2007年9月7日
私が選ぶ入会して良かったと後々思えるだろう低額コース(相場100万円以下)
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 8月の最終営業日あたりから、動かなかった会員権も少しずつ成約し始めました。少し期待をしてみましょうかね。
 
 さて、今週は例年のこの頃、私がこのコーナーで発表している事を、今年は更にプレー本位で考えたものにし、発表したいと思います。
 2004年には『私が選ぶ推薦コース(中堅どころ)』、2005年には『今年末にかけて私が注目しているコース』を、そして2006年には『私が選ぶ期待度大な低額コース(100万円以下)』を過去3年間に渡り発表してきましたが、今年は『私が選ぶ入会して良かったと後々思えるだろう低額コース(100万円以下)』を県別に取り上げてみようと思います。

 東京都では、昨年に引き続き、今年も東京五日市を選んで見ました。
 名義書換料を引き下げ、入会しやすいように設定されたことは、これからメンバーになろうとする方には大変有難い措置であり、これにより相場の押し上げもあり、各メンバーさんに取っても有難かったことでしょう。また、ここの所、コース改良にも大変積極的で、コースそのものが大きく変化を見せています。今後もコース改良に対しては積極的な姿勢で臨まれると思いますし、期待が持てるはずです。
 また、株主会員制コースである点も入会希望者からは○なのではないでしょうか。

 神奈川県では、大相模を選んでみました。
 ずっと100万円以上をつけていた大相模でしたが、夏場にかけて相場が下がった為に、チョイスする事が出来ました。とにかくこのコースの良い点は、経営の安定感です。入会預託金はございますが、退会者が譲渡通知書をコースに提出することで入会いかんに関わらず退会者に返金がされるゴルフ場です。入会者の書類提出の時期に関わらず入会預託金が退会者に返金されるコースが大変少ない中、現時点では低額コースとなっていますが、大相模の方針は大変立派なものであります。
 神奈川県のコースなのでアップダウンはありますが、メンテナンスも大変良好であります。予約はいつでもバッチリとは行きませんが、価格帯にしては良好であると私は思います。今が絶好の狙い目でしょう。

 静岡県では、天城高原を上げたいと思います。
 伊東から40分ほどと時間は掛かりますが、さすが井上誠一氏設計のコースには戦略性があり、また、眺望も素晴しく、更に、洋芝でのプレーからはゴルフの醍醐味を感じる事が出来ます。特色であるグリーン上では、傾斜とスピードからのスリルとサスペンスが味わえます。プレーした方々からは、40年以上の歴史というか名門を感じるとの感想を頂いておりますし、個人的には、メンバー層が大変良好との感を持っています。
 経営は東急不動産としっかりしており、鶴舞を除く他の東急不動産系ゴルフ場同様、東急ハーベストのホテルにも優待料金で泊まることの出来るチケットも年間10枚送られてきますので、家族サービスにも利用出来ます。高原ゆえに霧が発生する、これが最大の難点でしょうか。

 埼玉県では、富貴を選んでみました。
 なんだ河川敷コースではないか!と思う方もおられると思いますが、ベントグリーンのアンジュレーションなどは他の河川敷コースにはない特色であり、大変戦略的であるとの印象があります。また、平成4年開場のクラブハウスはバブリーなものである為、全く河川敷のイメージが出てきません。
 このコースの最大の魅力は、お一人が入会されると、附属会員を1名付ける事が出来る点であり、つまりは1枚の会員権で2名が登録できると言う特典の為、親子や夫婦でゴルフを楽しみたい方々の入会が大変多いということであります。ゆえにそのような方々のお友達の輪が広がりやすいでしょう。河川敷ゆえに、時々冠水してしまうのが難点でありますが、、(今週の台風直撃でもかなりの影響が出た模様です)。

 千葉県では、上総モナーク京カン八幡の3コースを選んでみました。
 上総モナークは、手入の良さ(特にグリーン)と予約の取り易さには定評があり、上記の2点は低価格のモナークではありますが、千葉県でもAランクのゴルフ場であります。低価格帯のコースでは珍しく完全キャディ付のコースであり、こういう観点からも入会後満足感は得られると考えます。
 京カントリーは、とにかくメモラビリティーの大変高い18ホールの美しさ、そしてスタッフの明るさは抜群であります。更に、お風呂の豪華さと湯上り後のサロンには、これがゴルフ場か?という驚きを感じます。メンバー同士の仲の良さも特筆です。また、皆様もご存知のように前田信吾の大のお気に入りコースであります。
 八幡は、とにかく家庭的という形容がピッタリなゴルフ場です。よく他のゴルフ場の案内でもアットホームなゴルフ場と紹介されている文言がありますが、その言葉はこの八幡が一番似合うのではないかと私は思います。この価格帯でのクラブ競技の充実ぶりは、他のコースに類を見ないものであり、コースは短いながら、いつ行っても好スコアは出ず、「あっ、ゴルフとは考えながら行うスポーツだな」というのを特に実感するコースです。

 茨城県では、霞南東筑波白帆の3コースを選んでみました。
 霞南は、一度もプレーせずに自分自身が昨年暮れに入会させて頂いたコースですが、初めてメンバーになってプレーに行った時の、フロントスタッフの接客ぶりからまずは度肝を抜かれます。コースは加藤俊介氏の設計ですが、誰にでも好かれるレイアウトで廻りやすいコースとなっています。このコースもモナーク同様低価格帯コースなのに完全キャディ付で、しかも完全徒歩によるプレースタイルは低価格帯コースではここが唯一ではないでしょうか。そして、メンバーをとても大事にしてくれているゴルフ場です。このコースは、入会後に失敗したと思われる方は一人もいないのではないかと私が一番思うコースであり、今回のテーマに一番相応しいゴルフ場と思われます。
 東筑波は、大変難易度の高い27ホールゴルフ場ですが、まずは距離がしっかりとありタフ。とにかくゴルフはスポーツだと感じさせられるレイアウトです。山小屋風のクラブハウスは大変落ち着きがあります。全スタッフの接客姿勢の良さと食事の美味しさは他のゴルフ場に比べ、大きく抜きん出ていると思われます。
 白帆は、とにかく古風と言う形容が一番ピッタリであります。林間の18ホールは、ゴルファーの心を落ち着かせるレイアウトで、土壌が良いことによるびっしりと詰まっている芝の良さには定評があります。今時珍しいアナログ的(良い意味でである、誤解のないように)ゴルフ場であります。ちょっとアクセスが良いとは言えないコースですが、その点を考えられて入会したならば、最高のライフが期待できると思われます。

 栃木県では、サンヒルズを上げてみます。
 サンヒルズは、宇都宮インターから8分ほどの36ホールの完全キャディ付ゴルフ場です。食事には大変定評があり、コースも大変綺麗なコースなのですが、このコースの素晴しさはなんといっても付帯設備の充実度であります。ホテル、温泉、テニスコート、3ホールのショートコース、温水プール、広い打球場などまさに滞在型リゾートゴルフ場という形容がピッタリでありましょう。ゴルフ会員権とリゾート会員権の2つを同時に持ちたいという方には大満足なライフとなりましょう。

 群馬県では、赤城国際を上げましょう。
 赤城国際は、群馬県では3番目に古いゴルフ倶楽部。開場から43年経ち、風格も充分。また、フェアウェイは大変広々としており、曲がってしまうプレーヤーにも優しい(笑)。名門に相応しい広い打球場は圧巻であるし、アプローチ練習場もまずまず。ここの所、相場の弱い群馬だからこの価格帯であるが、素材の良さはまさに1級品でありましょう。

 山梨県では、今回はヴィンテージ(旧ダイワヴィンテージ)を上げてみます。
 韮崎インターと都心からは若干距離はありますが、高級接待コースとして造られたハウスはまさに高級と言う形容が当てはまります。そして食事にも大変定評があります。とにかく、景観が抜群であり、思わずオーという声を発してしまいそうです。コースはオール洋芝でありますがメンテナンスは大変良く、また、降雪が少ないので冬でもゴルフを楽しめます。

 今週は、私が選ぶ入会して良かったと後々思えるだろう低額コース(相場100万円以下)、1都8県12コースを列挙してみましたが、参考になりましたでしょうか?
 もし、これらのコースの特色を更にお聞きになりたい方は、いつでもお気軽にお立ち寄り下さいませ。それには、木曜日の夕刻以降の会員権相談コーナーをご利用になるのが一番です。と、現在ちょいと不人気のコーナーの宣伝をしておきます(笑)。

 以上、今週の独りごとと致します。