今週に入って一段と成約件数が減ってきました。先々週の独りごとでも触れましたが辛抱の時期を迎えています。
　さて今週は、今年に入ってそう動いていない会員権市況の中にあって、現在目立って上昇している銘柄１都６県を取り上げてみましょう。大部分がふむふむといった銘柄ばかりになっています。

　東京都においては八王子が安くなりすぎたために価格を戻してきています。入会時必要資金５１０万円は大きな出費となりますが、総額１０００万円までは上昇していくと思われます。他のコースもアクセスを考慮した場合割安です。

　神奈川県においては名門コースが価格を引っ張っています。そして大衆銘柄大厚木、神奈川最後にオープンした清川などは神奈川県ではコースそのものが良く面白いコースです。書換えは停止していても平塚富士見は流石という他ありません。

　埼玉県では、中堅の価格帯のコースが相場をリードしています。特に石坂は３割弱の上昇を見せていますがクラブハウスの豪華さは見事です。ゴルフするのにクラブハウスなんてどうでもよろしいと仰る方もおられるかと存じますが、今の時代であの立派な建築物はとうてい作れないと思います。石坂は立派な特色を持っているコースと云えるでしょう。また、高麗川も目立ちますが、私にはこの価格帯（総額５００万以内）でのクラブライフ充実度はＮＯ．１に映ります。嵐山が上昇していますが、もしかしたらもしかする（入会に関する事が緩和）のかも知れませんね。コースそのものの評価は素晴らしく高いのですから。

　千葉県においては他県同様、鷹之台や千葉カン、袖ヶ浦といった名門が相場を引っ張っていますが、上昇率的に申し上げて、成田ゴルフの上昇は驚きです。なんと２３０％の上昇です。このコースはコースそのものの素材の良さは勿論のこと、練習場においても芝の上から打てるという大いなる魅力、クラブハウスがシックで豪華（サインは座ってする）、便の良い東関道成田インターから近い点など大変高い点数を持っていたのですが、経営の問題点から価格は低いままでした。昨年１月にお邪魔した時も入会申請の掲示では４０歳位の方々が圧倒的に多かったのですが（現在も所得的に勝ち組の職業の同年代の方々の入会が多いらしい）そして最近は預託金返還のあった茂原カントリーのメンバーさんが多く入会しているそうです。次に鳳琳も大幅に上昇（７７％）していますが、コースの雄大さには定評がありますし、クラブハウスとホテルの豪華さというこれまた大いなる特色を持ったコースです。今後マイナス要因が出なければ、この両コースには買い人気が続くと思います。スポンサーが決まった千葉県最後の林間コース平川も上昇していますが今後も期待大ですし、メンテナンス最高の上総モナークもカナリヤガーデンと同等の価格までは上昇すると思います。オークヒルズ、グレンオークスには上昇に次ぐ上昇だったせいか少し息切れが見られます。

　茨城県はイマイチ上昇気流に乗っていない感がありますが、林間コースを中心にこれから少しずつ上昇しそうな予感です。

　ここ数年の傾向ですが、栃木、群馬両県においては人気がありません。この両県については今後会員権市況が大きく上昇してこないと回復は望めそうもないと思われます。

　現在人気があるこれらの上記コースは、私個人が年末『今買うべきコースだろうなぁ』と思ったコースがいずれも入っています。
　私の趣味はといえばゴルフくらいで、自分で云うのも何ですが人に威張れるほどの大のゴルフ好きです。ですのでそんな私がこのゴルフ場は楽しい、気持ちいい、また来たい、入会したいというコースには他のコースにない特色がありますし、それらのコースの多くはゴルファーなら誰しもお気に召すコースではないかと思っています。そしてだからこそ買い手が多くなって人気がでるんだろうと生意気かも知れませんが私は自信を持っています。現に、昨年末も「社長が今度狙っているコースは何処ですか？」とご来社されたお客様もチラホラいらっしゃいましたもの。
　今後も私は『特色を持ったコースはないかなー』とゴルフ場探訪は続けていきたいと思っています。

　以上、今週の独りごとでした。