2008年10月31日

------アイ ホープ-------

 今日で10月も終わり、当然ですが明日からは11月です。
 今日などは肌寒く、いよいよ冬が近いのかなーと思ってしまいます。

 先日、例会でお会いするKさんとゴルフ場でご一緒した時、Kさんが「会員権相場がどんどん安くなってくるコースへは、いつの間にか足が向かなくなるんだよ!」と仰っていましたが、くしくも、今日、ランチをご一緒した顧客のKさんも同じ事を仰っておられました。
 お二方ともいくつかのコースに所属されているのですが、そのうちのお一つ(お互いに地域も価格も全然違います)の会員権相場が他のコースに比べ、かなり安くなっているらしいのですが、ここ1年は全然行っていないと仰っていました。
 この気持ちは私にも十分わかります。きっと、皆さんもこのお気持ちがわかるのではないでしょうか。

 私は数年前の独りごとで、「ドライバーより安いゴルフ会員権がこの世からなくなる事を願う」と書きました。その後、会員権が上昇し、一時的にその数は減りましたが、ここに来てまたまたドライバーより安い会員権が増えてきました。
 残念ながら、私が持っている会員権にもそれらの価格のものがございます。前記のお二人のように、私もそのコースへはプレーに行っておりません。決して、そのコースはボロいコースではないのですが、なぜだか足は向かいません。

 どうしてなのでしょうかねー。

 新規でコースに入る場合は入会諸費用が安く済んでナイスと思うのですが、既にメンバーであった方々にとっては相場が下がる事によるメンバーの入れ替わり、そしてその事により倶楽部の雰囲気が変わる事を良しとしない方は多い筈です。
 
 ゴルフ場にとって、またメンバーにとって、ゴルフ会員権相場は実に大事な要素です。
 私は今こそ、各ゴルフ場は自分のコースの会員権相場を上げて行く努力が必要な時期に来ていると考えます。
 会員権相場が上がる事により、スタッフの方のモチベーションは上がりますし、メンバーのモチベーションも上がって、間違いなく来場する回数は増えます。そうなれば当然、ゲストを伴っての来場も増える筈です。
 数年前のように会員権価格が上がっていった時には名変料を上げてもよかったかもしれませんが、今のような相場になって来た時には逆に名変料を下げる事で入会を促進し、また、相場を上げることでメンバーさんやスタッフの方々のモチベーションをも上げて、この難局を乗り切ろうとして下さるゴルフ場経営者の方がいち早く現れて頂けるのを アイ ホープ します。

 きっと間違いなくその経営者の方をゴルファーの皆さんは応援すると思いますよ!!そして、そのことにより、間違いなくそのゴルフ場の評価は上がると思います。

 以上、今週の独りごとでした。