45歳アンパンマンのゴルフ再入門

2006年5月


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    2006年 05月 02日 セベバレステロスGC with GolfYouWorld

ゴルフユウワールドの染野店長とセベGCをラウンドしてきた。

ずっと以前からセべを何度もラウンドしている染野店長だが、コースレイアウトが面白く全く飽きることがなく、セベなら何時でも行きたい、とのことで、お店がお休みの日に合わせてラウンドにお付き合いいただくことになった。

例によって5時起きでETC早朝割引を目指す。ちょっと早起きすれば大栄ICまで1850円が950円になるし、余裕を持ってコースに到着すればゆっくり練習もできる。特にセベの練習場は非常に充実しているし、メンバーだとアプローチやバンカー練習場は無料だ。
特に、アプローチは全くダメダメ状態なので、もっともっと練習をしなければならないのだが、打ち方そのものに自信が無くなっている。
店長は元研修生。アプローチとパターの打ち方、構え方を教えてもらおう。

8時前にセベの練習場で染野店長と落ち合い、軽く練習をした後、早速、アプローチを教わる。
打ち方そのものは悪くないが、下半身がナヨナヨと動きすぎるようなので、むしろスタンス幅を広げて下半身の動きを封じることが有効とのアドバイス。

また、ソールを滑らせてボールを打つ方法も教えてもらう。
ボール一個分手前からできるだけ地面に平行にヘッドを動かすようなイメージを持つと良いとのことで、実際に球を打たせてもらったが、数回に一回だがきれいに球を掴まえることができ、初めての成功に感激。
この打ち方と感触を忘れないように記憶に刻み込んだ。

パターについても同様に下半身が安定していないのとインパクトができていないとの指摘を受ける。下半身についてはアプローチと同様スタンス幅を広げることによって安定を図る方向でやってみる。インパクトについてはティーを2本ボールの先に挿して、それにフェースを当てる練習によって、きちんとインパクトしてフォローが出るように打つよう教わった。

染野店長はインストラクターの経験もあるとのことで、非常に実践的で判りやすいアドバイスだった。

前日は30度近くまで気温があがり夏日のようだったが、今日に限って天気が思わしくない。往路、幕張付近では本格的な降雨だったがセベ近辺では曇り空ではあるが雨は降っていない状態。何とか一日もってくれると良いのだが・・。

OUTスタートの予定だったが、平日にもかかわらず40組以上入っているとのことで、比較的流れの良さそうなINスタートを薦められ急遽スタートホールを変更。前後とも2サムだったので、非常にスムースなラウンドとなった。

INはゴルフ場の外周を周るように作られており、右が全部OBでかなり浅い。また、レイアウトも池はあまり絡まないものの、ボールの置き場所を常に考えて打っていかないと次打がとんでもなく難しいライになったりする。もちろん、ミスショットには手痛いお仕置きが待っている。

向かい風が強く、つい距離を欲張ってボールを叩きにいくと、右肩がつっこんで左へ引っ掛け気味の球を打ってしまう。また、切り返しのリズムが悪く、上半身からダウンスイングが動く悪い癖が再現して右へのプッシュアウトを連発。打上げのショートでは掬い上げるようなスイングになってロストボール。でも、ピン傍1.5mにパーオンする場面もあったりして、スコアとしては非常に悪いけれど、構え方やスイングを見てもらい講評やアドバイスを受けながらのラウンドはとても楽しく収穫も多い。

染野店長も久しぶりのゴルフということで、あまりショットの調子は良くなかったようだが、ロングアイアンの高く強い弾道はとても素敵。
ボールを打つだけでなく、どこをボールが飛んでいくかをイメージするようにアドバイスを受けたが、なかなかこれは難しい。
でも、イメージだけなら努力すれば何とかなるかもしれないな。

18番のティーに上がるあたりから風が更に強まり雨となった。
長いミドル。アゲンストだとフルバックからはドライバー2回でも届かないという。競技だとこのホールをどう攻略するかで勝負が決まるのだろう。
いつか、そんな場面でプレーをすることができるだろうか。

クラブハウスに入ると同時に雨が激しくなり、昼食時には雷も鳴り響く状況となった。全ての組が一旦プレーを中止。ザァザァと降る雨の中、支配人がレインコートを着こんで様子を見に行き、レストランにいるプレーヤーにプレー再開が遅れることを伝えている。支配人がこうして自らプレーヤーと直接話しに出てくるのは、とても良いことだと思う。



結局、1時間ほどで雨はやみプレー再開。OUTスタートにはずらりとカートが並んでしまった。
前を行く3サムとペースが合わず、毎ホール少し待つことになったのは仕方ないが、傘のお世話になることが無かったのはラッキーだったと思う。

OUTは池絡みのホールが多いが、池そのものよりもコースのどこにボールを置いていくか、自分のショットの距離をきちんと把握しておかないと、戦略を組み立てることすらできない。
ドライバーもスプーンも取りあえず200y以上飛べば距離が出れば出るだけ良いと思っていたが、そういうものでもない。#2ユーティリティも、きちんと打てば210yは飛ぶはずだが、本当にその計算で良いのだろうか。#7FWで200y先のグリーンを本当に狙えるのか、バンカーの手前に刻むには何番を持てば良いのか。
自分のショットにどこまで自信を持っているかが問われている。

アプローチについては、距離感は全く出ていないものの、ある程度フェースに乗った球も出るようになってきた。以前よりもインパクトが弱く、運ぶ感じになったように思ったのでP/Sをやめてピッチングを多用することにより、ある程度距離感を補うことができた。少なくとも打ち方の方向性が見えたのは大きな収穫だった。

パターについても同様でラインがきっちりと出るようになってきつつあり、また、下りでもきちんとインパクトの音が聞こえる打ち方ができるようになって、これも大きな収穫だった。

方法論はある程度教わったので、後は、練習をして自分のものにしていくしかない。

もう一つ。スイングリズムについて染野店長の素振りを見ていると、切り返しからダウンがとてもゆっくりしているのだが、フォローで物凄くヘッドスピードが上がっているのが判る。
加速するスイングとでもいうのだろうか、「インパクトを過ぎてから風切音がする」というのはこういうことだったのか、と初めて理解できたのが印象的だった。
このリズムを真似て打ってみたが、やはり付け焼刃では上手くいくはずもなく、相変わらず打ち急ぎが続いていたが、ラストホールのティーショットで初めて非常に良いリズムでドライバーを打つことができ、正直言って本当に嬉しかった。

また、左足上がりのライで素振りをし、徐々に水平のライにしていくことで、打ち急ぎによる身体の左方向への流れを修正できるというのも、新たに教わった練習法。

「強すぎるインパクト」を修正して「スイングで打つ」ように変えていきたいと思う。
記憶に刻んだリズムを練習で再現し、自分のものにしたいと思う。

スコアはOB6発を含めIN 63 OUT 57のTotal 120

でも、セベはスコアに関係なく、自分のスキルを全部吐き出して、なお「もっと努力しないといけないよ」と励まされているような感じで、本当に面白いコースだと思う。
もっと上手くなって、このコースを攻略したい。真剣にそう思った。
自宅から少し遠いが、メンバーになって、本当に良かったと思う。

ページトップへ   2006年 05月 03日 Seki Golf 002

関ゴルフの短期集中レッスン2回目。

ショットよりもパターの調子が悪い、ということでパターを教わることになった。
パターの指導を受けるのはこれが初めてだ。

まず理論編。

パターはその距離で分類すると、ロング、ミドル、ショートの3種類になる。
このうち、ミドルパットの精度を上げるよりも、ロングパットを必ず寄せることと、ショートパットを確実に沈めることの二つのスキルを磨くことによって、少なくとも47パットという結果からは劇的な改善が得られるはず。
今回はまずロングパットの考え方を学ぶ。

ロングパットは大きく「距離感」と「方向性」に分けて考える。
「距離感」については、歩測などをしてできるだけデジタルに分析する方法もあるが、それよりも自分の持つ距離感=感性によるものの方が大きいため、距離感は「感覚」を磨くしかない。
ただ、自分の持つ距離感を正確にパッティングに反映させるためには技術的なサポートが必要。

まず、打つリズム。
トーナメント用の速いグリーンでは75ビートぐらいのテンポだが、一般アマチュア用では85ビートぐらいのテンポで打つと、打ち損じがあまり無いとのこと。
ちょうど、パターを振り子に見立てて、その往復運動を85ビートに合わせるのだが、今まで自分がやってきたバックスイングの早さよりも、結構早いことに驚いた。でも、これぐらいのリズムで打つと、確かにあまり考える時間も無く「感覚」を優先できるかもしれない。

もう一つは振り子運動を確実に行うこと。バックスイングとフォローを同じだけ、等幅・等速に振る意識を持つことが大切だという。
パターの調子が悪くなってから、インパクト直前で加減をしてみたり、打って終わりという感じになってみたり、確かにフォローが明らかに小さくなっていた。
改めて基本的な打ち方を確認する必要がありそうだ。

「方向性」については、アイズライン(両目でできるライン)をきちんとパッティングライン(ストロークライン)に合わせることが必要。

まず、ボールは両目の真下に置く。
これを確認するにはパターを目のあたりから垂らしてみてボールの真上に来るかどうかをみる。ピン型を使用しているのだが、フェースをラインに平行(横に向ける)にしてシャフトの先端で確認をすると確実だ。

次に、顔を地面と平行にする。
これは、上目づかいや下目づかいにならないようにするということなのだが、実際にやってみるとかなり下目づかいになっていた。頭を高くしようとしていたせいだと思う。

次に、顔の左右の傾きをなくす。
これは両目のラインをストロークラインに合わせるのだから当然のこと。

実際にこれらを確認したら、ラインを保ったまま、ボールとホールの間にゆっくりと視線で何度も往復させることによって、ボールが転がっていくラインをイメージする。ラインが白い線に見える、というのはこのイメージのことを言うのだ。この時、顔を上げてしまうとアイズラインがストロークラインから外れてしまう。顔は地面に向けたままの姿勢で首を回すことによって、あくまでラインは保持している必要がある。

実際に5m程度のパットを何度かやってみたが、方向性については明らかに効果があるようだ。特に、これまではラインを見る時に顔を完全にあげていたので入るはずもなかったということだろう。

あとはスイングリズム。これは自宅でも練習できる項目なので、時間を作って練習したいと思う。

次週、ショートパットを予定。

帰りにジャックにクラウスが練習に関して受けたインタビューの記事をもらった。基本的なことを何度も何度も確認して、毎年スイングを再構築するという内容。
複雑な技術ではなく、まずは基本。そして、毎回基本に返ることの大切さを確認させられる。

ページトップへ    2006年 05月 04日 GW 丸子橋は大賑わい

連休に入り丸子橋練習場は大賑わい。7時過ぎには全ての打席が埋まり待ちが出る状態。
爽やかな風と日の光につつまれて、春という季節を満喫できる気分。
さぁ、練習するぞぉ。

セベでの染野店長のスイングリズムを反芻しながら再現しようとするのだが、どうしても切り返しからダウンの開始あたりがゆっくりしたリズムにできない。
ずっと以前から慣れ親しんだスイングリズムを変えるのは、そう簡単ではないことは理解しているが、本当に難しいものだと改めて思った。

むしろ、エスゴルフで教わっているスイングを忠実になぞる方が、方向性、平均飛距離ともに確実だとも思う。
まずは、何か自分のスイングの基本になるものを確実に固めたい。

#7を飽きもせず、一球一球丁寧にセットアップして打つ。
打つというよりスイングするという感覚に少しずつだがなってきたように思う。
上体に力が入るとリズムが速くなってシャンク気味になる。でも、きれいに入ると本当に良い弾道のちょっとフェード気味の球が出て好感触が手に伝わってくる。

やはり、これを追いかけて行こう。
色々と試すのは、このスイングが固まってからでも遅くはないだろうし、このスイングが固まるまで、ちゃんとエスゴルフの指導を受けよう。

同じ打ち方でドライバーを打つ。
きれいな弾道。方向性もかなり良い。距離はキャリーで250yには届かないが230y程度は計算できると思える。

これでいい、この打ち方を確実に身に付けよう。

丸子橋練習場の芝も緑が濃くなってきた。
5日に予定していた京カンの新入会員親睦コンペは家庭の事情で出場できなくなったが、早朝2時間ぐらいの外出は可能だと思うので、連休中は毎日練習だな。

ページトップへ    2006年 05月 07日 梅里カントリークラブ

リンクス新川崎に隣接する矢上の丘に、もう一つ、ゴルフ練習場がある。
一度、レッスンについてメールで照会を出したのだが対応が遅く、何となくそのままになっていたのだが、週末24時間営業をしているというので行ってみた。
というか、早朝練習に行こうとしたが雨だったので屋外の丸子橋が使えない(営業はしているがずぶ濡れになる)ので、屋根のある練習場に行く必要があったこともある。

21:30から早朝8:30までは打席料が無料で、現金でボール貸し機からボールを出す方式。前夜に電話で問い合わせたところ1球単位でボールを出せるので小銭を用意するように言われたが、実際には100円が最小単位だった。ボール単価は10円。かなり安い設定だと思う。

打席は3階建てで、ワンルームマンションと同じ建築物に打席をしつらえたもので、なかなか面白い構造だと思えた。
山に向かって打つ感じになるので、どうしても打上げの感じがしてしまうのが難点なのか1階打席には馴染めず、比較的開放感のある2階に落ち着いた。
距離的には170yぐらいでネットに当たる感じ。ただ、ボールの高さは最初にきちんとイメージしておかないと、感覚的にうまく計れない。
でも、打席は広めで余裕もあるし、マットもきれいなので数を打つには良い環境だと思う。

連休中にいろんなレッスン書をつまみ読みして、いろんな打ち方を試したせいか、スイングそのものが良く判らなくなってしまった。これはかなり失敗だった。
エスゴルフで教わったことを思い出しながら打ってみるが、イメージが違って上手く打てない。特にスイングリズムが全く判らなくなって、早打ちでシャンクを連発。
一時はどう打つんだっけ、と本当に悩んだが、連続素振りを繰り返すことで身体が何となくリズムを思い出してくれたようで、ラスト30球程度はロングアイアンもFWも含めてきちんと打てたので、これは良いタイミングとばかりにさっさと切り上げた。

8:30になると現金球貸し機が止まり、係員が打席札を配りに来る。でも、8:30前に球を出せば打席料は無料のまま打てるので、かなりお得なシステムに思えた。

ちなみに土日も打ち放題もあって2時間2500円、3階なら2000円。

いろいろ試したい時などは、是非、利用したいと思う。

ページトップへ    2006年 05月 13日 冷たい雨の京カントリー

最高気温の予報は15度。天気予報は当日朝になるに連れて悪い方に転び、弱い雨が続くようなことを伝えている。

同時期に京カントリーに入会した近所のゴルフ仲間3人での久しぶりのラウンド。
いつものように待ち合わせをして京葉道路から富里ICへ、途中、ミニストップで一休みしてから京カントリーへと向かった。
前回来た時よりも緑が格段に濃くなり、池や林との対比が素晴らしい景観となってきている。

レストランで朝食を食べる。
和軽食を初めて食してみたが、量も適量で美味しかかった。¥630は十分納得の値段。洋軽食も結構いけるので、これからはコンビニでお握りをほうばるのはやめて朝軽食にしようと思う。

スタート前に練習場で身体をほぐす。1コイン50球は結構球数もあって、打ち切れずに残していく人も何人か見た。トライバーはまあ何とかなりそうだがアイアンがトップ気味、身体が硬く肩が入らないためリズムが早すぎる感じ。打ち続けると息があがってきて汗が吹き出るが、身体全体が温まるという感じではなく、何となく表面だけが暑くなった感じがする。
ミニストップでお握りを食べ、その上に和軽食をしっかり食べたので、ちょっと食べすぎで消化作業が優先されているようだ。
これは失敗だった。

OUTスタート。
霧雨が降り出したが気になるほどではなく半袖のゴルフシャツだけにしたのだが、ちょっと身体にはきつかったようで、3番では身体全体に力が入りティーショットからトップの連続。
それでも、先日、関ゴルフで教わった構え方やゴルフユーワールドの店長に受けた指導が身に付き始めてきたのか、パターだけは少し改善が目に見えてきたように思う。もう少し、距離感が補正できれば、また自信が取り戻せると思う。

HDCP1の6番ではドライバーがきれいにフェードする打球で距離も十分、第二打#5もナイスショットでパーオン、2パットのパー。7番でもドライバーがナイスショットだったのだが、今度は距離が出すぎで左足前下がりの打ちにくいライまで飛んでしまい当然のようにミスショット。

やはり、京カントリーはセベなどと同様、フェアウェイのライも良く計算した上でボールの置き場所を正確に選んでいく必要があるコースだ。
9番ではいつものように池に遊んでもらう。何度チャレンジしても克服できないホールだが、まだまだチャレンジし続けたい。

身体が冷え切っていたので昼食はタンタン麺を選択、焼酎のお湯割りで中から身体を暖めることにした。
窓の外では雨が本格化しつつある。
でも、雨粒は小さいし風もそんなに強くはないので何とか雨具無しでラウンドできそう、と判断した。

INに入り傘が手放せない状態となるが、あまり詰まるようなこともなく進行はスムース。
12番でクロスバンカーからの第二打を#8で打ちながら方向性が悪くまさかのOBとしてしまったのが残念だった。

雨は時折弱まったりするがコンスタントに降り続き、ズボンが段々と重くなるのを感じる。また、肩から上腕にかけて生地に染み込んだ雨がとても冷たく感じる。

16番で2m程度のパットを打ち切れずに外した。この日初めてインパクトを緩めてしまい、以前と同じような打ち方になってしまう。
これで何かが切れたようで、17番、18番では疲れが表に出てしまい元気が無くなってしまう。
OUT 56、IN 50 TOTAL 106でパット数は37。

風呂につかると全身がこわばっている感じで特に肩がこったような感じでほぐれない。
ラウンジの籐椅子に横たわり、足にバスタオルをかけると、そのまま眠りこけてしまった。
1時間ほどで目が覚めると少し元気が出た感じ。同行の仲間と蕎麦屋で反省会をしてから帰路についた。

帰宅すると安心感も伴ってどっと疲れが出た。特に肩がこわばっている。
冷たい雨に濡れた衣類を何の対策もせずにそのままラウンドするのは、プレー面や体調面からも避けなければならないということだろう。
もう若くはなにのだから。
これからの季節を考えて、ちょっと機能的な雨具を調達しようと思う。

体調面では朝一の準備と上がり3ホールの体力維持が課題。多分、少し減量することも含めて考えなくてはならないだろう。
ドライバーはまずまずになってきたと思うので、次はアイアンを中心にした練習に切替えて行こう。
アプローチは、実際にいろいろな芝の状態での経験が必要だと思う。特にボールが芝に潜っていた時と芝が薄いところの打ち方は明らかに違うし、状況判断と打ち方のバリエーションをもう少し研究する必要があると思う。
これは、コースのアプローチ練習場を使わせてもらうのが一番良いのだが、セベは一人で行くには少し遠いし、京にはアプローチ練習場が無いし、上総モナークに行った時にでもゆっくり練習させてもらおう。

これから会社関係のコンペ等もあって4週間連続のラウンドになる。
少しでも経験面の蓄積ができればと思う。

ページトップへ    2006年 05月 16日 バーチャルゴルフガイド

航空測量写真や現地取材でコースの状態をほぼ完全にシミュレーションできる「バーチャルゴルフガイド」を数ヶ月前から契約している。
これ、本当に良くできていて、実際にコースに行った感じとほぼ同じ場面を再現してくれる優れもの。
例えば、セベのOUT2番の景観など、実際にティーに立って見る景色と本当に同じで、その完成度は驚くほどだ。

これまでは、もっぱらゲーム代わりにプレーを楽しんできたのだが、実際にはゲームモードでショットのブレが少ないのと、ライの計算を自動的にやってくれるので球筋の修正などもホイホイと済んでしまう。何よりミスが圧倒的に少ないので、パープレーだって難しくはないし簡単なコースであればアンダーでも周れる。

ところが、これ、ガイドとして使ってみるとかなり優秀だということが判った。

フェアウエイやグリーンのアンジュレーションが忠実に再現されているので、各ショットの置き場所を事前にきちんと計画することができる。また、2点間の距離測定などもお手の物なので、例えばミスショットした時のクロスバンカーからの距離とか、池までの距離なんてのもきちんと測っておくことができる。それと、自分の各番手の飛距離をシミュレーションして攻略方法を検討することができるため、自分だけのコースガイドを作成するには最適。
実際、コースガイドの印刷も出来て、前述の距離やルートの情報、自分で書き込んだコメントなどを含め、はがき大の大きさに印刷してくれるので、プロがトーナメントで使用しているサイモンメモのように自分で作ったコースガイドを持ち歩いてのプレーができそうだ。

現在、データが公開されているのは全国119コース分。
京カントリーは無いのだが、セベや上総モナークはしっかりデータがある。
現在、マニュアルを見ながらセベのコースガイドを作成している。
想定通りのショットが打てる確率はまだまだ低いけれど、良く出るミスショットも想定して、この場合はどうしようとか、こうなったらボギー狙いとか、考えるだけでも楽しい。
また、フェアウエイの平らなところが各ショットゾーンに必ず一つは設けられているのは、やはり設計者の意図ということなのかとも思う。
もっとも、セベのIIN17番のティーショットはシミュレーションでもなかなか難しそうだが。

コースを堪能するためには、こういった前作業も楽しむことが必要なのかもしれない。

ページトップへ    2006年 05月 20日 初夏の陽気 セベバレステロスGC

会社関係者を同伴してセベバレステロスGCへ行ってきた。

朝7時にお迎えの車が来るという稀に見る厚遇で楽をさせてもらった。

台風1号が温帯低気圧に変化して日本海側を進む関係で降雨の予報が出ていたが、天気の変化が早まったおかげで、一日中良いお天気の中でラウンドすることができた。
もっとも、30度近くまで昇温したため半袖でも汗だく、長袖しか持って来なかった同伴者の一人はゴルフ場で半袖シャツを買うはめになったようだ。また、日焼け対策を全くしていなかったので、赤ら顔になってしまった。

例によって練習場で身体を慣らす。非常に強い風が左からアゲンストにふいていて、アイアンは距離が3番手ぐらい違う感じ。でも、上手くうてたドライバーはわずかに流されるだけでそれなりの距離が出ているのは、やはりスピン量が少ないということなのだろうか。
ただ、雨があがったばかりなのだろう。マットが大量に水を含んでいて、後ろの打席が球を打つ度に水しぶきを浴びてしまうのには閉口した。

9:31INスタート。

初心者が多いので今日は白ティーから。
ティーからの距離がいつもと違うため戸惑うが、スプーンの練習も兼ねて14番まではずっとスプーンや4番アイアンでティーショット。でも、これが案外良くて、きちんと狙ったポジションに球を運ぶことができてショットに自信を持てる結果となった。

コース内は松林にさえぎられるせいか、比較的風を感じない。
でも、打上げの13番ショートはちょうど風の通り道、フォロー気味の風に持っていかれてグリーンオーバー。でも、ここよほど打ち過ぎない限り奥は寛容だ。

15番ロングで初めてドライバーを持ったのだが、左へ一直線にOB。前回もこのホールで2発続けて左へOBを打っているので、どうも自分には立ち方に難点があるホールのようだ。

セベは現在の技量レベルでは絶対に無理をしても許してはくれない。むしろ、ミスショットをしたら一打そのリカバリーに使ってフェアウエイに戻してから次打を考える、というように進めていくことが、現在の技量では大きな怪我をしない最も有効な方法に思える。

15番ロングではOBに舞い上がって、池の横から#7FWでツーオンを狙おうとしたり、ミスショットを取り返そうと無理な狙い方をしたりして完全にショットの調子を崩して自滅。9打を叩いてしまった。
確率の悪いショットにチャレンジするよりも、OBを出す自分の状態を冷静に受け止めて、次に何をケアして打つべきかをきちんと考えていかなければならなかったのだと思う。

それでも、強風の吹く中、アプローチの距離感が比較的良くパットもまずまずで、前半は47で折り返すことができた。

昼食は中華弁当を食す。これ、やはり美味しい。
で、つい生ビールを2杯いただいてしまった。
休憩時間は50分。

午後はスタート直後から前の組に離され気味で、キャディさんに少しせかされながらのラウンド。
OUT 1番では、フェアウェイど真ん中に打ったショットが何故かロストボールになり出鼻をくじかれてしまった。
午前中よりも少し上半身に力が入り、飛ばしてやろう要素が強めに出てきていたようで、その後ずっとドライバーが安定しない状態が続く。左をしっかりとキープすることを意識しながら打つ。

今回はMC700の#4を多用してみたが、右へ出るという意識があるせいか被せ気味にアドレスを取ってしまい、左へ巻く球ばかりになってしまった。こういう意識はコースへ持ち込む前に解決しておかないとコースでの修正はまず無理。

6番は左がずっと池、右には220yぐらいにバンカーがあり、その向こうが林になっている。距離は非常に短いながら、方向性と勇気を試されているようなホール。
スプーンで池の右側、バンカーの左側を狙ってティーショットを打つ。通常の飛距離なら、池は問題にならないはずなのだが、気持ちが池から逃げているのか少し右に構えてしまったようだ。ナイスショットの打球は飛びすぎでバンカーの淵の打ちにくいところに止まり、フェアウェイに戻すのにも苦労する結果になった。
また、パターがまた中途半端にインパクトを調整するような悪い打ち方が再現。インパクトをしっかりと意識するものの、途中でゆるんでしまう。
午前中は何とか出来かけてきたように感じていた自分自身のマネージメントが、何だか完全に崩れてしまったのが残念でならない。

とにかく暑い。
湿度はそれほどでもないのかもしれないが、まだ身体が暑さに慣れていないのだろう、汗が吹き出て止まらない。
でも、久しぶりに太陽の光を身体一杯に浴びて、たまに吹く心地よい風に身を任せると、こんな一日を過ごせることに本当に感謝したい気持ちになった。

8番ショートは完璧なショットでピン横にワンオン、バーディーチャンス。
ところが、これに続いて残る3人も、ほぼワンピンにナイスオン。4人全員がこんなに近くに乗せたのを見たのはこれが初めてだった。
最初に一番遠い下りのパットを決められてしまい、後の3人はほんの少しずつ打ち切れずに揃ってパー。
でも、なかなかお目にかかれない場面だったことは確かだ。

9番はドライバーが良く飛んでフェアウェイの平坦なライからのセカンドを#7FWでナイスショットしたものの、フォローの風に乗ったのか予想よりも距離が出てしまいガードバンカーへ。アゴの高いバンカーだったのでフェースを開いて打ったのだが、思ったよりもはるかに距離が出ず、次のバンカーへ再び入ってしまう。それでも、最後は3mの下りスライスラインを入れて、パターの感覚を取り戻せたのは収穫だった。

OUTは3連続トリプルもあり52、TOTAL 99(36パット)

セベは緑も濃くなりとても芝がキレイな状態だが、このところ降り続いた雨のせいで低いところが若干ぬかるんでショットを難しくしているところもある。グリーンも少し重めなだが転がりはとてもスムースで、下りではスリリングな場面も楽しめる状態になってきているようだ。

今年は五月晴れがあまり無いまま梅雨入りしてしまいそうだが、天候がコースのコンディションに与える影響が懸念される。

風呂に入った後、レストランでちょっと反省会をしてから帰路につく。
途中、浦安近辺で渋滞があったが概ね順調で19時には帰宅することができた。

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バーチャルゴルフガイドの距離測定機能を使って、実際にゴルフ場で打った距離を測定してみる作業を行っている。
これ、自分がイメージしている飛距離と現実の差を客観的に見ることができて結構面白い。

例えば、前回のセベバレステロスGCでの記録や記憶を頼りに(ミスショットは無視して)平均的な飛距離を計測してみると、ドライバーの平均的なキャリーは220y〜240y弱、ランを入れての最大飛距離が250y〜260y程度。ロフト13度のスプーンはキャリーで215y〜225yぐらいで、下手をするとドライバーとあまり差が無い。ところが、200yは飛ぶかも、と思っていた#7FWのフェアウェイからの平均的な飛距離はキャリーで190y前後しか無いようだ。
#5以下のアイアンについては、練習場でのナイスショットよりも10y前後落とした距離をコースでの平均的な飛距離としてクラブ選択を行ってきたが、ほぼイメージと実際の飛距離が合致しているように思えるが。
ただ、#4、#7FW、#2UTなどについては、まだまだ飛距離にバラツキがあるし計算できる状態ではないことが良く判る。

200yは大体#7FWで打っていたが、やはり少し届かないのが当然という状態で、何だかとても納得した。

ただ、200yを打つ機会は結構あるため、実際キャリーで大体200y飛ぶクラブをバックに入れておきたい。
現在、ゲージデザインの#2UTが方向性が出しやすくお気に入りなのだが、アンジュレーションの強いフェアウェイから打つことを考えると#5FWに置き換えた方が確率が良いかもしれない。
でも、京カンを回る時は、ティーショットで200yを打つ方向性の良いクラブが欲しいので、これは#5FWよりも#2UTの方が適しているような気もする。
コース毎にクラブを入れ替えるのもありだろうけれど、そんなプロみたいなことをして本当にちゃんと打てるのか、という気持ちも強い。

あと、#4アイアンは現在SYB MC700にROMBAXを挿したものを使用しているが、何となく右へ出るイメージがあってコースでは被せて構えてしまうようで左へ巻き球を打つ方が多くなってしまった。以前はあまり気にならなかったので、非常に相性の良いクラブだったのだが・・。
CB3003の#4に挿したG009のシャフトはちょっとシビア過ぎて実戦では使えないし、もっと簡単で確実な#4が欲しいところだ。

いずれにしても、バックティから周るのであれば、180y〜210yあたりの距離をきちんと打ち分けられるになりたいものだ。

ページトップへ   2006年 05月 27日 雨の富士ヘルス&カントリー

会社の以前に所属していた部署のコンペに参加した。総勢30名。
6時半に石川台の待ち合わせ場所を出発。環八で用賀に出て東名に乗る。夜半からの雨のせいで遠出をする人が少ないのか道は予想よりはるかにすいていて大井松田経由コースまで1時間半程度。
富士ヘルス&カントリークラブはコースデビューをした富士グリーンヒルの上部にあって、整備も行き届いたきれいなコース。富士スピードウエイを走るレーシングカーの爆音や自衛隊の射爆場から時折響いてくる砲撃の音も何故か懐かしい。
ただ、しとしとと降り続く雨は時折強くなる。ガスが出ないことを祈るばかりだ。

簡単な開会式と始球式の後、OUTからスタート。

身体が硬い状態だし、後ろの組には注目されるし、ちょっと緊張気味だったがトップ気味のドライバーはそれでもフェアウェイ真ん中にそれなりの飛距離。

ところが、次打以降はずっとトップばかり。
上総モナークの面接プレーの時と同じ症状だ。

上体に力が入っていて、全体に身体が固まっており、下半身に意識がいかない状態。症状は分析できるのだけれど対処ができない。力を抜いて振れば良いのだけれど、ボールと対峙すると上手くいかない。
そのうえ、前日に急遽買った雨具はLLLサイズで突っ張り感は全くないが、脇の締まる感じが掴まえられなくて変な感じ。
ドライバーはドラコンを狙えるぐらいの当たりが出ているのだが、ラフに入れると雨の水滴を含んだ芝はなかなか手強く、芝の抵抗に負けると右へふけてしまう。
P/Sが全部トップ気味に入るためグリーン周りで余計な打数をたたくのと、相変わらずアプローチをザックリやったりして苦しむ。
OUTは56で折り返し。パットもあまり良くなくて20を記録していた。

昼食はヒレカツ定食。
このコンペ。シングルぺリアの青天井ハンディというギャンブル色の強いルールなので、時には算出されたハンディが70なんて数値になったりする。でも、そのおかげで初心者や調子の悪い人にも入賞のチャンスはある訳で、前半が悪くても意気消沈しないところは評価できる。逆に、あまりにスティディなゴルフをすると、上位入賞よりはベスグロ狙いになってしまうところはあるが。

INはスタートのドライバーだけは左に引っ掛けたが、ショートホールで力の抜けた良いショットが打ててから、打ち方を思い出したようで、きれいに身体が周るリズムの良いスイングが出来るようになった。特に、#7FWでクラブに任せた本当にベストなスイングができてから俄然調子の波に乗る。
4ホール目でわずかに切れるラインを読みきれずに3パットのボギーとしたが、以降は全部1パット。3m以上あるものも、何となくラインが読めて面白いようにピッタリの距離感で入っていく。
不思議にアプローチのインパクトがきれいに決まるようになり、17番ではチップイン。
最終18番ではドライバーが完璧に飛び、残り70yをP/Sでピン上3mに付け、これを沈めてバーディーフィニッシュ。久しぶりに気持ちの良いゴルフができた。

INはゴルフ再開以来、ハーフの最高スコアの43、パット数13。
そう、パット数って13〜15ぐらいでないといけないんだよなぁ、と昔を思い出した。
TOTALは99、前半の大叩きホールが隠しホールに絡んでいたようで順位は6位となりボールを1ダースゲット。前半のドラコン賞も頂いたうえに握りも久しぶりに勝って、天候は悪かったものの非常に気分の良い一日となったことに感謝したい。

収穫だったのは、コースで力の抜けたショットを打てるようになってきたこと。
これは、多分、精神的なものが大きいのだと思うけれど、クラブと自分のスイングを信じて余計な力を入れなくても大丈夫、という自信のようなものなのだと思う。
でも、多分、来週になれば、この感覚を忘れてしまうかもしれない。でも、繰り返して行くうちに、自分の身に付いたものになるのだろうし、調子の悪い時でも対処の仕方が判ってくるのだろうとも思う。

帰りの高速は厚木まで前後に一台の車も見えない状態で嘘のようにすいている。海老名でメロンパンをお土産に買った休憩を含め用賀まで約1時間強。
東名方面は帰路の渋滞が嫌なのだが、雨にもめげずに出かけたコンペは、こんなプレゼントも用意してくれていたようだ。