総武都市開発の債権者集会(2007年8月22日)が近づいてまいりました。 債権者集会では、民事再生法になるのか会社更生法になるのか、多くの方が注目されています。 一般的に、 民事再生法とは、 2000年4月より施行されたもので、主に債務者の事業・経済生活の再生を図ることが目的として作られたもの。再生債務者に破産など原因が生じる恐れがあるときは、手続きの申立ができます。(倒産に伴う資産の劣化や従業員の離散を食い止め、早期の再建を促すとともに営業譲渡などもスムーズに進める事ができる) 会社更生法とは、 窮境にあるが再建の見込みのある株式会社について債権者、株主その他の利害関係人の利害を調整しつつ、その事業の維持更生を図ることを目的とするもの。(適用は一部の株式会社にだけしか適用されません。有限会社や合資会社及び医療法人などのその他法人や個人企業は申請できません。又適用を受けると管財人が指名され、今までの役員の殆どは退陣します) とあります。 現段階では、 再生計画案として、PGグループをスポンサーとし再生案を元に早期再建を目指す。『預託金の弁済率は、退会会員を含む一般再生債権者は弁済率21%(再生計画認可決定確定日から3ヶ月以内に一括で支払)継続会員はカット後の23%が新預託金(10年据置)ほか。』 という案と、更正計画案(未確定)があるようです。 早く解決してゴルフ場が元気になると良いですね。 尚、債権者集会での結果は、後日、掲載いたします。 −−−参考までに−−−−−−−−−− 総武都市グループとは? 総武都市開発は旧平和相互銀行(住友銀行と合併)の創業者、故小宮山英蔵氏が設立した小宮山一族のファミリー企業の1社。 総武都市開発株式会社は、1959年12月にゴルフ場経営を目的として設立された。 1964年に総武カントリークラブ(千葉県)をオープン、さらに1987年7月にはスプリングフィルズゴルフクラブ(茨城県)をオープンするほか、複数のグループ会社でゴルフ場の運営を手がけていた。当社直営の総武カントリークラブは都心からのアクセスも良く、過去には男子プロゴルフトーナメントのサントリーオープンが開催されるなど知名度を有し、またスプリングフィルズゴルフクラブも名門コースとして知られていた。 現在、総武カントリークラブ総武コース、印旛コース、北コース(千葉県)とスプリングフィルズゴルフクラブ(茨城県)の4コースを所有、経営。グループコースには、中山カントリークラブ(千葉県)、武蔵野ゴルフクラブ(東京都)、川越カントリークラブ(埼玉県)があり、それぞれ別会社の経営となっています。 また、総武グループ週日会員(SGM)、新総武グループ週日会員(NSGM)、総武総合平日など、一定条件で共通利用できる会員権があります。 ・総武グループ週日会員(SGM) 経営会社 総武都市開発株式会社 総武グループゴルフ場(下記を参照)を月曜日から金曜日で利用できます。 川越カントリークラブ(埼玉) 総武カントリークラブ(千葉) 中山カントリークラブ(千葉) 武蔵野ゴルフクラブ(東京) ・新総武グループ週日会員(NSGM) 経営会社 総武都市開発株式会社 総武グループゴルフ場(下記を参照)を月曜日から金曜日で利用できます。 川越カントリークラブ(埼玉) 総武カントリークラブ/総武コース(千葉) 中山カントリークラブ(千葉) 武蔵野ゴルフクラブ(東京) スプリングフィルズゴルフクラブ(茨城) ・総武総合平日 経営会社 総武都市開発株式会社 総武グループゴルフ場を利用できます。(下記を参照) 総武カントリークラブ(千葉) − 月曜日から土曜日が利用可能 武蔵野ゴルフクラブ (東京) − 月曜日から土曜日が利用可能 中山カントリークラブ(千葉) − 月曜日から金曜日が利用可能 総武都市をめぐる簡単な経緯(帝国データバンク、ゴルフ特信より) 2007年4月3日 総武都市開発株式会社と同社の100%出資子会社の株式会社軽井沢森泉ゴルフクラブが東京地裁へ民事再生法の適用を申請。同日より総武グループ共通会員権も含む名義書換が停止。 2007年6月5日 会員有志が「守る会」を結成。 2007年6月7日 「守る会」が会社更生法の適用を申請。 2007年7月2日 パシフィックゴルフグループ支援の再生計画案を配布。 2007年7月7日、8日 会員向けの説明会をクラブ別等に分けて開催。 2007年8月7日 更正法の調査委員の調査結果が報告予定。 2007年8月22日 債権者集会開催予定。 以上、永光の独りごとでした。 尚、8月3日(土)22:00から、8月6日(月)12:00頃まで、このコーナーに誤った内容の記載、又誤解を招きやすい文言がございました。総武関係者の皆様、メンバーの皆様方に深くお詫び申し上げます。 |