2006年3月31日
完全キャディ付きコース
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 日本橋茅場町の桜通りの桜も、ほぼ満開となり、最高のお花見状態であります。いよいよ春が来たなぁと実感しています。

 桜といえば、我が母校の石川県立金沢桜丘高校(校舎までがずっと上り坂で、その坂の桜が見事で有名)が21世紀枠にて春の選抜野球大会に出場しました。この桜(金沢ではこの学校をこう呼んでいる)は質実剛健がモットーの学校です。実に春は53年ぶり(夏も久しく出場していませんが)ということで、ドキドキ、ワクワクしていました。(私が昭和55年に卒業して以来初めての甲子園でした)
 1回戦の対戦相手は初出場の愛知啓成でした。9回表に相手ミスからの連打で2点を取り3対1としましたが、9回裏に守備の乱れで3点を失いサヨナラ負けを喫してしまいました。なんとしても1回戦を勝って、次のPL学園とぜひとも戦って欲しかった。残念、まことに残念でありました。でも、終始押し気味に試合を進め、選手諸君は本当に頑張ってくれました。そして、桜の名前を全国に轟かしてくれました。ありがとう。

 会員権はコースによっては売り物が出てきていますが、出ないコースには相変わらず売り物が出てきません。気配値が依然上昇しています。

 最近、多くのゴルフ場でセルフプレーが多くなり、コースが荒れてきたとか進行が遅いなどというコメントが目立つようになりました。平成3年頃まではセルフプレー主体のゴルフ場は大変少なかったと思います。しかし、世の中がデフレスパイラルに陥り、少しでもプレー代が安いほうがお客さまを呼びやすいので各ゴルフ場はセルフ化にシフトして来ました。ところが今日の景気の回復、デフレ脱却の予測などにより、今後は少し傾向が変わってくることが予測されます。
 私は、これからのゴルフにおいては、キャディがいないとイヤの傾向が今よりはずっと進むと思われます。勿論、セルフプレーにはセルフプレーの良さがあるので決してなくなりはしませんが、プレースタイルも二極化が始まり、これからはそのゴルフ場が目指すコンセプトがより鮮明になると考えます。
 そしてこの事が、今後の会員権市況を占う上での重要なファクターになると思いますし、現に上昇している会員権の大部分は完全キャディ付となっているはずです。(なんて、まだ調べてもいないのにいい加減)
 そこで、今週は完全キャディ付きゴルフ場は何処?について調べてみたいと思います。

 まずは、東京都から。

【東京都】
青梅      ほぼ完全(来場者数によっては遅い組はセルフの場合あり)
小金井     完全
桜ヶ丘     完全
GMG八王子  ほぼ完全(セルフデーを除いて)
相武      準・準(月・水・金はセルフを選択可能)
立川国際    ほぼ完全(セルフデーを除く)
多摩      ほぼ完全(稀にキャディが足りない時、メンバーさんに午前セルフを頼む場合あり)
東京よみうり  完全
八王子     ほぼ完全(セルフデーを除く)
府中      ほぼ完全(キャディ数が足りない時、メンバーさんにセルフをお願いする)
武蔵野     準完全(月・金はセルフを選択可能)
よみうり    完全

 東京都のゴルフ場の場合歴史のあるコースが多く、ほぼキャディが付くようです。また、高齢のメンバーさんが多くおられるのも要因のひとつでしょう。起伏のあるコースが多いので危険回避の上でもキャディは必要ではないでしょうか。

 続いて神奈川県。

【神奈川県】
伊勢原     完全
磯子      完全
大秦野     完全
清川      完全
相模湖     準完全(平日の遅い時間に限りセルフ選択可)
相模原     ほぼ完全(フリー来場者多い日でキャディ不足の時はセルフをお願いする事あり)
湘南シーサイド 完全
大相模     ほぼ完全(セルフデーを除く)
茅ヶ崎     準完全(月曜のセルフデーと金曜日はセルフ選択可)
戸塚      完全
長竹      準完全(キャディが足りない時はセルフ)
箱根      完全
葉山国際    準完全(ダイヤモンドは完全、エメラルドは選択制)
平塚富士見   完全
本厚木     準完全(遅いスタートの時はハーフはセルフの場合あり)
レイクウッド  完全
レインボー   完全

 神奈川県も歴史のあるコースに完全キャディ付きが見られます。横浜が併用制を採用しておられるのにはビックリしました。神奈川県も他県に比べるとキャディ付きは多いと感じました。やはり神奈川もメンバーの年齢層が高いのが影響しているかも知れません。

 やはり、東京都、神奈川県を調べた限りにおいては、キャディ付きのコースが会員権相場を引っ張ってきているようです。
 来週は、千葉県を調べてみたいと思います。

 以上、今週の独りごとでした。