2006年6月2日
ちょっとした不注意から
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 早いものでもう6月です。6月に入った途端、暑さが本格的になってきました。
 会員権の上昇は少しずつ沈静化の傾向を見せております。買い手も減ってきているのは事実ですが、相変わらず売り物は少ない状況には変わりありません。すなわち、商いが減っており、弊社にとっては芳しい状況ではない状態であります。

 さて、今日は金曜日で独りごとをアップする日ですが、今週はいつもの週より社にいる時間が短く、全く手付かずで困っています。
 月曜日は組合総会があり、火曜日はお付き合いで嵐山に、水曜日は組合行事でホワイトバーチにお邪魔しており、昨日もレポート作成やら取引が重なり、今日も朝からエンドユーザー様への謝りのメール作成、取引、それから夷隅郡のゴルフ場に出かけ、今こうしてデスクのパソコンと向かい合っている次第です。
 会社を経営しておりますと、ちょっとした不注意から信用をなくすことがあります。今週がその週でありました。特にメールのみのやりとりの場合は、電話対応するより以上の細心の注意が必要であります。
 先月末に、エンドユーザー様から関東のあるコースの入会に関するお問い合わせをメールで頂きました。弊社担当者が何度かメールでやり取りしておりました。その後、ではその金額で売り手さんとまとまるなら、お頼みしましょうとメールにてご依頼を頂き、売り手さんからも了承を頂き成約したのです。が、その後、その買い手様は弊社に疑念を抱き、取引を中止したいとの申し出をメールにてされました。
 会員権というものは、同じコースの会員権にも色々な種類があり、また、その会員権の取引自体にも色々な手法を必要とする売買があります。今回の会員権はその中でも一種独特な会員権で、売却希望者と購入者をただ単にドッキング(約定)させるだけでなく、その購入者が入会するのにはその会員権を少し加工しなければ入会出来ない(つまり、大変ややこしい)会員権だったのです。
 弊社の担当者が、「その会員権にはAとBという種類がありますが、○○様は入会希望なのでAタイプでないと今回購入する意味がありません。他にもBタイプの安い会員権もありますが、○○様はAタイプをご購入された方がよろしいでしょう」とメールにてもう少し詳しく説明すれば問題なかった筈なのに、そのことを説明せず、ご依頼を頂戴し約定したものですから「加賀屋のHPにはもっと安い売りも物が出てるのに、私には高く売ろうとしている、ひどい」というコメントを頂戴してしまいました。今回のこのお客様からは、本日お電話で、『貴方の色々なコメントを見て、誠実に取引をしてくれると信じて加賀屋ゴルフに依頼したのに、、、」とのお言葉を頂戴し、今は更に深く反省をしている次第です。
 また今週は、ある会員権を購入していただく際に、弊社担当者が名義書換料を誤ってお知らせしてしまいました。これも普通は、特典をお持ちの△△さんの場合本来弊社担当者のお伝えした名義書換料になるのですが、この会員権はちょっと他と違った会員権だったため、名変金額が△△様であっても違っていたのです。このミスにより、購入希望の△△さんには多大なご迷惑をお掛けしました。△△様、申し訳ございませんでした。この場を借りて深くお詫び申し上げます。
 私はこれまで自分の会社をミスの少ない会社と思っていましたが、どうも過信していたようです。
 これからは、より一層の細心の注意とより一層のスタッフ指導をし、より一層のお客様の立場に沿った営業指針を掲げ、エンドユーザーの皆様から信頼を勝ち取れるよう再度引き締めて臨む所存です。

 以上、今週の独りごとでした。