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ゴルフレッスンについて思うこと あれよあれよとチャンピオン

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今月加賀屋ゴルフ300万ラウンドコンペに始めて参加しました。
花屋のオッチャンには「そんなんで良くブログ書けるね」とチクリ。

内容は10ホールフェアウェーをキープするなどドライバーは好調。
ところが傾斜地からのショットで池ポチャ2発と、京カンの罠にまんまとハマリました。
終わってみれば18番で谷に2発をぶち込んだ花屋のオッチャンに、辛くも勝利です。

危惧された京カンのコンディションは予想に反して最高でしたね。
コンペの内容も、前田社長の朝のお出迎えから始まり目土さんと前田社長ダブル司会の表彰式まで気持ちの良い、至れり尽くせりでした。

さて、今回はゴルフのレッスンについて書いてみます。
レッスンにもいろいろあります。
練習場で行われるレッスン、インドアのゴルフスタジオで行われるレッスン、有名プロによるプレミアムレッスン、上級者であるアマチュアが初心者のアマチュアに教えるレッスン

プロのレッスンはプロの持つ資格・レッスン内容・時間設定などにより、バリエーションがあるのです。

ところで皆さんはゴルフレッスンを受けたことがあります?
日本人ゴルファーでプロのレッスン(継続的なもの)を過去に受けたことがある割合の統計データはありませんが、まっちゃんの聞き取り調査では男性で約1割、女性は5割以上でしょうか。
男性は非常に少ないです。

日本人のメンタリティーとゴルフレッスンはミスマッチなようです。
まっちゃんの周りのゴルファーでよく悩んでいる話を聞きますが、「レッスン受けてみれば?」と勧めると「もう少し上手くなってからね」とビックリな回答がかえってきます。

ゴルフレッスンアレルギーの理由としては
(A) 上手いゴルファーが受けるもの
→本当は初心者ほど効果がある。
(B) お金持ちがやること
→無駄なボールを打つより、レッスンフィーを払ったほうが早く上達して安上がり。
(C) 人に見られるのが恥ずかしい
→ゴルフは人に見られてナンボです。皆最初は下手で当たり前。
(D) お金を使って結果がでるか不安
→レッスン当初はかえってスコアを落とす事もあり、最低半年は我慢。
(E) レッスンプロはなんだか怖い
  →厳しい世界を戦い抜いてきたプロは一般の人とは雰囲気が違って当たり前。 
こんなところでしょうか。

まっちゃんが学生の頃アルバイトをしていたゴルフショップの鳥かごで、店長の岩瀬プロが1時間5千円でレッスンをしていたので、自分にはこんなアレルギーはありません。
現在も西新井の練習場で車崎プロのレッスンをタイミングが合えば受けています。

ゴルフの技術はプロの方にお金を払って得るものだと考えています。
プロの方々はそこに至るまでにたくさんの時間と費用を使っているので、我々アマチュアに技術指導をする際に対価を得るのはあたりまえです。

アマチュアが自分一人で技術を習得しようとすると、時間もかかるしどんどん自己流になり下手の上塗りをするはめに。

プロの指導を受けたほうが、時間とお金をより効率良く使ってゴルフが上達できます。
しかし日本人はどうも積極的にレッスンを受けたがらないので、プロの仕事が少ない。
その為に現在レッスンを受けている人の、個々のレッスンフィーが高くなります。
全体の仕事が少ない為、副業をしなければ食っていけないプロがいるのは大変残念です。

しかし最近いい傾向もあります。
女性とジュニアゴルファーです。

石川遼や宮里藍の出現により、ゴルフはファッショナブルで魅力的なスポーツに変わってきました。
女性や子供達はレッスンに対する変なアレルギーはありません。
どんどん技術を習得し、素晴らしいスイングでゴルフを楽しんでいます。

さて問題のレッスンの内容にですが、一言で言えば「プロによって教え方が全然違う。」ということです。

ゴルフにはいろいろな流派があります。
この辺は宗教に似ていますね。
キリスト教も仏教も人間の生きる道を指し示している事には違いがないのに、教義が異なります。
ゴルフの先生方もつきつめれば同じような動きをしろと言っているのに、流派によってそこに到達するまでの経路が違ってきます。

アマチュアに正しい動きを教える時に
(A) ひたすら正しい動きをなぞってくれる先生
(B) 練習器具を使ったドリルでスイングを作る先生
(C) 良いイメージを伝えて、個性を尊重しながら教える先生。
(D) 解析技術を利用してスイングを分析し、理想のスイングを講義と実践で教える先生
この4通りでしょうか。

当然師事したプロのレッスンを信じて続けていれば、生徒は先生のゴルフスタイルに近づいていきます。
私のかつての師匠岩瀬プロは(C)に入り、現在の師匠車崎プロは(B)のタイプです。

一番多いのは(A)のタイプで生徒としては丁寧に教えて貰っている気分がします。女性にはもってこいですね。

(B)のタイプはドリル中心となるので、結構ハードです。普通のフルスイングの球打ちは少ないので、それがストレスになる人には向きません。目標のある競技志向のゴルファーにお勧め。

(C)のタイプは職人気質の先生が多いので、相性がよければ一生ついて行くつもりで取り組むと良いでしょう。社長ゴルファーにお勧めです。

(D)のタイプは最近スクールを中心に増加しています。時間に余裕がある方に良いでしょう。

ゴルフレッスンはとにかく一人の先生に師事し、その先生を信じることです。

最近アマチュアゴルファーのスロープレーが問題になっていますが、初心者のゴルフ教習をしっかりやればかなり軽減できるのではないでしょうか。
それには練習場やゴルフ場ではプロは絶えず巡回して、初心者や悩んでいる人に気軽に無料指導をどんどんするべきだと思います。
アレルギーが軽減されて、プロとの距離が近づきます。
そしてその内容が気に入れば、そのプロの生徒になりレッスンフィーを払う。
プロは技術と共にゴルフのマナーを生徒に教える。

こうしていくと諸悪の根源であるアマチュアがアマチュアに自己流ゴルフを伝授して、マナーも技術も未熟な状態でゴルフ場に連れて行く事が減るでしょう。

ゴルフ場では皆がいいショットを打ち、スムーズにラウンド2時間が理想ですよね。
これからゴルフを始める人も、一人で練習しているキャリアのある人も、一度ゴルフレッスンを考えてみたらいかがでしょうか。

ところでまっちゃんは現在、宿敵花屋のオッチャンに3連勝中。
この勢いで来月の総武カントリー理事長杯予選にチャレンジし、マッチプレーをやりたいですね。