2006年2月10日
最近の値動き「栃木、群馬、静岡、山梨」
戻 る トップに戻る
 2月に入りまして、会員権の買い注文の数も若干減ってきました。そして、相変わらず売り注文は少ないので、1月に比べ商いは閑散となっています。
 ここは一休み局面なのでしょう。
 しかし、高額案件は気配値だけを上げている状態が続いています。

 さて、今週は栃木、群馬、静岡、山梨と一挙4県のの値動きを追って見ましょう。

 栃木県ですが
 栃木の雄である小山は今年に入りずっと気配値を上げ成約しづらい環境のまま上昇をしております。セカンドの日光も1月中旬から売り物薄が続いており、成約は450万円といった具合でしょうか。280万円あたりでずっとウロウロしておりましたが、ようやくトンネルを抜け出した感があります。この2コースに続くのは、皆川城、宇都宮、ホウライ、レイクランドの4コースですが、際立った動きは見せておりません。むしろホウライは人気が出ず、名変を開始して以来、今が一番弱い相場展開と言えるでしょう。現時点で注目されているのは、プレステージとサンヒルズだと思われます。プレステージは栃木県の県南に位置した、コースレイアウトのしっかりしたそしてクラブハウスも華美な36ホールのコースとして有名ですが、ここに来て栃木県NO.1の人気度を集めております。サンヒルズもやはり36ホールあり、宿泊施設もゴージャスなコースですが、依然として根強い買いが入ってきます。他のコースにおいては昨年より売り物は極端に少ないものの、買い手の勢いが感じられません。

 続いて群馬県です。
 群馬は何といっても富岡ゴルフ倶楽部がプライスリーダーなのですが、この地域としてのこの相場金額に魅力が感じられないからか、買い人気はありません。預託金をいつでも戻してくれるコースなので、相場は保たれておりますが、、。変わって相場をリードしているのが大成建設の軽井沢高原ゴルフ倶楽部です。全く売り物は出ず、買い気配がグングン伸びています。群馬と言えばまず、老舗の伊香保カントリーの名前が出て来るのですが、しかし目立った動きは見られず今年に入っても安定的コースとなっております。また、コース素材の良さに定評のあるかっての雄の甘楽、そしてリゾートコースとして美しく、人気抜群であった草津には昔の面影は見られず、相場は停滞したまま、買いの手も思ったほど入って来ておりません。群馬で目立っているのは、ツインレイクス、緑野といったアコーディアのコースです。他コースに比べ人気が際立っております。やはりコースそのものの評価が高いからでしょう。群馬県も栃木県同様、昨年に比べ売り物の数は圧倒的に少なくなっていますが、買いの人気も今ひとつと言った案配です。

 続いて静岡県です。
 静岡のプライスリーダーは富嶽であるが、そう大きな動きは感じられない。しかし売り物は薄である。また、葛城も買い気配が多いまま推移している。静岡県はとにかく買いが強く、売り物が薄い。続く富士小山、浜名湖もガンガン強気相場が続いておりますし、朝霧ジャンボリーや愛鷹、伊豆大仁、菊川、沼津、浜松、浜松シーサイド、東富士、藤枝、富士国際、ホロン、リバー富士、レイク浜松の中堅12コースは皆、売り物薄しが続いており成約が困難になっています。この価格帯では伊豆大仁が少し出遅れているようです。また、100万円以下のコースも総じて売り物なしが続いているコースが多いです。足柄森林、天城高原、伊豆スカイライン、伊東、伊東パーク、掛川グリーン、ザ・フォレスト、沼津国際、富士カン、富士宮、富士見ヶ丘、ミオス菊川は買い気配だらけで売り物がありません。また、リゾートとして名高いサザンクロスは今度の成約からは100万円を越えるでしょう。静岡県の会員権は他の地域と違い、名変料も良心的なコースが多いことから、ゴルファーに受けるのではないでしょうか。とにかく地域的には一番元気のある県と云えるでしょう。

 続いて山梨県です。
 プライスリーダのメイプルポイントは、気配をどんどん上げてきています。成約価格は500万円を越えると予想されます。河口湖も順調に相場を上げてきています。一時地に落ちていた感のあった富士レイクは今は大人気銘柄に戻り100万円を越えそうです。元々実力派銘柄でしたから不思議はありません。コース内容は高いがイマイチ不透明感のあるオリンピックも相当強い相場展開となっています。全体に売り物は少ないですが、他の銘柄には際立った動きはありません。

 3週間に渡って各都県の値動きを追って見ましたが、皆さん如何でしたでしょうか?
 一部押し目の状況が見られますが、地合いの大変強い感じには変化はありません。
 これからも少しずつ上昇曲線を描きそうなのは間違いなさそうです。
 会員権の上昇は5年くらいは続くのでしょうか?ま、先のことは誰にも解らないことですが、、、。

 今週の独りごとはもう少し続きます。

 私は最近のアコーディアグループの年会費の徴収方法について、大変遺憾に感じております。年会費を上げる事にも賛成しかねますが、なにより年会費を一本的にサイクル変更した上でのダブル取りはいただけません。
 一般的な流通として申しますが、会員権は譲渡人が会員権業者に一旦売却し、そのものを業者は買い手にすぐに売り渡し、次に譲受人は入会に必要な書類を揃え、更には推薦保証人の所にお願いに行き、そしてその入退会書類一式を各ゴルフ場へ名変の為に提出します。譲渡人が各会員権業者に売り渡した後、当然10日や20日ほどのタイムラグは、譲受人が書類を揃え各ゴルフ場に提出するまでに発生します。
 そこで各業者は、その間になにか良からぬ事が発生せぬよう、また、譲渡人は○月○日に譲受人に譲りましたよという事を知らしめる為に内容証明郵便にて譲渡通知書を各ゴルフ場に出します。
 この事により、ゴルフ場は「あ、あの○○さんは××さんに会員権を売ったのだな」と判るはずです。ところが、アコーディアグループのゴルフ場は、その月(年会費のサイクル終了月)を越して名変持込がされた時には、譲渡した方の口座から、すでにメンバーとして使えもしないコースの年会費(大厚木なんかは63,000円)も引き落とすのです。
 今回どうしても納得できないのは、オークヒルズの年会費徴収方法です。今回、一方的に年会費のサイクル10月〜9月を1月〜12月に変えた為、今年度の請求は年間37,800円ではなく15か月分の47,250円となりました。サイクルが変わっても使っている方ならどうってことはないのです。いずれにしても支払う金額は同じ(早いか遅いかの違い)だからです。
 しかし、これを9月に売却し、その事をゴルフ場には○○さんは9月に××さんに譲渡してますよと、譲渡通知書を発送し通知しているにも関わらず、入会者の書類を10月に入ってから受け付けたという理由から、12月に利用できない15ヶ月分の47,250円を○○さんの銀行口座から引き落としたのです。なんと○○さんは、譲渡して3ヵ月経った後、利用も出来ない、その時にはすでに新名義人に名義も変わってしまった会員権の年会費を再度申し上げますが、12月6日に上記金額を銀行口座から引き落とされました。まさに、青天の霹靂とはこのことでしょう。当然、新名義人も名義変更料とともに上記年会費を支払っています。これは幾等なんでも理不尽ではないでしょうか?
 確かに、ゴルフ場さんの自前のルールと言えばしょうがないのかもしれませんが、ちょっと乱暴すぎると思います。明らかに、事前にこの事をメンバーさんや我々会員権業者に知らしめていた上での措置なら分りますが、突然のこのアコーディアグループのやり方には?????であります。
 少しは先日までメンバーとして貢献してくれていた譲渡人の事も考慮してもう少しスマートにして頂きたいと思います。
 年会費の増額やこれまでの年会費を引き継ぎできるをダブル取りに変更までは、それがアコーディアさんのゴルフ場運営におけるルールとして理解致しますが、ぜひとも来年は譲渡するまでのタイムラグも考えて頂き、この件を検討してもらいたいと存じます。
 このままでは、アコーディアは血も涙もない『情け無用のジャンゴ』となってしまいます。日本人がこれまで大事に育んで来た義理人情をもう少し大事にしてもらえないものでしょうか。

 さてこの度は、100万ラウンド記念第4回加賀屋杯に大勢の方よりご参加表名下さり有難うございます。
 100万ラウンド到達は、平成18年2月4日の午前中に達成された模様です。松戸のK.Yさん、見事100万ラウンド目おめでとうございました。過去、K.Yさんには茨城県のコースを2箇所購入して頂いております。当日はご招待させて頂きますので、お財布を忘れても大丈夫です。
 お陰さまで、1月24日にホームページ上で参加を募りまして約2週間で予定数の80名を突破しました。実は、前回の時に、一旦満席になりながらキャンセルが出た関係上、78名でHP上のカウンターを一旦止め、少し多めにと引き続き参加を呼びかけました。が、それも88名に到達し、もうよろしかろうとなりましたので募集を終了いたしました。勿論、キャンセルが出なくとも、当日は22組に増枠しておりますので皆様当然ご参加いただけます。
 開催日が平日にも関わらず、続々と参加表明を頂いたことに深く深く感謝申し上げます。

 当日は加賀屋ゴルフの精一杯のおもてなしをさせていただきますが、行き届かない点はどうぞご勘弁の程をお願い申し上げて、今週の独りごとと致します。