2008年11月21日

違うゴルフ場で一日ワンラウンド以上する!!って何故なのだろう?

 気温が低くなり、空気も澄んできたのでしょう、ここ3日間は富士山がバッチリ・クッキリ見えましたね。やはり、富士山は、上が白くなっているのが富士山であります。金沢で育った私などは、富士山はいつでも上が白いものと決め付けていますもの。
 そうそう、金沢といえば、父親の13回忌の法要の為、今日から金沢へ帰りますので、申し訳ありませんが、明日の土曜日の相談コーナーはお休みとさせて頂きます。

 今週の弊社HPは、月曜日アップのBUNちゃん、火曜日アップの芝先案内人さん、同じく火曜日アップの目土盛造さんと山田ゴルフ特集で幕が開きました。そして、写真で見る限り、山田の山武杉、相変わらず綺麗でしたね。
 で、寄稿文によると、三人+お一人様は山田でラウンド後、京カンへ行きハーフラウンドを実践した模様である。
 実は、私も今年(骨折する前・笑)、2月の総成ラウンド時に1回、そして、8月の長太郎プレー時にも1回、今回のお三方と同じく京カンで3000円(今は国体費用10円が加算されますが)を払ってハーフプレーをしている。
 この事実を振り返ってみると、
 18ホールラウンドして、どうして他のコースでまたプレーするの?あなた方、好きなのねー!
 とそのプレーヤーたちを評する方が多いと思われます。これについては、まず、間違いないとみて宜しいでしょう。
 そして、提供している場所については、京カンって融通が利くコースなのかな?と良い風に感じる方もおられるでしょうが、逆に、外資だから、来る人は拒まずでどんどん入れるんだなと感じ、悪い風に評す方もおられるでしょう。

 人をどんどん入れると、ゴルフ場は荒れてきます。そして、ハーフターン後の待ち時間が当然長くなり、進行が遅れることも予想されプレー時間も長くなる傾向にあります。こうなると、会員権相場は下がり、良いことはひとつもありません。
 が、メンバーにとって、もっとも案配が悪いと思われるのは、やりたいときにやれないゴルフ場ではないでしょうか。

 話を京カンに戻しますが、私は近隣のゴルフ場でプレーした後、そのゴルフ場でお風呂に入らず、京カンにやって来てお風呂だけ拝借したことは数多くある訳ですが、大体、考えてみると、私の場合、ゴルフ場のハシゴは京カンがらみしかないのであります。
 
 何故京カンでその現象が起きるのか?を改めて今週考えて見たのですが、
 まずは、第一に京カンのお風呂の素晴しさを挙げねばならないでしょう。スーパー銭湯を思わせる豪華な浴場とラウンジは、まずは、関東には他にありませんからね。
 私などは、本当は“とりあえず風呂に入りに来ただけなんだけど、なに、すぐに出られるの?じゃー、ちょっとやって行こうかー?”という軽い乗りでプレーしてしまったというのが多い気がします。
 また、アウトだろうがインだろうが、どちらを廻ってもレイアウトが面白いというのも思わずやってしまう理由と思われます。そして、人懐っこい接客が人を呼ぶというのも理由でしょう。
 結局のところ、最大の理由は、京カンなら融通を利かしてくれるのではという期待をメンバーに抱かせるからではないでしょうか。

 そう考えていくと、京カンはメンバーがやりたいときにはやれるという融通が利く反面、人を入れることで待ち時間が長くなったり、メンテナンス作業に支障が起きやすくなるコースかも知れません。今年、京カンは夏にグリーンが悪くなってしまいましたが、上記がその理由のひとつかもしれません。つまり、両面を持っている訳です。
 私は、常日頃から各ゴルフ場がオールマイティーである必要は全くないと考えております。私は、『京カンはお風呂が素晴しく、ちょいとお洒落で、かつ、融通が利き易いアクセス抜群なゴルフ場』として残っていけば良いと思っています。
 つまり、なにも万人に好かれる必要はなく、京カンは背伸びすることなく、今までの京カンらしさをそのまま見せて、そして、それを受け入れてくれる人達と歩んでいけば良いのではないでしょうか。

 ここ1,2ヶ月、私はどんどん下がってくる京カンの相場に嫌気(何も京カンだけが下がっている訳ではありませんが)が指し、強くお奨めするのは如何なものだろうか?との躊躇いの気持ちがあったのも事実でした。
 が、今回、違うゴルフ場で一日ワンラウンド以上するゴルフファー心理を考えてみて、相場が30万円ほど・総額70万円ほどのコースで、京カンほどコンセプトがはっきりしている近郊のコースはない!という事に改めて気づきました。

 今週の独りごとは、違うゴルフ場で一日ワンラウンド以上する!!って何故なのだろう?について書いてみました。