2007年3月30日
たまには家族サービス、そして真のサービス
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 先週の土日はゴルフに行かず、家族サービスの週末とさせて頂いた。私の家族は私の仕事に対してものすごく理解を示してくれており、私は大変感謝しています。
 
 先日、茨城県のEカントリー倶楽部をご夫婦でご入会して下さったIさんが「ウチのカミサンが、昨日(3月12日)の前田さんのコツコツ日誌を読んで、とてもいじらしく、胸がキュンとなったわと言っていたよ」と仰られた。
 ウチの健吾は時々弊社のHPに登場するが、本人は私がゴルフに行くのは仕事だと思っており、いつもパパは今日は会社?それともお仕事のゴルフ?とワイフにしょっちゅう尋ねるそうである。
 ワイフは決して恨みめいた事を口にはしないが、他の家族がどこそこに出かけるのを見ているといつもウチにいることのない私は常に罪悪感を感じてしまうのである。

 これまで私は、コツコツコツコツと会員権をコレクターのごとく集めてきました。が、家族で楽しめる会員権なるものは持っていませんでした。昨年、お邪魔した茨城県のコースで、宿泊設備もしっかりしていて素晴しいメンテナンスのショートコースを併設しているコースに入会しようとしましたが、ちょっとしたタイミングのズレから購入するには至りませんでした。が、今年に入り、前々からずっといいなー、と思っていたサザンクロスの会員権相場が下がってきたので、家族で楽しめる(プール有り、ホテル有、ショートコース有り、エステサロン有り、源泉掛け流しの温泉有り)コースだからと思い切って入会したので、先週初めて家族3人で行って来ました。

 幕張を出発したのが13時でコース到着は17時。家から165キロなので、普通なら2時間で到着する筈ですが、小田厚の終点から真鶴道路にかけての渋滞のせいでなんと4時間も掛かってしまいました。健吾に海を見せながら進行しようとしたのですが、ターンパイクを通るルートを選択しなかった私の完全なミスでした。

 到着しすぐにプールに入ったのですが、わずか30分でプールから出てジャグジーに入ったのですが、顔つけが苦手だった健吾が、なんと環境の変化でしょうか、自分から顔つけに幾度となくチャレンジし、またたく間に数秒間顔つけができるようになったのです。

 夕食は18時からで、今回は和食(イタリアンも可能)を予約しておりましたが、値段の割には大変美味しく、ワイフともども健吾は大喜びでした。
 その後、私は健吾を連れ、大浴場(ゴルフプレー時に入る浴場)に行ったのですが、お湯の温度が高く、健吾は最後まで足しか温泉に浸かりませんでした。が、部屋に戻ってから、やはり檜風呂である浴槽に温泉を入れ、水を足して温度を下げると喜んでゆっくりと温泉に浸かっていました。

 ワイフと健吾は疲れたのか、スヤスヤ就寝していましたが、私は元来の貧乏性の性なのか寝床が変わると熟睡できません。更にこの日は風がものすごく強く、風の音もあったりして1時間おきに目が覚めてしまいました。
 朝5時には独り大浴場に足を運び、風呂好きの私はまたまた温泉に入ってしまいました。

 朝になっても風雨はものすごく、まだ誰もコースへは出ていないようです。私たちもショートコースで戯れる計画でしたが、この風雨ではどうにもなりません。
 美味しい朝食(バイキング)をゆっくりと頂き、部屋でゆっくりと再度温泉に入り、チェックアウト間際の12時前にサザンクロスリゾートを出発しましたが、この時間なら真鶴道路も大丈夫だろうと海沿いの道を往路同様選択しましたが、またもや大渋滞に巻き込まれました。帰りの道もターンパイクが正解のようです。

 今回、初めてリゾート色のあるゴルフ会員権を購入しましたが、あくまでこれは自分の為ではなく、家族で楽しむ為のものです。
 これには弊社顧客であるH.Kさんの影響が大きかった。弊社に時々お立ち寄り頂くH.Kさんからは事ある毎に、「前田さん、サザンクロスは良いよ〜」とお聞きしていましたから。
 会員権はゴルフを楽しむ為に買うものです。しかし、サザンクロスのようにゴルフだけではなく、その他の付帯設備に魅力があり、それらを楽しむ為の会員権もあるのです。

 現在、5月31日までサザンクロスでは総額1,844,500円で追加会員募集を致しております。この独りごとをお読みになられ、ご関心がある方(ゴルフ日記2月20日号もぜひご参照あれ)はぜひ、加賀屋ゴルフへご連絡ご用命下さいませ。

 今回の独りごとは制作に時間を割けず、まるでゴルフ日記のような独りごとになってしまいましたね。

 最後に少し会員権のお話を致しましょう。

 東京国際・桜の今後の方針がまもなく発表されます。どうなるかについての個人予測については、先日来のコツコツ日誌で私の見解は述べていますが、ゴルフ場再生に大事なのは、何処の誰がスポンサーになるのかではなく、どのようなスポンサーになってくれるかです。そして、スタッフが信頼あるリーダーの下で、どのようにメンバーさんやゲストさんに対してサービス出来るかだと思います。
 何年か経って、あー、良いスポンサーになってくれて我々は良かったなーと思われるゴルフ場再生がなされることを願っています。

 最近の世の中の動きはとてつもなく早く、そんな中、色んな分野で合併・統合が行われて来ています。
 ゴルフ業界でもその動きに変わりはなく、東急・太平洋の提携が先日発表されるなど、国内資本ゴルフ場も、スケールメリットを生かして躍進している外資ゴルフ場に対抗する為の算段が取られ始めた。
 これだけ情報伝達が早くなってくると今までのやり方ではダメだ、もっと体力を強化し、より良いサービスを提供していかなければと企業トップが思い始めたのであろうと思われます。

 これからのゴルフ場は益々優勝劣敗が色濃く出され、良いところは更に伸びて行き、ダメなところは結局淘汰されて行くでしょう。また、これはどんな産業にも言えるのではないでしょうか。
 無論、これは会員権業者にも当てはまるでしょう。ゴルフ場も我々もサービス産業であることには間違いがありません。このコーナーで何度も書いてきましたが、特色があり、お客様が常に満足してお帰り頂けるゴルフ場(料金が高くても安くても)とゴルフ会員権業者が最後は勝ち残って行くでしょう。

 私が考える真のサービスとは、決してマニュアル化されたものではありません。相手から自分がして貰った時に嬉しかった、じゃー、今度は自分がお客様にその事をして喜んでもらおうというおもてなしの心を心底から思って行うサービス、それこそが私の信ずる真のサービスであります。
 加賀屋ゴルフでは、この私が信じる真のサービスをお客様に提供できるよう、スタッフ一同どうしたらお客様が充分満足していただけるかを日々模索しながらこれからも歩んで行きたいと思っております。

 以上、今週の独りごとと致します。