました。が、3年後の今、景気の冷え込みとともに、当時と同じ価格あるいはそれ以下になっています。
 今年グングン上昇したガソリンも今やすっかり安くなり、世界同時に株式市況もメタメタ、為替の変動もすさまじい訳ですから、会員権が冷え込むのもしょうがないかもしれません。
 とにかく世の中、上がったものは下がるし、下がったものは上がるの繰り返しです。この1ヶ月、弊社でも神奈川県のA、茨城県のR、千葉県のFを買われた方がおられましたが、ナイスバーディの気が致します。

 明日は、加賀屋からの新入会者親睦会イン総武が開催されます。お天気も良さそうですし、ぜひ、この機会に親睦を深めて頂ければと存じます。出席者の皆様、どうぞ、宜しくお願い致します。

 以上、今週の独りごとでした。