2006年8月18日
高校野球から学ぶ事
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 8月10日に剥離骨折をした事は、先週の独りごとで述べました。
 ということで、当分ゴルフも出来ないので、社長のゴルフ日記は当分の間休業となります。そこで、自宅ですることもあまりないことから日誌を10日から書き始めました。それを今度から『社長の骨骨(コツコツ)日誌』というタイトルでHPに掲載していきますので宜しくお願いします。
 思えば、この日(10日)はゴルフに行っていて会社に行っていないので、10日から今日で9日間会社に行っていないことになります。こんな事は会社を興して初めてです。というか、社会人になって初めての体験であります。
 会社に出社していないので、会員権の動きについて今は肌で感じる事が出来ない状況となっています。こんな状態で、この独りごとのコーナーで会員権の動きについて書いても皆様にご迷惑をかけるだけと思われるので、今週は会員権の話題を避けさせて頂きます。

 ということで、今週は、第88回全国高校野球選手権大会について書いてみます。
 今大会は、とにかく好試合が多く感じます。最終回にひっくり返すドラマになる展開が多いのです。3回戦、準々決勝の駒大苫小牧の粘りもさることながら、特に、昨日の準々決勝の第2試合の帝京対智弁和歌山の試合はまさに壮絶という形容がピッタリの試合だったと感じます。8回終了時にこんな展開を予想した人は、まずいないと思われます。この試合は8回が終わって4対8のスコアでした。が、9回の表になんと12対8となり、最終的には12対13で智弁和歌山のサヨナラ勝利。あまり私の記憶にはない試合展開となったのです。9回表、2アウトからの8点も見事ですが、9回表裏の双方のスリーラン2発には口をアングリ。この試合の両チームのホームラン数は合計7本という大会新記録となりました。
 今大会はとにかくホームランが多い。技術の向上もさることながら、筋力の増強が最近のウエートトレーニングの影響であろうと思われますが目覚しいことがその際たる要因と思われます。甲子園球場のラッキーゾーンがなくなって、ホームランが減ったかなと思ったのもほんの一時だったようです。今年は例年の浜風が逆なのも要因かもしれません。オリンピックの種目から野球がなくなる今後は、高校野球も金属バットから木製バットに戻すということも考える必要性があるかもしれませんね。
 ゴルフも飛ばすだけなら高校生が一番飛ばすでしょう。今後のゴルフにおいてもパーシモンに限るという事には決してならないと思いますが、こと競技に関しては一考しても面白いかもしれませんね。
 話は全然変わりますが、沖縄代表の八重山商高の伊志嶺監督の野球帽を被った姿がテレビで映し出されるたびに、あっ、芝先案内人さんが映っているとダブって見えていたのは私だけだったでしょうか?(話しがローカルになり申し訳ございません)

 私が、高校野球って面白いなと初めて思ったのは大昔のPL学園の試合でした。kkコンビで沸いた時でもなく、60回記念大会の奇跡のPLと形容された時でもありません。まだ、PL学園がさほど有名でない時でした。いつの大会だったのか定かではないのですが、たしかPL学園が大量リードされていたと思うのですが2アウトなのに三遊間を破るヒットが次々に続き、満塁からどんどん点が入り相手に迫って、ここで終わってたまるかという根性を見た時でした。更には、そこに人文字の鮮やかさが加わり、その試合から私の脳裏にはPL学園という名前が強烈にインプットされました。
 私が見た試合の中で、1番好試合と今でも覚えているのは、第61回大会の箕島対星稜の試合です。延長18回の死闘は、私と同級の3年生、石井投手と堅田投手の踏ん張りでもあった為か今でもよーく覚えています。
 次の好試合は、第80回大会の横浜対PL学園の延長17回の激闘でしょう。この試合はまだ年月が経っていないこともあり、また、怪物松坂選手ということもあり、ご記憶にある方も多いでしょうね。
 今回の帝京対智弁和歌山も延長戦にこそ突入していませんが、高校野球史に残る好ゲームに入るのではないでしょうか。

 高校野球を見てつくづく思うのは、絶対にあきらめないという根性と、ボールに対するひたむきさであります。
 私もこの根性とひたむきさはいつまでも失わず、怪我人ではあるけれども必ず貢献できる事はあると信じ、これからの日々を楽をせず、復帰できたらすぐに第一線で活躍できる体力と気力を養っておきたいと思います。

 来週からは新企画『MISOJI3兄弟のローカルサイト』が始まります。若いヤングゴルファー3人のゴルフに対する姿勢や面白いエピソード満載の楽しいコンテンツです。不定期の掲載となりますが加賀屋HPに新登場しますので、皆様、どうぞお楽しみにしてて下さいね。

 以上、今週の独りごとでした。