2006年7月14日
メンバーの稼働率が高いと
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 本格的な夏がやって来た。私的には、梅雨は明けた感がする。

 ゴルフ会員権もとうとう夏休み状態がやって来た。売り買いともに勢いがない。これから8月一杯はこのような状態が続くと思われる。

 今年3月29日から始まった、会員権購入におけるバイブル(私が勝手に付けているのだが)ともいうべき『45歳アンパンマンのゴルフ再入門』が完結しました。私とアンパンマンさんとは、歳も同じくらいですし、ゴルフが大好きな点、更に家庭のことでも共通な点がありましたことからお互いに親近感が持てたのだと思います。アンパンマンさんには、お客様であるにも関わらず、お洒落なおでん屋さんにも連れて行っていただくなど大変お世話になっていったのです。
 ゴルフ再開直後、スコアはままならなかったようでしたが、最近は、大きなものに進歩が見られ、小技を磨けばシングル入りも近いそうです。とにかく、アンパンマンさんの探究心の旺盛さには驚かされました。このことは、読者の皆様なら良くご存知でありましょう。
 ということで、今後はオリジナルブログ『45歳からのゴルフ日記』の応援を皆様宜しくお願いいたします。
 アンパンマンさん、素敵なバイブルを寄稿いただきまして、本当に有難うございました。そして、本当にお疲れ様でした。

 最近、体調面において、今までとは違う状態に陥ることがことがある。昨日の東京ゴルフ倶楽部でもそうだったが、これまでなら充分我慢が出来たものが、我慢が効かなくなってきているのだ。次第次第に体が老化してきているのを感じる。体力、気力ともに更に充実させねばどんどん錆びれていってしまう。

 しかし、昨日ご一緒したSさんは、70歳というのにすこぶる元気な方であった。ドライバーの飛距離は、他の40歳代、50歳代のプレーヤーと変わらず、短いパットを外した時の悔しがり様は、まるで少年のようであった。更に、ジョークの連発で、我々を楽しませていた。凄過ぎて、キャディさんは困惑していた時もあったようだったが(笑)。
 Sさんは、「孫の話をする奴は嫌いだ」「男は歳を取ると臭いがきつくなる、爺くさいというのは本来は臭いからきているのだが、自分ではその臭いには気づかない、入れ歯の臭いもくさくなる、だから日頃からあらゆる面において気遣いや鍛錬が必要だ、だから、私は冬でも長袖、パッチははかない。寝る時もパンツ一丁だ、そのほうが色々便利だろう(ニヤリ)」と盛んに仰っていた。
 Sさんはマナーにも厳しい人であった。同伴者のNさんは、ゴルフに少し不慣れな方であったのだが、Sさんはグリーン上やティーグランド上でのマナーの不備をNさんに諭されていた。最近はこのようなご仁が少なくなり、教える方がいない為にゴルフ場におけるマナー低下が頻繁に見られるようになった。

 昨日の東京ゴルフ倶楽部において、後ろの2サムのメンバーさんたちは、目土袋を持ち、デポットはフェアウェイに全くないと言ってよいくらいの状態であるにも関わらず、目土をなさっておられた。だからこそ、この状態が保てるのでしょう。メンバーにこのような方々がいるコースは、見ていて気持が良いし、入会したいと感じる。(無論、私は東京ゴルフ倶楽部には入れないが)
 私は、自分のメンバーコース以外のコースに行ったときにはほとんど目土をしない。ただし、アイアンショットの後には、そのまま放置せず必ずクラブでトントンし、状態を戻すようにしている。また、どダフリショットの際には、それだけでは修復は不可能なので、目土もする。他のプレーヤーもビジター来場時には私と同様であろう。私が今までご一緒したゴルファーで、ビジターで来場の際も必ず目土をしているプレーヤーはたった一人だけである。全くもってすごい方である。
 しかし、自分の入会しているコースにおいては違う。自分も行うし、また、他のメンバーさんで目土を必ず行っている御仁も結構おられる。だから、そういうコースはある程度綺麗な状態が保たれている。グリーン上のピッチマークにしてもそうだ。自分の作ったボールマークを直すのは当り前(これすらやらない人がいるが)だが、普通は自分のライン上のボールマークのみを直すことが多い。この行為も、自分のコースだと、私の場合、時間があるとグリーン上の他のピッチマークも直すことが多い。
 これらのことから、コースの状態が良いコースというのは、やはりメンバー来場者数が多いコースと言えるだろう。更に言うと、プレー進行もビジターばかりの組より早い場合が圧倒的だ。そのため、コースへのプレー時間に対する不平も少なくなる。
 コースが美しい状態を保つのは、コース管理の仕事であることは間違いない。そして、キャディの日頃の行動であることも否定はしない。だが、プレーヤーの質とプレーヤーのコースへの愛情も大いに重要な点であると思う。
 私は、自身をマナーの良いプレーヤーであると自分では思っているが、そんな私でもビジタープレー時では目土をしないことが多い。
 だからメンバー稼働率は、メンバーコースを評価する上で重要と認識し、私はメンバー稼働率のことをいつもゴルフ場さんにお聞きするのである。単純な客単価を考えれば、ビジター収益が良いに決まっています。ビジターでマナーが良いゴルファーならゴルフ場としては、大歓迎でありましょう。しかし、最近のビジターの質の低さを嘆かれるゴルフ場関係者の多いこと多いこと。
 今はメンバーさんにジャンジャン来て頂いて、いつも満員御礼にしたいというのがゴルフ場の願いなのではないでしょうか。

 以上、今週の独りごとでした。