2006年9月15日
決断する時が来たのではないですか
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 9月に入って涼しくなったのは良いが、雨が多く、さあゴルフに行こうという雰囲気にはなっていないようだ。ちなみに加賀屋ゴルフのフリーダイヤルは0120−52−3715であるが『ゴルフ皆行こう』、また、代表番号の03−3669−8855は『サンキューパパゴーゴー』と覚えて頂ければ簡単に覚えられます。全然関係ありませんね、アハハハハ。

 9月に入ればこれまでの横ばい現象から動き出すとずっと思っていたが、今のところ目立った動きは感じられていない。どうやら、外れだったみたいです。いずれにしても、読みにくい展開です。

 現在の市況としては、法人需要は大変高いように見受けられるが、個人の購入意欲が乏しいように思われます。その為、個人買い中心のコースにおいては下落してきているコースも出てきております。が、これには理由があると思われます。それは、ズバリ年会費の問題です。
 年会費の金額とそのサイクル、また、月割りできるコースとダブル取りのコースなどゴルフ場によって年会費の対応はマチマチであります。
 例えば、アコーディアのコースはダブル取りが基本で、サイクルも1月〜12月が基本です。利用している人にとっては、年会費のダブル取りやサイクルなどどうでもよい話ですが、使っていない方や売り時を考えている人にとっては重要問題となります。このスタイルのコースの場合、この時期に売り物が出てくるのはしょうがないでしょう。尚、この理由のみで会員権価格が下がっている場合は、年を越すと逆に売り物は一斉になくなってしまいます。
 例えて云うなら大厚木などは、この典型的なコースだと思います。購入希望者にとっては、私は、逆に今が大チャンスだと思われます。

 今週は、先日何人かのゴルファーと夕食をご一緒した時に聞いた話をします。Tさんが「9月の初旬に栃木のSゴルフクラブにプレーに行ったんだけど、まず朝のロビーで何人かの人がコンビニで買って来たおにぎり食ってんのよ、ビックリしちゃった」「それとプレーの後なんかロビー全体がジーパンとTシャツだらけよ、どう思う」と我々の顔を見回しました。話には更に続きがあり、Tさんはこの事をゴルフ場のスタッフに「こんなんで良いんですか?注意しないんですか?」と尋ねたそうです。その時のスタッフの返答は「注意してお客さんが来なくなると困ると支配人が我々に言うので黙認するしかないんです」だったそうです。

 私はこの時思いました。ロビーでおにぎりは論外かも知れませんが、ドレスコードについてゴルフ場はいよいよ決断するべき時が来たと。

 Tさんを含めその場所にいた他3名は、そんなゴルフ場には行きたくないと感じたはずです。私は、このゴルフ場はゴルフを服装からしてカジュアルに楽しみたいというゴルファーには受け入れられるが、我々のようなゴルファーにはソッポを向かれてしまうなと感じました。
 私は、今こそ、ゴルフ場さんにはご自分のコースのドレスコードについて、利用する全てのゴルファーに知らしめて頂きたいと願います。カジュアル派なら、ドレスコードがカジュアルなゴルフ場にプレーに行けば良い訳であり、ドレスコードが堅い方が良いと思うゴルファーならそういうゴルフ場に行くことにより、双方が不快な思いをしなくてよいからです。
 そして、強いてはその方がゴルフ界の発展につながるからと思うからです。
 そうすれば自ずと自分の欲するゴルフ場を選定でき、会員になりたいコースも選別することが出来ます。シャツを出すことをだらしないと思う人もいれば、シャツを出すのが機能的だし格好も良いし今の服はそういう作りなんだと思う人もいらっしゃるでしょう。ジーパンはダメだと思うゴルファーもいれば、服は何だっていいじゃないと思うゴルファーもいるでしょう。10歳代から90歳代まで色んなゴルファーがおられ、ゴルフは他のスポーツに比べて特に年代が幅広いスポーツです。そんな中、育った環境が全く違う様々な年代の方々が、服装について論じ合えば、まとまらないのは火を見るより明らかです。
 クラブというのは仲間同士の私的団体です。そこでのルールはそのクラブ独自で決めれば宜しいのです。そして、決められたルールをクラブに入っているメンバーやその施設を利用するゲストやビジターが守ればよいのです。コース側は予約を受ける際に、自分のコースの服装についてはキチンと説明をする。守れない場合は、プレーをお断り申し上げますと説明をしておけばよいのではないでしょうか。服装についてプレー当日に言われた方もイヤでしょうが、ルールが決められているのに守られていないのを見た方も不快でしょう。
 また、カジュアル戦略で行くんだというゴルフ場は、そのことを声高らかに発信し、そういうゴルフ場に行きたいというゴルファーを集客し、独自色を出していけば良いのです。現にそういうゴルフ場もありますよね。
 私は、今日、中途半端なゴルフ場があるからどっちもこっちもから非難を浴びている気がします。
 もう一度云います、ゴルフ場さん、決断する時が来たのではないですか!!

 以上、今週の独りごとでした。