2007年10月19日
本当に有難いと思う素直な心から発せられた言葉
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 10月も中旬を過ぎました。
 今、巷で囁かれているのは、ここに来てゴルフ場の予約が取れない!という話である。
 仕事柄、弊社では、色んなゴルフ場さんに視察プレー予約の件でご連絡を入れるのはしょっちゅうでありますが、本当に予約が取れない。試しに自分が入会しているコースに電話を入れても、申し訳ありません、キャンセル待ちの○番目ですである。
 ここ2、3年はずっとこの調子であったが、今年は特にものすごい状態となっている。5、6年前には全くありえなかった現象である。

 そういう背景もあってなのか、会員権の動きはと言うと、相変わらず軟調ではあるのだが、相場が下がってきたことで、売り手さんもある程度妥協して下さるケースも増え、成約がまとまりやすい兆しが見え始め、これまで不人気コーナーだった相談コーナーも昨日は大盛況。
 そして、今日もフリーのお客様が3名お見えになられた。でも、営業って難しい、会社とお客様との相性、そしてお客様と担当営業との相性、そしてタイミング、きっとお互いに申し訳なく思い感じながらも、残念ながらこればっかりはどうしようもないのかも知れない。
 それはさて置き、私は、会員権を狙っている方々にとっては絶好の買い場が来たように感じているのだが、、、。

 さて、日本ゴルフ界最大のイベント、第72回ジャパン・オープンが、最終日谷口徹選手の大まくりで幕を閉じた。今年は相模原で開催されたのだが、ここでの開催は今回で3回目を数える。
 さて、今回のナショナルオープンは、52歳の中嶋常幸選手から16歳の石川遼選手まで幅広い年齢層のプロ・アマの選手の参加で開催されたわけであるが、決勝ラウンドには7名のアマチュアが進出し、なんとその内の6名が10代と聞くから驚きである。
 その内のひとり、永野竜太郎選手は「僕らが頑張ることで、トーナメント主催者がジュニアに目を向けてくれ、試合のチャンスを与えてくれているなと応援を感じる。良いプレーヤーになってお礼がしたい」と述べたそうである。
 宮里藍選手が10代でプロトーナメントに優勝し、一気に注目を集めましたが、本人とご家族の努力もさることながら、その背景には沖縄県のゴルフ場やゴルフ練習場に理解があった事も重要な要因であったと私は思っています。
 また、今年は石川遼選手が彗星のごとく現れ、男子プロトーナメントで優勝しましたが、石川選手にしてもやはり、同じように練習環境を提供してくれたゴルフ場や練習場のお陰とも言えるのではないでしょうか。

 沖縄県を筆頭に、今日では、大変有難いことに、最近はジュニアになるべく負担にならないようにプレーの機会を与えて下さっているゴルフ場も少しずつ増えて来ましたし、私が入会しているいくつかのゴルフ場でもジュニア料金で廻る事が出来る環境になっているゴルフ場があります。
 例えば、神奈川県の葉山国際、千葉県の京カン、静岡県のサザンクロスはメンバー料金より安いジュニア料金が設定されているので、そう負担をかけずにラウンドできます。特に、PGMのゴルフ場はジュニア育成に力を入れておられ、ジュニア料金を設定しておられるゴルフ場が多いようです。
 また、千葉県の鶴舞はメンバーが自分のジュニアと廻る平日と土曜日に関しては、メンバー料金で廻る事が出来ます。
 後の私の入会している他のゴルフ場にはこれらの便宜がされているゴルフ場はありません。
 こうした背景を考えますと、以前より随分とジュニア育成に取り組むゴルフ場が増えてきたとは言え、まだまだジュニアの時から気軽にゴルフに入っていく事が出来るという環境は整っていないと見るべきではないでしょうか?
 永野選手の上記の言葉は、まだまだそういう環境にありながら、本当に有難いと思う素直な心から発せられた言葉だと思います。
 そうは言っても、こんなに楽しいゴルフに少しずつジュニア時代から触れる事が出来るようになって来た。ゴルフ界も随分と変わってきたものです。

 話は変わり、前回の独りごとではきみさらずゴルフリンクスを取り上げたが、募集を開始して1週間も経っていないが、今の所なかなか出足好調のようである。弊社においても、問い合わせ件数及び申し込み件数が多い。
 今週発売された某雑誌には、預託金のないプレー会員権に200万円超は強気の価格設定と感じる。また、ピート・ダイ設計コースは難コースで日本では思ったほど人気がないという文面が載っていたが、私はそうは思わない。
 まず、預託金がない点でありますが、これまでに預託金制のゴルフ会員権を購入し、結局痛い目に合った方々が私を含め何十万人いたことか。
 預託金制ゴルフ場の場合、確かに預託金があることで安心感が出る事は事実ですし、お金を預けているからこそゴルフ場も我々メンバーを大事に扱ってくれるだろうという気持ちにもなる事でしょう。しかし、10年後や20年後の償還期に、はてまた、その預託金は確実に償還されるのでしょうか?
 きみさらずの場合は入会から3年後に譲渡可能と謳われております。きみさらずの今回の募集は無額面ですので、オリックスゴルフマネージメントがメンバーさんにお金をお返しすることはありません。が、退会したい時にはその時の時価相場で売却して換金して下さいという今回の形は、今日の社会においてはよりスッキリしているように映りますし、預託金という債務がないだけ逆に経営はスムースであると言えるでしょう。
 また、私は何度もこれまでこの独りごとのコーナーで書いてきたことですが、日本のゴルフ場はいわゆる丘陵コースがほとんどを占めます。
 日本のゴルフ場では、一般的に、林間コースの相場が高いわけですが、それは全体のコース数に比べて、林間コースの数が断然少ないからであります。
 確かにこのきみさらずは難易度が高いコースで、特に17番の浮島ショートにひと度風が吹けば1オンすることも容易ではないでしょう。ですが、そのシチュエーションで1オンした時の喜びは格別だと思いますし、メンバーになって毎週このホールにチャレンジしたいと思われる方も少なくはないのではないでしょうか。 
 先週も書きましたが、このコースは万人受けするコースではありません。が、特色のあるコースを好む私のようなゴルファー、また、スリリングなコースを欲しているゴルファーには嵌まりに嵌まるコースでありましょう。
 私はこの独りごとのコーナーでこれまで何度も書いてきた事ですが、これからはより特色あるコースにより人気が集まるであろうと思っており、難コースだから人気が出ないということはなく、難コースだからこそ逆に人気が出ると思っている次第であります。

 兎に角私の場合、まず自分が入会したいと思うコースかどうか、まずこれを第一に考え、そして自分が感じたままをストレートに、私はこれからも皆様方にお伝え致したいと思っています。

 以上、今週の独りごとでした。