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｢猪八戒、おまえ貯金あるなら千葉夷隅入会しろよ。広くて長くて“飛ぶけど曲がる”おまえにはピッタリだ。推薦人はやってやるから｣
　
と、20代で2コースのメンバーになりました。
(この頃はまだ前田社長が加賀屋ゴルフを設立したかしないかのころで、まだご縁もなく他業者さんからの購入でした…社長、スミマセン！)
　
しかし、この両コースではクラブ選手権の予選をクオリファイしたことがありません。“あと1打”のところまで行ったことも数回あるのですが…曲がる、やらかす、攻守を見誤ったゴルフを繰り返す…では予選を通るはずもありません。
　
そんな私が、きっかけは思い出せないのですが、加賀屋ゴルフの今は亡き正木さんに担当していただき、栃木県の大日向カントリー俱楽部に入会しました。
　
当時千葉県人だった私が、なんで大日向を選んだのか…今となってはなぜなのかサッパリ思い出せません(苦笑)
　
その大日向では入会した年からクラブ選手権2年連続予選突破！

しかし、ここからが私が、“別の意味で持ってる!”と思えるのが、1年目の1回戦は前年度チャンピオンの歯科医のT先生、2年目の1回戦は前々年度まで選手権4連覇のSさん…
　
1年目はよくわからないうちに1回戦負け。2年目はその後何度もチャンピオンになったSさんに9ホールまで4UP！
しかし、11ホール目から5連続ボギー…淡々とパーを獲り続けるSさんに16番で負け…組み合わせ運の無さと、マッチ下手はピカイチだと思います。
そして“1回戦の壁”を突破できないまま、仕事が忙しいのを言い訳に2006年からゴルフから離れてしまいました。
　
ゴルフが苦しくなっちゃったんです…｢なんでお金払って、こんなにツラい思いしなきゃいけないんだろう｣…と。この頃はメンタルも最悪で、ゴルフに行ってもコースに着いた途端帰りたくなったり、いざラウンドが始まっても、｢今日は昼ご飯何食べようかな？｣、｢早くお風呂に入りたいな｣と、まったくゴルフに集中していない感じでした。

ここから2016年まで完全復帰に10年もかかってしまいました。
復帰して最初に参加した大日向カントリー俱楽部の2018年クラブ選手権予選は、ブービーで予選落ち(苦笑)
　
前置きが長くなりましたが9月1日、40代最後のクラブ選手権に挑んできました。コースはやはり栃木の千成ゴルフクラブ。
“相方と遊びに行けるコースを”と思って新規募集で入会したコースです。女性の同時入会が割り引かれてお手頃です。
(新規募集でしたので、前田社長へのお願いではなくて申し訳ございません！)
　
予選の前半を3オーバーで折り返し、後半も2ホール目でバーディーが来て2オーバー。
　
｢おいおい！ これは上位通過いけるんじゃね？｣
　
と考えてしまった後半3ホール目Par3でシャンクが出て池ポチャ。寄らず入らずで7を叩き、そこからホールアウトまでダボ1回を含むボギーラッシュ。手が震えてパターが上手く打てなくなってしまいました。
　
あがってみれば39･47の86ストローク…トップスタートだったのであとからあがってくる人は、ほとんどが自分より遥かに良いスコアを出していました。
　
｢こりゃダメだ…来週の大日向の選手権予選頑張るか…｣
　
と思っていたら、コーススタッフの方が
　
｢猪八戒さん、サドンデスやらなくても予選突破なんで、お風呂入ってください｣

なんと14位で予選突破！
そして大日向の選手権予選をキャンセルして臨んだ1回戦。
相手は俱楽部対抗の若手代表選手のWさん。
　
ま、相手は自分より若くて勢いもある人だし、自分のゴルをやろう…とは思っていたのですが、
前々日に練習がてらに行った、結構難しい岡部チサン美里コース(バックティー)でビックスコアの75。
それもパットの回数は18ホールで23回…やな予感はしていました。
　
Wさんとの1回戦、ショットはそれほど悪くない、むしろドライバーなどはいつもよりいいくらいでした。
　
しかし、ここがゴルフの難しいところ…寄せやファーストパットでことごとく1～1.5ｍ、
いわゆる“入れごろ外しごろ”が残ってしまい、これが1回も入らない。
　
Wさんは勝負がかかっている1ｍが残っても、しっかりと入れてくる…これじゃ勝負になりません。
　
結局、私がパットをはずしたりミスしたホール分、WさんがキッチリUPして6&5で完敗でした。
　
40代最後のクラブ選手権は｢ゴルフはパットで決まる｣という言葉を思い知らされた次第です。

午前10時前に競技終了後、1回戦敗退者同士でのハーフラウンドのお誘いもありましたが台風が接近していたこともあり、食事も取らずに車を走らせ13時には帰宅。
台風が来る前に仕事先の名古屋に移動できたの良しとして、自分を納得させることにしました。
　
これで今シーズンは月例などを除けば大きな競技の参加予定はありません。
ですが来年は“1回戦ボーイ”の名を返上すべく、肉体改造と練習量を増やそうと思います。
　
筋トレと練習の効果がいつ頃出はじめるかご期待ください！