ゴルフで一番のハザードというのは風であると、つくづく感じた今日一日であった。 間もなく7月になりますが、本格的な雨が降らず、今年は空梅雨なのでしょうか? ゴルフをするものにとって、梅雨の時期に雨に遭遇せずプレーが出来ることは確かに嬉しい事ではありますが、水不足の心配も考えられますから、あまり降らないのも考え物ですものね。 最近のゴルフ場のラフは、かなり強烈になっております。とにかくこの時期のラフは、ちょっと目を放すとすぐに伸びてきます。 ですので、特にセルフプレーを主体にしているコースでは、ラフの刈り込みを徹底しないとロストボールが多くなり、プレーの進行に支障がきたして来ます。 ただでさえ、これからの時期は、気温の上昇の為、体の動きがスロー気味になりがちです。一旦つまり出すと、どうせ急いだってと皆が皆思うようになり、更に進行が遅くなりますので、そうならないようゴルフ場とプレーヤーがお互いに協力し合える事が出来れば最高でしょうね。 少し動き出したかに思えた会員権の動きでしたが、またぞろ動きが鈍くなってきました。これからの時期はゴルフ場も集客に苦労し始める時期で、プレー代金も安めに設定されるコースが多くなります。 会員権に関心のある方々が、色んなコースを視察できる良い時期ですので、ぜひとも各ゴルフ場にお出かけになられ、自分に合ったゴルフ場を探しに出かけられてください。 さて、今週は、少し変わった名変を発表した、足利カントリークラブを取り上げてみましょう。 普通、入会希望者は会員権を買い、名義書換料を別途コースに支払う事により、自分の名義に変更します。 今回、足利カントリークラブでは、なんとその名義書換料を無料にしたのです。 従って、足利カントリー入会希望者は、会員権を手当て出来れば、後は費用は掛からずメンバーになれます。そのかわり、証券に記入されている預託金金額(9割方が30万円〜60万円)が永久債になることに同意するというシステムのようです。 預託金システムのゴルフ場の破綻が相次いで以来、預託金の額面を気にされる入会者はほとんどいなくなりました。また、現在の足利カントリーの相場は10万円以下であり、これから暫くほとんど全員の方々は、証券額面以下での会員権購入となると思われますので、クレームも出にくいのではないでしょうか。 今回のシステム導入は、入会希望者の方にとっては大きな朗報と言えると思います。 今回、ゴルフ場の茂木さんに電話で伺ったところ、やはり、この方式を採用したのは、預託金問題を少しでも体力がある今のうちに軽くしたいと言うことからのようでした。 また、従来型のシステム(名義変更料と名変預託金を収めるやり方)も選択出来ますので、入会希望者は2通りの中から選択出来るのです。 が、多くの方は総入会諸費用が安いに越したことはないわけですので、今回導入されたシステムを選択するでしょうね。 足利カントリーへは2002年4月にお邪魔したっきりですが、距離はないものの、山あいにありながら各ホールともティーイングランドからピンが見渡せるホールが多く、なかなかフェアな造りになっています。 36ホールと違った顔を持った足利カントリークラブ、新システムが導入されて尚現在の価格なら、絶対的お買い得コースでありましょう。 以上、今週の独りごとでした。 |