2005年7月15日
今年末にかけて私が注目しているコース
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 丁度1年前にも同じような趣向で独りごと(私が選ぶ推薦コース・中堅どころ)をやって見ましたが、先週予告した通り今週は、今年末にかけて私が注目しているコースについてを県別に取り上げてみます。

 東京都では昭和36年開場の東京国際に注目しています。
今年3月に更正法を申請し破綻してしまったコースで名義変更も行っておりませんが、私は敢えて今回取り上げて見たいと思います。このコースの最大の売りは場所であります。大ベッドタウンのど真ん中に位置しており利便性では随一です。難点はメンバー数が多いと言う点ですが、今回の破綻により数の整理がつけば上昇余地は充二分にあります。停止中のコースを注目なんてナンセンスと言われるかも知れませんが、自分の考えなのでご了承下さい。

 神奈川県では昭和38年開場の葉山国際に注目しています。
この県も東京都と同じでこれ以上ゴルフコースは増えません。また、神奈川県では、コースそのものが良いコースの会員権価格は皆金額が一桁違うコースになります。その中で予約の面においても長があり、川崎・横浜からも非常に近いです。日本橋まで空いていれば50分です。コース自体も距離もあり楽しめ、メンテナンスも充分です。名変預託金が300万円かかりますが、変更の予定はなく、あくまでクラブライフで勝負しようという経営姿勢は私は評価できると思います。会員権価格が高くなればなるほど上昇スピードは速くなるのではないかと私は見ています。

 静岡県では昭和36年開場のサザンクロスに注目しています。
一昨年破綻して会員権は一時10万円程度まで下落しましたが、今は65万円まで回復しました。このコースの注目点は単にゴルフだけではなく、総合レジャー施設としての価値が高いことです。温泉、温水プール、エステ、食事の楽しみなど盛りだくさんで、家族を大切に考えるゴルファーには打ってつけです。眺望も素晴らしく、ミニ川奈の感があります。伊東と言うリゾート地にあってゴルフライフも充実しているコースとしては現在の価格は安いと思います。景気回復傾向の今年はサザンクロスに注目です。

 埼玉県では昭和47年開場の高麗川に注目しています。
弊社でも取り扱いが多いコースですが、昨年末から今年1月は200万円ちょっとの価格でした。林間コースではありませんが、とても落ち着いた雰囲気があり、大人の社交場といった感があります。コースはアップダウンのきつい箇所もありますが、カートを導入してからは楽になりました。クラブハウスは華美ではありませんが、大変手入れが行き届いており、清潔でかつ上品です。なにより経営は安定しており、家族優遇制度も充実しています。年会費が高くなりましたが、コース改修にお金をかけよりメンテナンスは磐石となり、メンバーによる予約の取り易さについては満点に近いでしょう。

 千葉県では昭和63年開場の平川に注目しています。
こちらも昨年破綻して会員権は大幅に下がりましたが、その後急激に上昇しております。スポンサーに一部上場企業の日神不動産が付き、一気に注目を集めました。千葉市内に位置しておりアクセスも上々です。千葉県最後の林間コースですが、松林の林間と違い雑木林が続く林間コースなので余裕があれば、木々の表情を見る楽しみもあります。高級感の漂うクラブハウスにはしっとりとした落ち着きがあります。名変料の150万円が9月から100万円に減額されますので秋からの会員権相場が楽しみなコースに注目しています。

 茨城県では昭和33年開場の常陽に注目しています。
隣接している4つの林間ゴルフ場の中では一番会員権相場が安いコースです。茨城の林間コースでアクセスが良く手頃なコースは?の問いにはまっ先に候補に挙がるコースです。開場40周年を越え、風格がある松林の林間コースです。私が注目コースに挙げる理由は、常陽はフラットなコースなので年配の方々がプレーしやすい点と、車でのアクセスはもともと良いが、8月に開通するつくばエクスプレスの駅に大変近いので運転が億劫な方にも最適である点です。まもなく団塊の世代がリタイヤ組になります。さすれば、近々人気が出るのは必至でしょう。

 栃木県では昭和48年開場の皆川城に注目しています。
破綻後ゴールドマンサックスの支援でリスタートしました。栃木県のゴルフ場としてはアクセスも申し分なく、距離がたっぷりあり、左右も広々としており、飛ばし屋さんにも充分堪能出来るゴルフ場です。四季折々の花々も美しく、そこに咲く花が心を癒してくれます。名変再開後入会されたメンバーさんからは予約も取れるし、サービスも良いと大好評です。開場して30年以上経過していますが、グリーン上での醍醐味は十二分に味わえます。ビジター料金が同一エリア内では群を抜いて高いのも会員権購入者には魅力を感じるのではないでしょうか。注目しています。

 群馬県では昨年(私が選ぶ推薦コース)に引き続き今回も上昇しそう、注目したいコースはありませんでした。ゴメンナサイ。

 山梨県では昭和35年開場の富士レイクサイドに注目したいと思います。
地元の富士観光開発グループによる経営ですが、堅実な経営とお聞きしています。アクセスも河口湖インターから近く大変良好です。また、コース間から眺める富士山はまさに絶景です。12月から3月までクローズとなりますが、この地区の場合は仕方がないでしょう。少し前に比べ上がっているとは言え、現在の富士レイクの価格には?を感じます。景気回復がみられる今、私は涼を味わえるリゾートコースに視線が集まると見ていますので、今後大いに注目したいと思っています。

 今週は、私が注目する各都県のコースをピックアップしてみましたが如何でしたでしょうか。全て見立てどおりとはいかないでしょうが、いつも結構当っているので、今回も、、、と思っているのですが。どうでしょう。

 以上、今週の独りごとでした。