2006年6月30日
名義人が亡くなった場合の今後の年会費は?
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 今日で6月も終わりである。時間が経つのがあまりにも早く、時間に体が追いついていかなくなってきた。これはやはり、年齢から来るものなのだろうか?
 
 会員権が調整時期に入って1ヶ月が過ぎただろうか。株式市況は相変わらずだらけた相場展開である。
 ならば、会員権もこのままだらけるのだろうか?
 私は、今年の絶好の買い場はこの夏だと睨んでいる。現時点においても、決して売り物は多くはないが、それでも少しずつ出始めている。ただし、決して売りのお客様も、希望価格を大幅に下げてまで売る気はサラサラないようである。バブル崩壊後、会員権が立ち直るのではないか?と思われた年はこれまでもあった。が、しかし、ここ2年前までは、今回の情勢(売り物が市場に出始める)が見られた時、会員権相場は間違いなく下がってきた。ところが、今年はその気配が、私には全く感じられないのである。
 会員権が上がっちゃったので、、、と、また買いそびれたとお思いの貴方、今年の夏に出陣すれば、まだまだ遅くはないですぞ!と私は申し上げたい。
 おそらく、このまま7月8月は会員権の横ばいが続くと思われます。が、秋口から、私は少しずつ会員権は更なる上値を追い始めるのではないかと感じています。無論、先の事は神のみぞ知るである事は申し添えておきますが。

 さて、今週は、名義人が亡くなってしまった場合、年会費は発生するのだろうかを調べてみたいと思います。
 皆さんは、この点についてはどう思われますか?
 多くのゴルフ場の場合、たとえ亡くなったからと言って年会費を免除されることはありません。つまり、そのまま会員権を売却せず遺族が持つというならば年会費を払わなければなりません。
 しかし、中にはメンバーが亡くなった旨をコース側に連絡(その旨を申請し除籍謄本を提示)さえすれば、次年度からは免除扱いになるコースもあるのです。
 今回は、そんなコース(東京・神奈川・埼玉・千葉)をお知らせしたいと思います。

【東京都】  赤羽・小金井・府中・(青梅は免除ではないが約15%に大幅減額)
 
【神奈川県】 相模湖・相模野・相模原・箱根・(長竹は10%に大幅減額)・(葉山国際は半額処置)・(本厚木は半額処置)

【埼玉県】  浦和G(今年より)・大宮C・大宮国際(今年より)・岡部チサン(但し3年間)・小川・越生・埼玉G・日本C・飯能パ−ク・飯能G・(鳩山は半額処置)・武蔵松山・(嵐山は半額処置)

【千葉県】  姉ヶ崎・我孫子・オークヒルズ・大多喜・香取・カレドニアン・木更津(今年より)・グレンオークス・京葉・小御門・佐倉・スカイウェイ・総成(但し1年間)・立野クラシック・館山(今年より)・千葉C・鶴舞・富里・ナリタG・浜野・平川・藤ヶ谷・四街道

 となっております。
 私は実は、この調べをするまでこんなに多くのコースが免除になっているとは思っていませんでした。てっきり株主会員のコースだけ(株主とプレーヤーを別々に考えている為)が行っているものと思っていました。が、預託金会員のコースでも、免除コースがあることを知り、片手落ちになってはいけないと思い、慌てて全コース対象に調査をしたのです。合間を見ながらの各ゴルフ場へのテレコールは、いつもながら時間がかかり、全県まで力及ばず千葉県までで時間的に終了してしまいました。
 
 はっきり申しまして、ゴルフ場にとっては、物故会員として名簿に残っている以上、無論年会費を徴収した方が収支的には楽であります。更に、ゴルフ場にとっては、その会員権を名義書換してもらい、購入した新規メンバーさんにご来場していただく方が営業的にも絶対得になるはずです。
 しかし、上記のコースではその方策を用いておりません。おそらく会員サービスの一環として取り入れておられるのでしょう。。『今年より』というコースも4箇所ほどありましたが、これらの4コースも会員の方々に対するサービス向上を目指し、今年より取り入れたのだと推察いたします。
 今回、色んなメンバーコースの方々とお話しましたが、とにかく皆さんの声が数年前と比べ格段に明るくなっていることを感じました。また、皆さん大変親切でありました。ゴルフ場もバブルの経験を活かし、サービス面による向上を更に目指し始め、一時のお高く留まっている印象は今日ほとんど見られなくなった感が致します。

 このように各ゴルフ場がサービスを重んじられ、明るく接しておられる事からも会員権の今後の推移については期待できると考えられます。

 以上、今週の独りごとでした。