>2005年8月11日
遊ぶのにも修行がいる

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 先週末に顧客のI.Iさんから感動のメールを頂戴しました。先週、独りごとはお休みとお知らせ致しましたが、今週はそのI.Iさんからの感動メールを特別版今週の独りごととして掲載いたします。

 

株式会社加賀屋ゴルフ
前田信吾 様

ご丁寧にメールを配信下さいまして有り難うございます。
お陰さまで私は、前田社長はじめ正木さん推薦の江戸崎カントリー倶楽部にて楽しいクラブライフを過ごしております。
今日は、先日江戸崎でのプレー中のひとこまについて「高麗グリーン」というタイトルでお話致したいと思います。

8月に入りすがすがしい夏の日差しの中で、メンバー同士挨拶もそこそこに東コースのインからスタートしました。夏なのにさほど蒸し暑いと感じないのは、広大で緑が多く大木・古木に囲まれているせいでしょう。内心、「やはり伝統あるコースは違う」とメンバーになったことに対する満足感と優越感が伴い自己意識が高揚する感じでした。
人生の重みや深さは、大きな精神的満足を土台に成長すると申しますが、このような経験から発芽するのかも知れません。

ところが、当日のグリーンは滅多に経験することのない高麗グリーンでした。いやな予感はしていましたが、高麗グリーンに距離が合わず翻弄されスコアカードに普段より多くの数字を追加し苛立った私は、思わず自己正当化したい衝動に駆られ不用意な言葉(エキスキューズ)を発したところ、江戸崎CCの先輩同伴者が、おそらく生涯で忘れることのできない心に染み入る一言を話されたのでした。
「江戸崎で高麗グリーンを使用するのは年2ヶ月位しかなく貴重な経験を今しているのです。勿体ないと思いませんか。高麗グリーンを十分堪能して下さい、Iさん。」 
私はその方の言葉に茫然自失。素晴らしい先輩同伴者からのお言葉です。己のパターの実力の無さを高麗のせいにして失敗の原因を探求しない未熟者の内なる脆弱さと、それを正当化しようとする傲慢な自分に「ハッと」しました。
前田社長、「私は、恥ずかしい」(笑)

この出来事以来、おかげで高麗グリーンは苦にならなくなりました。そしてパターの芯でしっかりとヒットしないと高麗を攻略できないこと等々ゴルフの奥深さをまた一つ学びました。
それにしても、高麗グリーンの使用を一期一会と肯定的に位置づけ、一見マイナス条件と思われることもポジティブに甘受している人が目の前にいる。私は、知らぬ間にその方に深々と頭を下げておりました。『遊ぶのにも修行がいる』。この気づきは江戸崎CCからの贈り物です。

8月のラウンド体験より 江戸崎CCでの感動の一瞬でした。


前田社長、私はホームコースを持って良かった、江戸崎に入会して良かったと実感いたしております。
同伴者と競わず互いにコースと己との戦いに挑み・学び自己の成長を実現していく、そのような「ゴルフ道」を江戸崎CCで為し得たらと考えております。

是非、時間を取り今度美味しいコーヒーを頂きにお邪魔したいと存じます。
                                      
                                         I.I


 皆さんいかがでしたでしょうか。
 私はこのメールを読んで、I.Iさんのお人柄を感ずるとともに同じ江戸崎のメンバーでこのような素敵な先輩諸氏がおられることに大きな喜びを覚えながらも実に爽快感を感じております。
 I.Iさん、感動のメールを有難うございました。
 トップ画面の挨拶文にも書きましたが皆様からのご協力をとても嬉しく思っております。本当に、本当に感謝申し上げます。

 以上、今週の特別版独りごとでした。