相変わらずの好天続きで、ゴルフ場には最高の天候が続いている。今週も平日にゴルフに行ったが、なかなかどうしての人の入り様である。 しかしながら会員権に目を移すと、依然商い低調状態からの変化は見られない。各ゴルフ場の相場気配にも大きな変化はないようである。ただ、売り気配件数が徐々に減ってきているのが私には気にかかる。 本来、この安定期に会員権を手当てするのが良策と思われる。なぜなら、私は会員権が当面下がることはないと思っているので、なにかの拍子で勢いがついた時には、またまた購入希望者が買いそびれる事もあるからである。そして、その時期は近いように私には感じられます。 仲間から入れ入れと言われている貴方、会員権をそろそろと考えている貴方、動くならこのような時ですよ。 東京都のゴルフ場でありながら、無情にも破綻してしまった東京国際カントリー倶楽部の分岐がいよいよ近づいてきたようです。今の所3案が出されていますが、2月末には管財人からの関係者集会が開かれ、そして3月末には方向付けが決定すると思われます。いずれにしても東京都のコースなので、名変が再開すればそれなりの値段は付くと思われますが、メンバーさんの利益配分が高くなり、また、税務処理が平等(当初からの方、バブル期に入会された方がいるでしょうから)に行われるような案で可決されれば良いと思っています。 今年に入り、自分がメンバーにさせてもらっているコースへ行くことが多い。 1月には江戸崎、京カン、房総、上総モナーク、中山、霞南、2月には鶴舞、京カン、中山、富士OGM市原と自身が入会しているコースにプレーに行っている。各々のコースには特色がある。私は自他共に認める大のゴルフ好きであり、会員権コレクターだろうとも思っている。 それらのコースの入会動機と特徴を一つずつ列記していくと次のようになる。 江戸崎--------松の風情が素晴らしく、以前よりいつかは江戸崎にとずっと憧れていた。東コースのレイアウトには定評があり、松林を中心とした木々は見事である。南コースも林間と丘陵の調和が時間とともに見られるようになった。難を言えば東コースのグリーンが弱点か。 京カン--------お風呂のゴージャスさとラウンジでビールを飲みながら滝を眺めた時の幸福感に惚れ込んだ翌日購入。18ホール全てが全く違う顔を持ち、グリーンではスリルを味わえる。また、このコースに愛着を持つメンバーが多く、雰囲気が大変明るい。成田空港に近い為、飛行機の音がウルサイ。 房総----------当時年会費が無料で経営姿勢も良く、バブル最盛期でも予約が取り易かった事。広くて長い東と巧みな小技を要求される西、ドライバーの精度が試される大上の54ホールあり、それぞれ違った趣がある。都心から距離がある点と大型ゴルフ場で致し方ないが、今一つまとまりがないように感じる。 上総モナーク--このコースにも思い入れがあり、メンテナンスがとても良く、特にグリーンが素晴しいから。千葉県でこれだけビューが良いコースは珍しく、また、ニクラウス設計の18ホールは優雅で美しさがある。規制が多く、ちょっと小うるさく感じるのが難点か。 中山----------自宅から大変近く、またコースの雄大さに惹かれたから。関東の林間コースでも有数の広々としたフェアウェイは見事であり、土・芝ともに最高レベル。電車利用の方にもとても便利。土日のゲスト料金が高すぎ(千葉県一)で、土日に友人を誘えないのが難点である。 霞南----------完全歩き・完全キャディ付きで会員権が安かったから。現在、安価な会員権になっているが、それを微塵も感じさせない接客でハウス内雰囲気も高級感が漂う。また、土日のゲスト料金がとても安く誘いやすい。若干、水はけが悪いホールが数箇所ある。 鶴舞----------本当は別の井上誠一氏設計のコースに入会したかったのだが、諸問題があり断念、ということで当時白羽の矢が立った。東西ともに本当に難しく、腕を磨くのに最適な道場。また、アプローチ練習場は見事である。敢えて難点を言えば、クラブハウスが安っぽい所だろうか。 富士OGM市原-ハウスが大変立派で、とにかく綺麗の一言に尽きるから。パスポート料金(朝食・昼食・昼食ドリンク・茶店・デザート)になっていてカッコをつけなくてもよいのが(この意味わかります?)有り難く、とにかくお徳感がある。難点としては、月例はあるがクラチャン等メジャー競技がない事。 これらのコースには類似点はあまりない。鶴舞と富士OGM市原こそ同一エリアに存在するが、あとのコースはエリアもマチマチである。コレクターとしては、どうせ入会するなら場所も離れていて、レイアウトや風情が全然違うコースを選びたくなるのである。 さて、話は変わりますが、ゴルフ場が努力すれば接客姿勢を良くしたり、水はけの悪い箇所を整備したりなど変わるものは多くあるが、いくら努力してもこれは変えられないというものがあります。それは何か?芝の厚みです。こればっかりはいくら企業努力しても難しいようです。 先日から顧客のH.Kさんよりヒントを貰い、各ゴルフ場のフェアウェイの写真を撮って来ている。もし、お手すきの方がいたらじっくりゴルフ日記の写真を見比べて欲しいのだが、写真家の腕が悪い為、はっきりと判断できないかも知れませんが、よーく見ると写真からコースによってフェアウェイの芝の厚みに違いがわかります。 今は冬なので、芝が一番弱い状態であるが、芝の良いゴルフ場は冬でも靴の裏から元気さがわかるのです。私が今までプレーしたコースで上位を3コース(あくまでも独り事なのでご容赦下さい)挙げるとすれば、カナリヤガーデン、湘南シーサイド、そして中山を挙げたいと思います。おそらく土壌が大変良いのだと思われます。 芝の良いコースはナイスショットを打ちやすいですし、プレーしていても気持ちが乗ってきますよね。 今週、私より一回り年上の人生の先輩が、取引の為、弊社にご来店下さった時、ある言葉を発せられました。「社長がこれだけゴルフに行っている会社に仕事を頼むのは、普通ちょっと気が引けるものだが、それでも今回依頼したのは、社長の場合は朝8時前でも会社に来てるし、夜の8時過ぎであっても事務所に連絡すれば大概繋がる。これってユーザーにとっては安心だよ」また「これだけのお金を事前に振り込むというのは私も普通はしないんだ、まして私とは実質初めての取引でもあるしね、だが、HPから感じる社長の人間性というのかなー、実直さというのかなー、だから今回やったんだよ」と私にとっては大変身に余る賛辞を頂いたのです。(スタッフを褒められる事はあっても私の場合滅多にない事ですのでご勘弁の程をー) そして、続けてこうも仰られました。 「だがね、ゴルフに行くのもあなたにとっては仕事の一部でしょうし、日夜精一杯仕事をしているのもわかりますが、無茶をしてはいけませんよ、社長には何人もの人がぶら下がっている事を決して忘れないように」とのご忠告も頂きました。 人生の先輩から頂いたこの言葉を肝に銘じつつ、健康に留意し、今までどおり元気に、そして決して飾らず精進して、社業隆昌の為歩んで行こうと思います。 |