2001年11月9日
 「埼玉県・群馬県の4年間の会員権相場について」
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 今週は予告通り埼玉県・群馬県の1997年〜2001年の会員権相場の推移についてレポートします。まずは埼玉県ですが全体平均値は、1997年を100とすると現在は28となり下落率72%となります。
 その中でもっとも下がらなかったコースを上位10コース。そしてもっとも下がったコースを10コースを列記してみたいと思います。
 まずは下がり方の少ない上位10コース
@東都埼玉+3.4%A東都飯能8.2%B東都秩父34.4%C越谷38.6%D大宮G54.9%E飯能G58.1%F鳩山61.3%G川越グリーンクロス62.2%H武蔵67.9%I埼玉国際68.9となる。
@、A、B位はいづれも、東都自動車が母体のコースです。なんといっても@位の東都埼玉は4年前よりも上昇している唯一のコースです。東都自動車のコースは、大変安心といえるでしょう。
Cの越谷は大洋緑化が母体ですが会員数が少ない点で上位に入っているということになります。
D、E、F、H位は、やはり埼玉の代表的なコースです。
 次に下がり方の大きな上位10コース
@ユニオンエース99%A寄居95%B川越94.2%Cミッションヒルズ94%D児玉スプ93.6%E石坂91%F小川90%Gノーザン錦86.2%H越生86.1%I飯能グリーン84.9%となる。
@、F、G位は母体がおかしくなっている、D位にはやはり緑営グループの児玉スプが入っている。やはりこの上位にくるところは少し難点がある。
 続いて群馬県に移ろう。1997年を100とすると現在は19となり下落率81%となります。
 その中でもっとも下がらなかったコースを上位10コース。そしてもっとも下がったコースを10コースを列記してみたいと思います。
 まずは下がり方の少ない上位10コース
@下仁田26.7%A伊香保岡崎城42.3%B富岡54.2%C桐生57.3%D太田双葉65.7%E草津67.1%F霞山70.9%G伊香保72%Hグリーンパーク72.7%I赤城国際73.7%となる。
@、C、Gは母体が東武グループです。Bの富岡はサンヨー食品でしっかりしています。善戦したのはBの伊香保岡崎城です。これは、2名記名でしかも名変料が30万円というのが評価されていると思います。D、Eはいづれもきっちりした経営をしているのが評価されていると思います。
 次に下がり方の大きな上位10コース
@サンフィールド99.9%@小幡郷98.6%B関越ハイランド97.4%C御荷鉾96.8%D上毛森林95.7%E緑野95.3%F藤岡95.2%Gプレス93.7%Hノーザン上毛93.7%Iルーデンス93.3%となる。
Dの上毛森林を除くといづれも母体がおかしくなってしまったところである。
こうしてみると東京近郊からはずれてくると、下げ方が激しくなっている様子がうかがえます。
次回は栃木県についてレポートします。
以上、今週の独りごとでした。