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ゴルフとタバコ あれよあれよとチャンピオン

2月に入り東京でも雪が積もり、まっちゃんはクラブの代わりにスコップを振り回していまーす。
春のゴルフシーズン開幕を心待ちにしている今日この頃ですが、今回のテーマは「ゴルフとタバコ」についてです。

みなさんは愛煙家ですか?それとも嫌煙家?
ゴルファーとタバコは歴史的にも深い繋がりがあるようですが、最近はどうなんでしょう。
ちなみに私もライバル花屋のオッチャンもタバコを吸いません。
前田社長は禁煙に成功され、食欲旺盛になられ・・・



第一部 プロゴルファーとタバコ

ジャンボ尾崎に代表される愛煙家のプロゴルファーは多いです。
ちなみに私の二人の師匠である岩瀬プロも車崎プロも凄いヘビースモーカーです。
丸山茂樹プロはアメリカに行って禁煙に成功されたようですが、プレーリズムが狂ったとか。

ゴルフは上手に間を取れるほうが良いので、タバコを吸う人には上手な人が多いようです。
新緑のコースでタバコを吸うのはさぞ気持ちいい事でしょう。
またコースで叩いちゃった後でも、タバコを吸って気分転換しているのを見るとチョット羨ましい部分もあります。

しかし近年では石川遼の影響もあり、いろいろな世代の方がゴルフ中継を見るので、ジャンボ尾崎以外のプロがタバコを吸っているシーンが中継されると視聴者からクレームが入るそうです。
ちなみにほとんどのコースはティーグランド以外での喫煙は禁止されているので、当然プロでもフェアウェーでタバコを吸うのはマナー違反となります。

プロが競技の最中にタバコを吸うスポーツは唯一ゴルフ位なのですが、考えてみるとゴルフって特殊なスポーツですよね。



第二部 ゴルフ練習場とタバコ

練習場は通常打席には灰皿が備え付けられています。
つまり喫煙天国です。
となりに女性や子供がボールを打っていても、お構いなしにタバコをふかします。
ちなみに風向きが悪いとスイング中に煙が直撃する時がありますが、そんな状態でボールを打ってもいいことがないのでまっちゃんの場合は火が消えるまでじっと我慢です。

一番困るのはタバコを吸っては5球程度打ち、またタバコを吸うのを繰り返す人。
残念ながらこんな人の隣になった時は、場所を変えるしかありません。
もし文句を言ったらおそらく「喫煙可能な場所でタバコを吸ってなにが悪い」と逆ギレされるのがおちです。

しかし最近になって待望?の禁煙打席がある練習場が出現しました。
私が行っている練習場では唯一アコーディアゴルフ柏です。
両サイドに追いやられてはいますが、花屋のオッチャンの左打席よりは数も多いですよ。

ほとんどの練習場は現在も喫煙ゴルファー天国でございます。



第三部 ゴルフ場とタバコ

ゴルフ場の芝の上ではティーグランドと茶店以外は喫煙できなくなっています。
ちなみに乗用カートは灰皿がついてはいますが、ティーグランドで喫煙が可能なだけで移動中は喫煙禁止です。(ほとんどのゴルファーは勘違いで灰皿が付いているので移動中も喫煙可能と思っていますが)
カートの灰皿は全面禁煙の飛行機に灰皿の設置が義務付けられているのと全く同じ理由で、ティーグランドから動き出す際にタバコを消すためだけに設置されているものです。
余談ですが先日、出発する飛行機に灰皿が用意されてなかった為にフライトが遅れるという珍報道がありました。
飛行機でも間違ってタバコに火をつけてしまった方の火を消すためだけに灰皿の設置が義務付けられています。

フェアウェーやラフにタバコの吸殻が落ちている事がありますが、ゴルファーとしては大変残念です。
これを見た他のプレーヤーが不快なのは勿論、冬場であれば火災の原因にもなります。
これも余談ですが30年以上前に大学で私が所属していた同好会のお隣のお遊びサークルが、タバコの不始末でゴルフ場火災を起こし、学生ゴルファーがゴルフ場から締め出されるという事件がありました。
その当時たまたま関東学生連盟の連盟委員長をしていたのが師匠の岩瀬プロで、全国のゴルフコースに謝罪行脚をしたそうです。
謝罪が受け入れられた時には師匠の体重は40キロ台まで落ちたそうです・・・・。

ティーグランドでの喫煙は許可されていますが、風向きによっては自分がアドレスに入った時に後ろで喫煙してる方の煙が直撃する時があります。
この時ばかりはさすがにタバコの火を消すように懇願します。
仲間内でK・Tさんあたりが吸ってた場合は「消せよ」で済みますが、たまたま組み合わせた初対面の方の場合はそこからギクシャクするのが残念です。
アドレスに入ったら音を立てないのは勿論、煙もたてないのがマナーかなと私は考えています。
ちなみに花屋のオッチャンは昔まっちゃんに負けているとき、よく物音を立ててくれました。
最近通用しなくなったので減りましたが、昔の彼がスモーカーだったら私に煙攻撃をしたでしょうね。



第四部 食堂とタバコ

ゴルフ場に行って楽しみなのがコースの食堂でのランチタイムですが、この場所もアコーディア系を筆頭に前面禁煙のコースが増えてきました。
最低でも分煙になっているコースがほとんどでしょう。
しかし分煙といっても仕切りがある訳ではないので、隣の席からはバンバン煙が来ちゃいますけどね。

分煙の場合困るのが、たまたま組み合わせた方々の場合はどっちに座るか迷う点です。
全員無煙の場合は当然禁煙席です。
一人でもコースで喫煙されていた方がいる場合はその方に確認が必要ですが、こちらから「どちらに座りますか?」と声を掛けると「僕は吸わないから禁煙でいいですよね」と聞こえるので、わざとその方に先に座って貰うのがノーリスクです。
そうすると逆に気を使って禁煙席に座る方もいれば、喫煙席にまっしぐらの方もいます。
大抵4人で歩いて食堂に入った場合は一人でも喫煙者がいればなんとなく喫煙席に行くのが普通ですかね。

ゴルフの食堂は、以前は煙幕がはられていました。
この煙の中で食べるご飯はイマイチです。
あまり鼻呼吸をしたくないので舌のみで味わうと、濃い味しかわからなくなります。

会員制ゴルフ場でイマイチメニューがあれば当然メンバーからのオーダーはなくなりますし、悪い評判がシェフに伝わります。
そしてそのメニューは無くなるか、改良が加えられるはずです。
しかし不思議な事に、現実にはイマイチメニューが数多く残されています。

以前は煙幕の中で文字どおり、料理の味が煙にまかれていたからでは?
近年完全禁煙のコースが増えると、イマイチなものがはっきりとわかります。
しかもそんな料理が一般の食堂の1.5倍以上の値段になっているのはビックリです。

アルバカレーが650円程度なのに、コースのカレーはサラダが付いて1200円程度です。
アルバカレーと良くて同等の味のカレーでこの価格差です。
カレーは味に差が出づらいので誤魔化しもきくが、他のイマイチ料理を高値で販売しているゴルフ場はどうなんでしょうか。
そのような料理を放置してきたメンバーはタバコの煙で味覚が鈍っていたか、イマイチと感じてはいるが改善させることを諦めているのかどちらかです。

今まででまっちゃんが行ったコースで料理が美味しかったのは、東筑波と嵐山です。
東筑波はステーキとテンプラがセットになったパワーランチに代表される、ボリュームと味を兼ね備えた最高の食事を提供してくれます。
仕入れもシェフの裁量で厳選したものを買うことが出来るそうです。
嵐山は洋食が美味いとメンバーのKさんが教えてくれましたが、まさに銀座の高級洋食店の味です。

この二つのコースは食事だけでなくコースのグレードも高いので、会員権がかなりお買い得なコースと言えます。
こんなコースのメンバーになりたいのが普通ですよね。



第五部 結び

ゴルフにおけるタバコは非常にナイスなアイテムです。
ちなみに私は練習中に休憩を取るのを忘れて打ち続けます。
すると車崎プロから「タバコを吸わない人は休憩を取るのが下手だ。休憩を取ることによって筋肉に動きがメモリーされるんだ」と注意されます。
またショートホールで前の組が詰まっている時に、イライラするのをタバコで解消できるのも最高だと思います。

タバコを嗜むゴルファーは、マナーがグッドで格好良い紳士であって欲しいですね。