2004年7月9日
最近の購入者の傾向
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 6月中旬から弊社においても、会員権の取り扱い件数が大幅に増えてまいりました。他社においても同様に増えてきているそうです。ようやくトンネルを抜け出し、我々にも日の目が出そうです。今、動きの中心は低価格帯ですが、成約率は非常に高いです。

 ここ3週間の動きを具体的に見てみると、100万円以内の金額のコースの動きがほとんどであり、100万円以上の会員権は成約したものでみると、全体の2割弱となっています。言うならばボーナス需要により会員権の出来高が増えていると言えるでしょう。

 また、最近の傾向としてグループ買いが多くなっています。弊社でも特定の銘柄が売買の中心となっているのも特徴です。加賀屋ゴルフでのここ1ヶ月では、富士カントリー大多喜城が7本、カナリヤガーデンが5本、成田スプリングスが4本といった具合でまとまって成約しております。やはりそこそこのコースで割安と思えるなら、ゴルフ好きの方々は自分のホームコースとして購入しておられるようです。

 そして最近の特徴として、1人で複数のゴルフ会員権を購入する方が増えてきたのも見逃せません。これまでは、一度に2本3本とご依頼される方は、ほとんどといってよいくらいおられませんでした。が、ここ数ヶ月の動きでは、一度に2本3本といったご注文をなさるかたが何人も出てきております。

 これは何故でしょう?

 会員権は、今まで買えば下がるといった時代を約14年間過ごしてまいりました。
しかし、今買っておけば損はしない、いやむしろ上昇していくに違いないと思っている方が相当数に上っているからに他ならないからだと考えられます。私は去年から少しずつ会員権が今までと違う匂いがすると、この独りごとのコーナーでも申し上げてまいりましたが、その通りになってきました。
 私の個人的な思いとしては、じわっじわっと上昇して欲しいと願っています。過ぎたるは及ばざるが如しで、売り物が全然引っ込んで商売ができなくなるのだけは避けて欲しいと願っております。

 以上、今週の独りごとでした。