2007年1月12日
自分を乗せる呪文『上手すぎる!』
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 2007年がスタートし第2週が終わろうとしていますが、大変静かな船出であります。昨年のような慌しさはなく、まったりとした落ち着いた市場であると言えるでしょう。しばらくはまったりの会員権市場が続くと思われます。

 そんな中、今年に入って買い注文が目立つのはアコーディア系のゴルフ場であります。やはり、どちらかというとリーズナブルな会員権価格の為、ゴルファーが目を向け易いのだと思います。が、購入者や我々会員権業者にとってアコーディア系のコースは年会費の関係で年初はまとまり難いのが難点ですが、、。

 さて、今年もすでに何人もの方とゴルフをしましたが、毎年きっちりと自分のスコアを管理させている方も多く、中には平均スコアのみならず平均パット数や平均パーオン率という数字までしっかり自分を把握しておられる方も結構おられます。ちなみに、昨年の私は119回ゴルフに行きましたが、平均スコアは83.9というスコアでした。ま、JGAハンデが7.9といえばこんなものでしょうか。
 ゴルフをやっていて楽しい時はやはりなんといっても自分のスコアが良い時でしょう。逆に楽しくない時は自分のスコアが悪い時だろうと思います。
 ゴルフって調子に乗ってくるとガンガンスコアが良くなりますが、一度落ち込んじゃうとなかなか泥沼から這い上がれない時って多いと思うのですが、皆さんは如何ですか?

 私のゴルフフレンドに神奈川県のS.Yさんという私と同い年生まれの方がいます。この方のゴルフは大変賑やかなゴルフ(少々ウルサイかも)なんですが、自分を乗せていくのが大変上手い方です。具体的にどのようなゴルフをするかと申しますと、ドライバーがフェアウェイに行けば『上手すぎる!』、グリーンを捉えれば『上手すぎる!』、少し長いパターを放り込めば『上手すぎる!』と自分で自分を褒めちぎるのです。逆に失敗すると『下手すぎる!』を連発しますが、、、。
 私が考えるに、自分を自ら乗せていくこのやり方はなかなか良い方法だと思います(下手すぎるを除けば)。ゴルフって助けてくれるチームメートがいないので、所詮は自分の気持ちをいかにコントロールできるかが勝負のゲームだと思います。先日の京カン月例でも『上手すぎる!』のS.Yさんはベストグロスを出したのですが、私は午前中のハーフを強風が吹き荒れる中、自分で自分を乗せようと『上手すぎる!』こそ連発しませんでしたがよくやってる、よく頑張ってると自分で自分を鼓舞しておりました。その甲斐あって午前中はナイスプレーで39回。午前中はS.Yさんを2打リードしていたのです。ところが、12ホール目でOBなどを打ちゲームを壊してしまいます。ここから踏ん張れるかどうかが勝負の分かれ目になるところです。しかし、私はここで弱気の虫が顔を出し、体が萎縮したのか続く13ホール目でもOBを打ってしまいました。その後はボギー、ボギーの嵐。非常によくあるパターンです。

 このような時にはどうしたらよいのでしょう?

 人によって各々違いはあるでしょうけれども、私は今年のゴルフにおいて、途中大叩きをしても絶対弱気にならないをテーマにします。そして自分を乗せるべくグッドショットを放った時や良いパターを放り込んだ時はよーしよーしを繰り返し、仮に叩いても『ドンマイ、まだまだ』をつぶやき、悪いことは続かない膿は出し切ったからこれからは上げ潮じゃーと自分を高め、また、次も失敗するのではないか等ネガティブなことは一切考えず、パターにおいても外れるなんてことは考えず必ず入るもんだと心の中で言い聞かせるを実践してみたいと思います。
 また、これまでを振り返ると私が崩れる時は大概同じパターンで崩れて行きます。オナーを取っている時は良いのですが、ある時4番打者にでもなった瞬間、そこから大崩れを見せるのです。
 これはリズムの問題だと思います。そこで、今年は4番打者になった時も打つ時まで全然違うことを考え、自分の打順の直前にモード切替を行おうと思っています。絶対に弱気の虫を封印し、良いイメージだけを心に投影し、パッと構えてパッと打つを実践したいと思います。

 吉と出るか凶と出るかは分りませんが、皆さんも一度機会があったら『上手すぎる!』を連発してみてください。もしかして、ベストスコアが出るかもしれませんよ!!

 以上、今週の独りごとでした。