2004年10月8日
10年ひと昔
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 弊社においては、ここに来て売り買いのバランスが逆転した感がある。
 8月までは圧倒的に買い注文が売り注文を上回っていた。が、9月には、ほぼイーブンになり10月の今現在では逆転の様相を見せ始めた。
 しかしながらある程度のコースでは、売り物をさばく購買力があり価格を維持し続けている。今年、今までと大きく違う点は、それまでは売り物が市場に出ればどんどん下げがきつくなってきたが、今年は相場価格を維持できる点である。この事をさらに深く考えてみると、売り手が指値を大幅に下げてまで売らないという姿勢を崩さないからであろうとも推察できる。つまり、2004年が長い目で見たときの相場分基点だったと思える相場展開を示しているといえるでしょう。

 さて先日、私は近くの会社の方から1冊の本をお借りして読みました。その本は現在廃版になっており、一般書店ではお目にかかれない本とお聞きしています。
 この本が発行されたのは今から12年前のことです。
 この本には以前に1,2コースの経営をしていて成功していた会社がチェーン化して巨大化するのは危険であると警鐘を鳴らしています。そして無名でも堅実にそのコースを長きにわたってきっちり経営している会社の方が今後信頼できますと書いてあります。実際、巨大化した所のほとんどの経営者は交代し、今ではその本の通りになってしまいました。またその本では、今後は開発されない林間コースは、その歴史と廻り易さから益々人気が出てくると予想していますが、その通りになっています。
 しかしこの本では1部、2部の上場企業が事業母体なら間違いはないでしょうとも書いてあります。が、残念ながら現在では上場会社がそのまま経営母体として続いているコースは数えるくらいになっています。おそらくこの当時はこれほどまでに景気が後退するとは考えられなかったのでしょう。
 この本の筆者の方が入会している1部上場会社が母体だったコースも残念ながら破綻の憂き目にあってしまったとのことでした。世の中、「一寸先は闇」とはよく言ったものです。
 私が今後推奨するところは予約の点で問題なく、大変特色があるコースで、接客姿勢が良いメンバーシップコースになると思います。
 
 先々週、突然の悲しい別れの主人公の美和子が先日眠りから覚め戻ってきました。まだ、体調は戻りきれていないので、完全復帰まではだいぶ時間がかかると思われますが、とにかく弊社に明るい笑顔が戻ってきました事を報告いたします。この件につきましては、何人かのお客様や私の友人から美和子に対しまして、早期回復を願う温かいお言葉を頂戴いたしましてありがとうございました。御礼申し上げます。

 以上、今週の独りごとでした。