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前回に引き続き、伊豆ゴルフ合宿記･後編になります。

先日、生まれてから半世紀を迎え筋肉痛も2日後くらいに出るようになりました。

当然この伊豆ゴルフ合宿でも、3日目ともなると運転疲あいまって宿の布団から出るのもやっとになってきます。しかし、湯ヶ島の定宿は朝食が美味しいこともあって、前田社長ばりに朝食をがっつりといただくと、食後にはしっかり目が覚めます。しかも24時間温泉に入れるので、ラウンド前に体を温めることができるし、10時近くのスタートなら体調はバッチリです！

3日目は宿から15分のフジ天城ゴルフ倶楽部へ。このコースは夏に午後スルーでラウンドしたことはあったのですが、今回は昼食バイキング付きのラウンドです。なんと食事込みで5,500円…最高のコストパフォーマンス！コースは古き良き日本のゴルフ場といった趣。ただ、昨年の台風の被害が大きく地滑りの爪痕が。コースの修繕･改造に力を入れているようで、改修が完了したらもっと面白いコースになる感じがします。で、いざスタートすると、昨日同様ドライバーもショットも絶好調！…なのにパターがまったくダメ！ダメの極み!! 短いPar4を1オンして3パット…ほどよいPar5も2オン、3ｍのイーグルチャンスを3パットのパー…とにかく3パットの連続。フラストレーションのたまるラウンドになってしまいました。少々グリーンが柔らかかったせいもあって、プレイヤーの足跡が凹んでしまうんですね。それでボールがラインに乗ってもゆらゆら揺れて止まってしまう…といった感じでした。でも、これも数ホールでそのグリーンにアジャストできない自分の腕前のせい。精進がまだまだ足りない証拠です。だけど、これでグリーンが硬く速かったら、もっととんでもないことになっていたかも…

しかし、フジ天城の良いところはゴルフのストレスを癒やしてくれるお昼のバイキング！(※現在はコロナ対策で休止中のようです) ラウンド当日はしゃぶしゃぶフェアで結構美味しいお肉をいただきました。バイキングも食べきれないほどの料理が並び、充実したデーザートの中でもコース特製の手作りプリン(あまりに人気があって1人2つまでの制限あり)は絶品でした。これで5,500円…平日でも来場者が多いのは納得です。

4日目は、初めてうかがう湯ヶ島ゴルフ倶楽部&ホテル董苑でのラウンド。ここも宿から20分ほどなのですが、かなり山奥に入っていく感じで｢本当に道あってるのかな…？｣と思ってしまいました。ですが、着いてみたらとてもキレイなホテル併設のクラブハウス。バブル期には2,000万円ほどで募集をかけてたとか。当日は来場者も数組でほぼ貸切状態。前にも後にも人がいない贅沢ラウンドです。コースはリゾートを謳ってはいるものの、グリーンが難解で侮れない！フルバックからだと結構手応えがありました。この日もパットがめちゃくちゃでがっかりラウンド…でも、湯ヶ島ゴルフ倶楽部、コースそのものはメモラビリティの高いホールもあり、良いコースだと思いました。難点は｢遠い｣だけなのでは？ あまりにも悔しいラウンドだったので、相方と｢芝が緑の時にリベンジ！｣を決めました。

最終日はメンバーさんに強者の多い伊豆にらやまです。にらやまも数回ラウンドしていますが、強者が多いその理由がわかります…グリーンが難しすぎです(笑) たぶんパット巧者のメンバーさんが多いのではないでしょうか？ 加藤俊輔設計(コースを見た瞬間、設計者が誰だかわかります！)の西コースは比較的グリーンが読めるのですが、東、中コースは本当に不思議な転がりをします。芝目と傾斜が複雑で、例えば見た目上りに見えても、ボールは果てしなく転がってグリーンの外なんていうことはザラです。｢下りフックラインなのにスライスして上っていった！｣…なんてことも。5日間のゴルフで一番パットで難儀しました。もう自分の下手くそさ加減に辟易です。FWも広くて、チャンスホールもあるんですけどね…そこをものにできないと、納得のいくスコアは出ないと思います。あと、コースの方々のホスピタリティーが高いですし、平日ならバックティーも｢どうぞー｣と快く使わせていただけます。余裕があって、家が近いならメンバーになりたいくらいです。

こんな感じで5日連続でラウンドをしたのですが、最後に修善寺駅近辺のおすすめ飲食店を。まずは蕎麦屋の『紅ほおずき』。以前取材でうかがったこともあるのですが、間違いなく美味しいです。ただ営業時間が短いので要注意。夕食のおすすめは焼肉屋の『食堂苑』。精肉店直営なのでいいお肉がリーズナブルにいただけます。お財布的に優しいのは｢これぞ町中華｣といった感じの『大進中華料理店』と『朋友』。どちらもボリューム満点です。

結構盛りだくさんなゴルフ合宿でしたが、平日だったため1人あたりの費用は交通費(高速･ガソリン代)、4泊分宿泊費、ラウンド5回、食費で65,000円強。平日だけになんといってもラウンド代が平均6,000円弱。自分のメンバーコースに行くよりも安くあがってしまうのがなんとも…(苦笑)

ほかにも伊豆ハイツや伊豆大仁、伊東カントリークラブ、中伊豆グリーンと｢行ってみたら面白かった！｣ゴルフ場もあります。特に冬場は比較的暖かいので、温泉巡りしながらゴルフをするのも楽しいと思っています。

来年も伊豆ゴルフ合宿に行く予定です。

 

掲載日：2020年4月2日