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目土盛造と行くフツーのゴルフ場探訪

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>目土盛造と行くフツーのゴルフ場探訪>第2回 東千葉カントリークラブ(千葉県)

 

暑い・・・本当に暑い毎日が続きます。今年の8月は異常なほどの雨が降り続き、局地的な超豪雨なども各地に大きな被害を及ぼした夏でございました。拙者はと申せば、右手の薬指が「ブシャール結節」などというおかしな病に罹り『なんだかなあ。』のラウンドをこなしているところでございます。が、こんなことで怯む拙者ではございません!前回の一宮カントリークラブの次は、関東倶楽部対抗競技でも常に上位にランクインする強豪倶楽部・東千葉カントリークラブに突撃するのでございます!なぜこのゴルフ場を選んだかと申しますと「コース売店にキレイなお姉さん(あくまでも希望でございますが)がいる。そして『村長』ができる!」という理由からでございます。
 
いつぞやM社長が『盛さん、ボクはコース売店に人がいることがゴルフ場ホスピタリティーの原点だと思いますよ。そう、Kカンのリエちゃんのような。ね、そうでしょう!「村長」もステキなスパイスで、実際本当に盛り上がりますよね。ボクはスパイスが効いたゴルフがやっぱり大好きなんだなあ。ね、そうでしょう?』・・・熱弁でございます。よくわかりませんが、きっとM社長は個人的な好みのお話をされているのでございましょう。『ふ~ん、リエちゃんね。ふ~ん、じゃあショーコちゃんやせっちゃんはダメなのかい?少しだけ妙齢になった方々はダメなのかい?え?どうなの?』『いやいや、ボクは一番ワイフが好きですから!何をさておきマイワイフでございます!』そんなことを聞いているわけではないのですが・・・M社長、しどろもどろでございます。(笑)
 
さて、そんなこんなで第2回目の会場東千葉カントリークラブには、前回から「探検隊」という変なものを結成したS君、I君、Dちゃんの爆弾3銃士がと思っておりましたら・・・Dちゃんが不慮の事件にて欠場。タイミングが前日だったため、いまさら人材を補強することなどできず3バッグでの探検隊と相成りました。I君からは5時半ごろメールをいただき「6時15分には到着します!」と力強いメッセージが。そして拙者も6時半には到着。すぐさま2回レストランに集結した探検隊は、朝の重要なミーティングに勤しむのでございました。今回のミッションは「スタッフが常駐するコース売店を堪能する」でございますので、当然のことながら「村長」はお約束でございます。果たしてキレイなお姉さんがいるという噂は本当なのでございましょうか?
 
この日は朝からキャディのOさんに『あら目土さん、時々いらしてるでしょ。(行ってないんですけど笑)見たことあるわよ!』と言われ『フルバックでいいんでしょ?』S君もI君も若い飛ばし屋ですので『あ、それでお願いします。親方もそれでいいに決まってます。』ここ東千葉カントリークラブ東コースのフルバックは、全長7181ヤード。ミドルはほとんどが400ヤード超え。中には468ヤードなんていうホールもございます。『届かねえ。2打では絶対に届かねえ。』齢65歳の拙者には甚だ厳しいプレー環境でございます。しかし見栄を張らせたら日本で1、2を争う拙者でございます。『おうよ!ヤローども、フルバックは最高だぜ!』1番ミドルホールはティーショットがヘロヘロ球、続くセカンドは右ラフから上手に打って花道に。アプローチが偶然うまくいってナイスパー。しかし、S君にベタピンバーディーを決められ早くもマイナス40点でございます。続く2番のショートはチョロが炸裂!ティーグランド前の小さな池に「バッシャーン!」『前にドロップしますか?』とOさんが申されましたので『いや、武士は常日頃から己に厳しくなくてはなりません。再度打ち直します。あ、Iちゃんコロンしたらごめんよ!』無責任発言の後、グリーンエッジに。必死で寄せてコロンを回避でございました。
 
そんなこんなで迎えた6番「村長ホール」ではまずS君がうますぎる(笑)ファーストパットにて50センチに。拙者のボギーパットはまだ2メートル半ほど。『これを寄せたらこの世の終わり。ビシッと打って入れる。必ず入れるのだ!』ビシッ!カッコーン!『それでは発表いたします。初代村長さんはS君!さあさ、キャディさんにもステキなものを振舞いましょうね。そしてワシらはグフフフ。』売店に入りますと冷たいおしぼりが拙者たちの前に恭しく供され『お疲れ様。どうぞゆっくりしていってくださいね。』優しいお姉さんがお出迎えしてくださるのでございました。さすが!M社長の言う通り、これぞホスピタリティーでございました。しかし9番ホールにまいりました際『盛さん、ここはレストラン前の村長でしょう。飲み物を全部持つ村長ということでお願いします。』はい、皆様方のご想像通り『ヤローども!飲め!なんでも飲め!』拙者が2代目村長でございました。
 
前半は前のパーティーが少々ゆっくりで『う~ん、こりゃいかんなあ。』と思っていたら、キャディのOさんが『目土さん、後半はあの組の前に行けるようにしておきました。』なんという素敵なご配慮!東千葉、なかなかやりますぞ!
 
後半に入りますと、非常にスムーズな進行でスイスイのラウンドでございます。さらに6番村長ホールではI君が3代目の村長になり、めでたく3人が1度ずつの就任となるのでございました。これこそ我が国民主主義の原点「三権分立」でございましょうな。めでたし。めでたし。と、そんな呑気なことを考えておりましたら次のショートホールでブッシュからチョロをした挙句のコロンちゃん。2ホールを残してすでに12オーバー。必死での49回。前半の45回と合わせまして都合94回という大惨敗。やはり老人には「それなりのティーインググラウンド」が必要だと痛感いたした次第です。
 
しかし、有人のコース売店はやはり最高だということを身をもって体験してまいりました。会員権価格も30万円ほど。名変料70万円。年会費も3万円とリーズナブルな東千葉カントリークラブ。ステキな売店スタッフの方々や『あら~!目土さん久しぶり~!元気なの?今度ゴルフ一緒に行きましょうよ!』とお声がけくださったキャディのJさん(久しぶりにお会いしました。びっくりしましたぞ!)などフツーというより最高のゴルフ場でございましたぞ!東金自動車道東金インターを出てすぐ。拙者、オススメのゴルフ場でございます。
 
キャディさんがいて、売店スタッフさんがいる。そんな昔気質のゴルフ場はM社長と想いを同じくして「最高!」でございました。次回第3回もそのような稀有なゴルフ場を探訪して参ろうと思います。次回の予告は9月に入りましたら掲載します。どうぞお楽しみに!