ゴルフ会員権を購入され、ゴルフライフを楽しまれたいお客様のご参考に

完全に下手の横好きなのですが、ワタクシ猪八戒、ゴルフ歴は30年近くになります。途中ゴルフをする余裕がなかった時期や肩の痛み(五十肩)でクラブが握れなかったりと、少々ブランクもあります。
そんなワタクシが16年10月から4年半ぶりに本格的にゴルフを再開し、昨年初夏に前田社長の手配で入会した塩原カントリークラブのクラブ選手権のお話です。
塩原カントリークラブの選手権予選は27Hストロークプレー(16名選出)で行われます。参加者には栃木県のトップアマも。
「まあ、初参加だし…予選落ちかな」
と臨んだ予選、幸いにも12位でクオリファイしました。2005年の大日向カントリー倶楽部のクラブ選手権以来の予選突破です。

予選ではキャディさんが付きました。多くのコースで4大競技、さらには決勝トーナメントでさえセルフプレーでのラウンドが珍しくなくなったこのご時世、予選でキャディさん付きにはコース側と競技委員の方々の競技に対する姿勢がうかがえます。
しかし、基本的にはキャディさん不足…
通常、決勝トーナメントのマッチプレーでは各マッチにキャディさんがつきます。コースによっては1回戦から1プレイヤーに1人のキャディさんが付くところもあるかもしれません。
16名選出なら8マッチ、32名選出なら16マッチです。16名選出の場合、最低8名のキャディさんが必要です。
しかし塩原では、このキャディさん不足を解消する方法で予選1回戦をおこなっていました。
1回戦8マッチを2マッチごとでくくり、4名1組、全部で4組でしラウンドします。これならばキャディーさんは4名で足ります。

1回戦についてはまさに、省キャディさん、かつ時短ラウンドになります。トップスタートから4組連続スタートなので、プライベートラウンドのお客さんにも影響が少なくて済みます。
そして2回戦では各マッチの敗者のバッグをカートから下ろし、2バックで引き続き同じキャディーさんがもう1ラウンド担当します。
「4人1組でマッチプレー?」と不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。
プレーの仕方は…
1組2マッチでマッチAが奇数ホール、マッチBが偶数ホールでティーショットを打ちます。
ゼネラルエリアは通常のストロークプレーと同じで遠球先打。
そして全員がグリーンオンしたら奇数ホールではマッチAが先にホールアウト。その後にマッチBが決着をつけます。偶数ホールではこれが逆になります。
組み合わせ表と競技規則が送られてきたときには「ちょっと不思議だな…」と思いましたが、いざラウンドしてみるとあまり違和感はありませんでした。
「1対1」というマッチプレー醍醐味という面では若干物足りない感じもします。しかしコース側の都合を考えると「これもありかな」と思いました。

クラブ選手権を手間と日数のかかるマッチプレーではなく、予選決勝ともにストロークプレーの2日競技にしているコースもあることを考えれば、年に1度の大イベントを、しっかりと「そのとき強い人が勝つマッチプレー」という形で残してくれているのありがたいと思います。
ということは1回戦から1マッチ・2バック・キャディ付きでラウンドを行っているコースは、いろいろと余裕のあるコースということなんでしょう。私が初めて会員権を買った25年前くらいは、あたりまえことだったんですけどね…
で、決勝トーナメントの結果ですが…2&1で1回戦負け。お相手は他コースいくつかでチャンピオンになってる方だったとか。アプローチ、パットがとてもお上手でした。
マッチプレーではパターをしっかり強めに打てないとダメですね。でも15年ぶりのマッチプレーにしてはよく頑張ったほうだと思います。
秋口にいくつかクラブ選手権予選があるので、コラムのネタのために予選突破目指してがんばりたいと思います。

 

 

掲載日:2019年08月01日